磐田戦の感想

片渕監督の初戦となった磐田戦。
絶対に勝点3が必要な磐田戦。

アルビのスタメンをモバアルで確認。
GK：守田
DF：松原、舞行龍、西村、コルテース
MF：小林、レオ、マサル、成岡
FW：指宿、ラファエル
これって4-4-2だよね。
まさか3バックじゃないよね。

アップ中にアルビ側のピッチ内に強引に水撒きを始める磐田陣営。
怒号が飛び交うアルビG裏。
私のサポ仲間は「そんなことしてまで勝ちたいか（怒）」と声を張り上げる。
私は思わず「勝ちたい。そんなことをしても勝ちたい」と言ってた（笑）

ベンチには「28」「17」「5」のユニが掲げられている。
先にゲームの始まっている名古屋は福岡をリードしている。
もう何が何でも勝つしかない。
自力で勝ち抜いていくしかない。

サイドを入れ替えてキックオフ。

ゲーム開始で4バックを確認して「ああ～、4バックだ。4-4-2だ」と感激し、サポ仲間に「4-4-2ってだけで感激できる」って笑われた。
セカンドボールを取れなくてもボール保持者にプレスかけていく。
やはり慣れ親しん4バックの方がやりやすそうだ。
前へ、前へ、前へと、なりふり構わずにボールを追っていく。
選手全員が必死に走って闘っていたが、小林とマサルの必死さは目を引いた。
特に小林は凄かった。
ボールを失った場面でも猛然とボールを取り返しに行く。
マサルも積極的にゴールに向かってきている。
渾身のシュートは惜しくもGKに弾かれるが、こぼれ玉をラファエルが押し込んでアルビ先制と喜んだがオフサイドの判定。
うん、私にはなんとなくオフサイドに見えた。
だから副審みて旗あげてたんで、喜んでいる周りと裏腹に冷静にオフサイドだよって悲しくつぶやいてた。
でも、コルテースのパス、指宿のキープ、マサルの突進、ラファエルの押し込みと良い連動プレーだった。
惜しかった、実に惜しかった。
優位にゲームを進めるアルビ。
何が何でも点取らなきゃいけないって気持ちはビンビンと伝わってくる。
今までもその気持ちはあったんだろうけど、結果が出なかった。
このゲームでは結実する。
指宿がペナルティエリア付近でなんとかボールキープ。
私は「打てー！」と叫んでいたが、指宿はさっとスルーパス。
そこにはマサルが走りこんできて、ペナルティエリア内で倒されてPK獲得。
ちなみにこのゲーム、「打てー おじさん」になっていた（笑）
うん、そだよねPKだよね。
オフサイドにはなったけどラファエルが押し込んだ場面とちょっと似ていた。
小林のパス、指宿のキープ、マサルの突進。
前へ、前へって意識から獲得したPKだ。
これをレオが落着いて蹴りこんでアルビ先制！



ゴールがスタンドの真下で私は一瞬外したかと見間違えた。
とにかく先制した。
これで有利にゲームを進められる。
前半は無失点で、リードして後半へ。
そうすればサイドを入れ替えたんだから、後半のアルビは力強くオレンジに染められたG裏をバックに闘える。
そんなことを考えていたら、FKから呆気なく失点し、追いつかれた。
またもジェイに決められてしまったか。。。。
録画見たけど、あのヘディングシュートは打たせちゃいけないんだけど、守田も弾くことはできたでしょ。
監督変わってもセットプレーからの失点癖は相変らずだ。。。。。。
失点にはガックリだったが、前へ、縦へ突き進むアルビを見れたのはうれしかった。
後半に期待が持てる。
しかし、アルビは攻めあぐねる。
磐田は引分けでもいいかもしれないが、アルビは勝たなきゃいけない。
山崎、武蔵、野津田を投入。
正直、ラファエル代えちゃうのって疑問だったけど、交代した3選手がそれぞれ奮闘。
アルビが磐田を圧倒。
武蔵はキレキレで惜しいシュートを連発。
山崎も負けじと決定機でシュート打つも決めきれず。。。。
このまま終わってしまうのかと思った。
しかし、最後の最後にボールが前に、縦にと繋がる。
小林の縦パスから、武蔵が左サイドを突破しクロス、そしてゴール前でダイビングヘッド！
これが鮮やかにゴールネットに突き刺さる。
決やった、まった！
アルビG裏は狂喜乱舞、ハイタッチの雨あられ！
決めたの誰？誰？



山崎？山崎なの？山崎がダイビングヘッドだと！！！！！！
恩返しゴールってのは何度も決められてるけど、恩返しゴールを決めたってのはあんまり記憶にない。
これまでのアルビだったら良いクロスが上がっても、シュートを打つアルビ選手が不在だったのよ。
でも、今回は武蔵の上げた絶妙のクロスに山崎が飛んできた！
「フライングギュンギュン」！
あとはロスタイム4分のみ。
ちょっとバタついたけどなんとかしのいで
アルビの勝利。
監督、コーチ陣もG裏にきてみんなでバンザイ。
涙でてきた。
ちょっとほっとした。
そして久々の勝利に浮かれた（笑）