八重花のどくだみ
友達の庭のそこかしこに
咲いていました。
まるで小さなバラのように愛らしい。
でも独特のあの匂いは確かにどくだみ。
近所の草むらで
詩画家の星野富弘さんは
十字架のようと表現してらっしゃいます。
摘んで挿してみました
星野富弘さんの絵
花に寄せて
星野富弘 作詞
この組曲をはじめてコーラスしたのは
平成元年のこと
以来3回コンサートで歌っていますが
いつも歌いながら涙ぐんでしまいます。
どくだみの詩もありました。
口に絵筆をくわえて
素晴らしい詩画を描き
神に導かれる星野さん
道端のどくだみにも
愛情の目を向け詩っておられます。
星野さんからのメッセージが
ビンビン伝わってきますね。
どくだみ
おまえを大切に
摘んでいく人がいた
臭いといわれ
きらわれ者のおまえだったけれど
道の隅で
歩く人の足許を見上げ
ひっそりと生きていた
いつかおまえを必要とする人が
表れるのを待っていたかのように
おまえの花
白い十字架に似ていた
ところで どくだみ 好きですか?
私は花はいいなと思うけど
やっぱりあの匂いはどうもね。
根深くはびこる点も困るー。