そもそも普通の家族ってどんな家族?

うちって、普通の家族だって思っていた。でも、なんか違うことにやっと気づきました。

ようやく寒く、うちも冷え切って。

2015-12-21 09:56:01 | 日記
暖かくて虫が飛んでいたり、蚊に刺されたり、冬なんか来ないんじゃないかと思っていましたが、やっとこさ寒くなったかな?

娘が先日誕生日で、毎年プレゼント何がいい?って聞いてくれてたお父さんが、今年は何も言わないって怒ってて。
あれかな、免許の話あたりから、娘がなんか怒っているな、と感じ取っているからか、あちらが声かけにくいのか。

確かに娘はものすごい怒っている。
末っ子に使うお金は惜しまない、と、誰から見ても明らか。
あの差は何だ!と、怒り心頭で、家に居たくないらしい。
その上免許の話。
何言っちゃってるの?である。

反抗期、がまたやってきたのだと思えばいいけど、ややこしくさせているのは末っ子への溺愛だろうな。
やめろと言ってもやめないし、私が他の子にはフォロー入れるだろうとタカをくくっているみたい。
お父さんから直接構って欲しい所を私任せにされても、溝は埋まらんよ。

怖いことに、「あいつの金だ、使ってやれ」と長男は言い、「あの人の金なんか使いたくない!」と長女は言う。
荒れてるなー。

もう、あいつとかあの人なんて呼ぶようになってしまったよ。クソジジイじゃないだけマシか。

私が、フォローするような事を言ったところで、末っ子への溺愛は、父親がいる時間は否応でも目の当たりにするわけだし、それがなくならない限りはみんな苦しむんだろうな。
私も見ていてつらい。

兄弟間格差は、よくある事なのかもしれないけど、うちの場合はみんながますます屈折していくのがわかるので、なんとか手を打ちたい。

夫は、今までどれだけ話しても、変わる事はない人。
では、変わった方がいいのは私たち。
どう変わればいい?

彼の言い分は、今は時間的にも経済的にも余裕ができたから、子育てに力を尽くせるようになった。という。
それが、末っ子限定にしか見えないのが問題。
ほぼ父親不在だった上三人への埋め合わせは、もうできないと、あきらめているのではないか。

あきらめたら前進なんかない。
悪化する一方だ。
彼らが大人になって、父親を許す事ができたとしても、溝は消えないと思う。
それでもいいのかな。
夫は、そういう風に育てられたからかもしれないし、親と子は、分かり合えなくてもいい、と、思っているのかな。

いびつでもそれもまた人間だけどね。

親を丸ごと好きだ、と言い切れる人なんてそうそういない。
反面教師でもいいんだし。

言うなれば、確かに経済的にお世話になっているから、全く話さないわけにはいかないが、腹立つなら時間を共有しなければいい。

おかしいな、と思う事でも、もうそのまま受け入れた方が実は楽だったりして。
末っ子は今の所は楽しそうだし、まずい傾向がなければ見守ればいい。
上三人は、他に目を向けて、嫌な事を考える時間を減らしてあげればいい。

不満は、たとえどれだけ恵まれていても生まれるものだから、そのへんとどう付き合っていくかだもんな。

ちゃんと構ってくれなかった父親が悪い!と憎んだって、しかたがないし。
そこを我慢しろ、という気はないけど、その気持ちも受け取りつつ、楽しい事に目を向けられるように持っていってあげたいな。