麦の“おかげさまで”

プチ庭のこと、パッチワーク・キルトのことや
 日々の何気ないことを綴っています。

 

歴史をかいまみて(戸定邸へ)

2014-10-29 | 友と・・・

私は当鎌ヶ谷市に住む前、隣の松戸市に13年間住んでいました。
その時にぜひ行ってみたい所がありました。

澄んだ青空のもと、今日2十数年ぶりでそれが実現しました
いつもの 月1の3人 nちゃんとmちゃんと一緒です。
おふたりともずーっとお近くに住みながら
nちゃんは十数年ぶり mちゃんは なんと4十年ぶりなんですって!!
駅から歩10分位の所にあります。

松戸市 戸定(とじょう)邸

                              画像はHPより

明治17年(1884年)に幕府最後の将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武が建設し、
後半生を過ごしたのが戸定邸です。
自然に囲まれたここ戸定邸には慶喜公お気に入りでたびたび訪れ、
趣味の狩猟や写真を楽しまれたということです。
徳川家の住まいが公開されているのは全国でもここだけです。


H21年に天皇皇后両陛下がお出になられた折のお写真もありました。

今日から菊花展が開催されていて、偶然 ラッキーでした。

とにかく邸宅の広い事、部屋が23もあるそうです。
表のスペースは来客用の広々とした部屋に、
迷路のような廊下の奥側は家族と使用人のために余り広い部屋ではないです。
決して華美ではないけれど、どっしりとした邸宅はさすがという感じでした。

こちらの洋風庭園としては、日本で一番初めに造られた由

綺麗に手入れされた芝生の庭は
向うの奥のほうが高くなっていて、奥行きが広く見えるような工夫が・・・

高台にあるので、条件が良ければ 富士山が見えるそうです。
松の木の向う辺り・・・
今日は好天ながら見られず残念!!


欄間には 葵のご紋の葵が彫刻されてます。

菊作り名人にひとしきり栽培の苦労話などの説明をお聴きして
外に出ると、、、

 青空に 十月桜がまぶしく、、

 

 
ビナンカズラ の実のグラデーションが愛らしい

野菊もいっぱい
ほんとうの花の名前あるんでしょうね。。

大きな木に、秋の陽射しに透けてみえる赤い実がきれいでした。
これは 飯桐 ?
邸宅を囲む庭も手入れが行き届いて、散策も気持ちいい~(^^♪

いろんな野の花や草を眺めながら 
最後は 戸定邸歴史館 へ。。

徳川昭武や慶喜の遺品などがたくさん陳列されています。
慶喜が自分の名代として弟の昭武をパリ万博に送り込み
引き続き欧州留学を命じています。
それで培われたのでしょうか。
昭武の当時としてはハイカラな?趣味が興味をそそりました。

 とにかく、水戸藩最後の歴史をかいまみるような
しっとりした気持ちを味わったような気がします。


帰りは駅ビルのレストラン街のお寿司屋さんでランチ。。
相変わらずのおしゃべりが尽きず
カフェに場所を変えて また しばしのおしゃべり。。。^^
お付き合い有難うの楽しい一日でした!!