イスラエル旅行記

旅行記が完成したので、あとは普通に。、

21.導水橋 A

2006年08月28日 | Weblog
*カイザリア

 バスはさらに北上して導水橋に向かいます。ローマ時代にカイザリア市民の飲料水用に使われたものらしく、カルメル山麓の泉から地中海の海岸に沿って、9キロもある高架式の導水橋。おそらくヘロデ王の時代に造られたものであろうと・・・。

 去年の12月に来た時には、地中海の冷たい風に身をさらしながら、私は砂を集め、相沢さんと宮本さんは、波をよけながら無心に貝がらを拾っていたし、津田さんはプロ級の腕で、私たちとは一味違った角度から写真を撮っていました。
 昨年のスケジュールでは、カイザリアが最後だったので、それぞれ旅行中の色々な思いが交錯していたに違いありません。2,000年前の遺跡と、真冬の地中海に漂う夕日があまりに美しく、涙が出そうになって一人群れから離れたのを思い出します。どういう訳か帰国するのが辛くて切なくて・・・。

 今回は見学が始まったばかりで、まだ午前中です。太陽がさんさんと輝いて、コバルトブルーの地中海が、アーチ型からはみ出してきそうです。なにはともあれ、元気いっぱいの私たち。
 バスから海岸までは結構な距離があります。しかもアスファルト混じりの砂地です。降りる前に添乗員の泉さんから、注意がありました。
「ええと、ここはですね、アスファルトの粒が混じっていて、べったり靴に付きますから、バスに戻るときには、それをよ~く落としてください」
 【写真は4度目、5月】

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