ぱぱノ時間

ぱぱノ再起動。

虹を見たかい?

2007年06月30日 01時53分08秒 | 日常のこと
タイトルセンス、ナッシング・・・。

自宅からの虹は久しぶり。
午後から関東地方は雨でしたが、不意に夕方、日が差し始めて
北ので外を見ると、バルコニー正面に巨大な虹が掛かっていま
した。息子とままを呼んで一緒に眺めた後に、独りで暫く眺め
ていました。
なんか、空を眺める余裕のある時間もいいなぁと思いますが、
余計に生産性の無い生活を1月も過ごすと訛り始めてきます。

やっぱり、何かしら自分の手でしてないとダメなのでしょう。
自分の手で何かして、そこから何かを得る。そういったコミュ
ニケーションが自分には自然な形なのだろうと改めて思います。
やっぱり楽が出来ない性分なのでしょう。結果、楽になるのは
嬉しいですが、その頃にはもう他の事始めちゃってるみたいな。
そんな性格です。きっと。


リハビリ中。

2007年06月27日 23時01分41秒 | 闘病記
血圧と体重のキープが出来てきたので、チョコチョコ
外出を試みます。基本は、買い物なので、現地へは車
で行き、店内もしくはその周辺を徒歩移動する辺りか
ら始めています。
正直、それでは、体を動かした気になれないので、夕
方に自転車で近所を走り調子を見ます。
さすがに体力が落ちつつあるので、やりすぎると結構
しんどくなりますが、食事がおいしく、睡眠も熟睡で
以前のように、数時間単位で目が覚める事も無くなっ
てきました。
どうも、ストレスや過重のかかる運動もよくないらし
く、家ではかなり過保護に扱われています。

私は帰ってきったー!

2007年06月25日 00時38分12秒 | 闘病記
と、絶叫してもよいぐらいですが、相変わらず病人です。

予定より早く3週で退院出来たことは、まずまずです。
何か変わったかと言えば、割と普通に過ごしています。たぶん。
退院当日は、天気が良かったということもあり放置していた愛車の
慣らしを兼ねて、軽くドライブ。
途中、模型屋に本屋にと野放しのアホ犬のごとく欲求を晴らしつつ
車も異常がなさそうだったので、夕方には帰宅。

自宅に戻り、落ち着いたところで血圧を計測すると125/86とかなり
いい数字。
その後も体調に特に変化はなく、落ち着いて過ごせています。
自宅はリラックスできて良いなぁと思いました。
ホント、そう思っていました。しかし、それは入院生活から開放さ
れたという安堵感だけのものではないことに気づきました。

全ては<まま>によって巧みに構成された、<パパ再生プラン>と
も呼べる、計画の下に実行された完全闘病生活の始まりだったので
す。彼女は、直接そんなことは言いませんが、本職である社会福祉
士・ケアマネージャーの知識と入院で得た、主治医、栄養士、書籍
ネットとあらゆる腎不全に対して情報を取り入れ、また私の性格に
体調や悪癖までを踏まえた完全レシピをすでに完成させさせていた
のです。

まさに、基本欲求の1つ食欲に関しては、通常なら複雑に計算しなけ
ればならない献立については品目もさることながら量、味共にこれま
でと殆ど差を感じさせないものをつくり、ちょっとっした間食までを
計算に入れながら満足させるという念の入れよう。
彼女としては「今までとたいして手間は変わらない」といいますが、そ
の裏ではかなりの工夫の跡が伺えます。

私は、このようにして支えてもらいながら生かされているのだと思い
ました。あの念入りなノートとネットの検索履歴を見て複雑な気持ち
になりました。これ以上の贅沢は無いと思います。

そして、彼女の中には、更に幾つか再生プランがあるようですが、そ
れはまた何れ。




明日退院。

2007年06月22日 22時37分09秒 | 闘病記
退院の目処も立ち、昨日は栄養指導を夫婦で受けました。この腎不全と言う病気には、特効薬がないいじょう食品の栄養素や薬物による補助で必要なものを補給し保護するほかありません。最近では特保食材やデリバリー、レトルトなど味や種類も増えているそうです。それは、患者の為だけではなく、介護する側へ配慮でもあります。私の体を維持するためには、一日2000カロリーが必要なのですが、通常に比べ、接種制限のあるものが多く、複雑な分量計算が必要となります。聞いているだけでも食傷気味になってしまう様な内容ですが、ままの持っていた資料には、予め勉強していたらしく、書き込みがびっしりとされていてさらに、元々大食漢な旦那をこの計算内で、どう満足させたら良いだろう?と色々考えていたようで栄養士に一生懸命聞いてくれました。私は、30代で妻に介護を要求せざるを得ない体にりつつあります。それでも彼女は、「生きて行く方法があるから良いじゃない」と前向きに考えてくれます。
これからは、食べるものだけでなく、出来る事も行動範囲、もしかしたら時間さえ限られてしまうかもしれない。苦労ばかり掛けてしまうけど、その分頑張れそうに思います。


意外に多忙?

2007年06月20日 21時08分50秒 | 闘病記
入院生活もまる3週。ここまで来るとそれなり、生活リズムが完成しつつあり、困った事に居心地よくさえ思う。
今日も懲りずに入院モデリングに精を出していたり。お見舞いも1日おき位に誰かしらか来てくれているので気分転換もそれなりにさせて頂いています。日曜日は、ままと息子含め3組み、昨日も仕事も人生も先輩で遊び仲間?のお2人にわざわざ足を運んで頂き、有り難い限りです。更に取引先の方からお花も贈って頂き、病室も華やかになりました。毎度月並みですがありがとうございます。


とりあえず。

2007年06月14日 21時27分48秒 | 闘病記
血液検査で特に変動がなかったので、点滴がはずされ、看護士さんからもご自由にと針を抜いてもらいました。薬が変わり昼間の血圧も下がりつつあります。今日はここ数日の鬱憤を晴らす様にせっせと赤ザクを塗りました。物珍しそうに患者さんや看護士さんがのぞいて行きますが、お構い無しで作業を進めます。夕食後に1時間ほどの脱走(外出)を試みました。そうは言っても、まだ動き回るには体力的な不安もあるので、運び屋隊長にピックアップしてもらう。お陰で大した負荷もなく短時間脱走が出来きました。その後、再び収監され、血圧を測ると予想に反し、今日の最低値を記録。
やっぱりチョットした気分転換もたまには良いのかと思いました。
色々と気にかけてくれる方々が多く、とても励みになります。
ありがとうございます。

実感も無く。

2007年06月13日 22時26分47秒 | 闘病記
たぶん、生命の危機とはそんなものなのでしょう。腎不全と言うのは、かなり厄介で回復の見込みが無いことは分かりました。幸い糖尿病などから来る合併症とは違いました。しかし、それ故に高血圧から来たものか腎障害から来た高血圧なのか不明な部分がまだあります。
私の腎臓自体、本来の10%程度の機能しかなく、これをどのぐらいの期間維持できるかという問題です。具体的には数年、早ければ数カ月が限界だそうです。
そうは言っても、ままと息子を残して先に逝くわけにも行きません。そこで、次の手段として透析か移植となる訳ですが、当面は腹膜透析と言う自分で出来る透析を導入しようと考えています。基本的には透析さえ出来れば延命が出来、かつ、この方法ならば、極力他人に迷惑もかけず、働きながら体の維持が出来るものです。
この病気について主治医グループの医師にマンツーマンでレクチャーを受けているので、色々分かったら更新しようと思います。



検査続く。

2007年06月12日 18時56分11秒 | 闘病記
今日の検査は腎臓に繋がる動脈を見るために体内にチューブを入れる。検査自体が仰々しく10数人のスタッフに囲まれる。処置自体は麻酔により痛みはないが、体内に挿入されたチューブの感触は微かに感じた。それよりも処置中と止血、血管再生のための安静時間中の排泄物用のチューブの方が気になって仕方がなかった。
写真は注入中の点滴。
1メモリ1時間なのでちょっとした時計代わり。中身は浄化用の水との事。