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フクロウの生息する高原・清里より

はてなブログへ引っ越ししました。
https://kiyosatoowl.hatenablog.com/

ネズミ

2020-06-27 16:44:49 | Animals
薄暗い森の中で6cmほどの小さなネズミに会った。
ヒメネズミかアカネズミと思うが、良くわからない。
撮影条件が悪く、手ブレしている(400mm, F5.6, ss1/50秒, ISO6400)
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仔ギツネのきょうだい

2020-04-25 17:25:17 | Animals
静かなGWが始まった。10連休でにぎやかだった昨年とは好対照である。
清里周辺では、登山道、遊歩道、駐車場や観光施設などが閉鎖されている。
地元の人にとっても行動が制限されるのはつらいが、都会からウイルスを持ってくる人々を避けるためには仕方がない。
キツネの巣穴へ行ってみると、2頭の仔ギツネが外に出ていた。
仔ギツネのきょうだいはとても仲良し。
大人になると目つきが悪くなるが、無邪気な仔ギツネはかわいいね。
私の姿を見て、巣穴に戻りかけたが、まだ巣穴には戻りたくなさそう(外出自粛Stay homeは嫌みたい)。
(左側の木の根元に巣穴への出入り口がある。)
また巣穴から出てきちゃった。
この後、グイっと後ろに引っ張られて巣穴に連れ戻された。巣穴に親ギツネがいたようだ。
〇〇知事のような雌ギツネが「Stay homeしなさい!」と言っているのかも。
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巣穴調査:ニホンアナグマの巣穴に来るキツネとハクビシン

2020-04-25 17:15:37 | Animals
先週、キツネの巣穴から20メートルほど離れた場所に新しい巣穴が出現していた。
キツネが引っ越し用の巣穴を作ったのだろうかと思い、巣穴の正面にトレイルカメラを設置して調査した。

5泊6日の調査で、ニホンアナグマが8回、キツネが5回、ハクビシン(?)が2回撮影された。
サプライズのある調査になった。
ニホンアナグマは普通に巣穴を出入りしているので、この巣穴の主であることは間違いない。
4月上旬に調査したニホンアナグマの巣穴からは3km以上離れているので、別家族の巣穴だろう。
https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/1aaf33be40ea26ccba56c6a4395ec435
巣穴を覗くキツネ
巣穴に入ることはなかったが、5回も覗きに来ていた。そのうち3回は、ニホンアナグマが巣穴を出てから1時間以内に来ていた。
明らかにニホンアナグマでもキツネでもない。顔の正面が撮影された映像はなかったが、たぶんハクビシンだろう。
同じ夜に2回やってきて、1回はするすると巣穴に入っていった。

キツネとハクビシンは何をしに来たのだろう?
子育てシーズンは大量の餌が必要なので、ニホンアナグマの子供を狙っているのだろうか?
あるいは巣穴を横取りしようとしているのだろうか?

周囲の30メートルほどを調べると、巣穴が8個ほど確認できた。
典型的なニホンアナグマの巣穴(地下で連結した巣穴)と思われる。
その一部で、キツネが子育てをしている。

1月に調査したニホンアナグマの巣穴は、タヌキが覗きに来ていた。
ニホンアナグマの巣穴の周りはプチ動物園みたいだ。
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巣穴調査:キツネの子育て

2020-04-25 16:44:47 | Animals
キツネの巣穴の前にトレイルカメラを設置して撮影した。
親ギツネが餌(ネズミのように見える)をくわえて巣穴に戻ってきたところ。
2頭のちびっこは、巣穴の周りで元気に駆け回っている(動画をJPEGに変換したもの)。
仔ギツネのきょうだいは、いつも一緒に行動している。
ニホンアナグマが巣穴の前を通り過ぎるところ。
近くにニホンアナグマの巣穴があり、キツネの巣穴もニホンアナグマが作ったものと思われる。
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キツネの巣穴調査

2020-04-18 17:14:25 | Animals
巣穴の横にトレイルカメラを設置して撮影を行った。
キツネ、タヌキ、アナグマの巣穴は外見で区別することができない(アナグマの掘った巣穴をキツネやタヌキが使うこともある)。
巣穴の主を知るには、出入りする動物を調べる必要がある。

5日間撮影したところ、キツネが6回、ニホンジカが2回撮影された。巣穴の主はキツネのようだ。
キツネは昼間に1回、夜間に5回撮影され、ニホンジカは2回とも昼間に撮影された。
巣穴の横を歩くキツネ(右側に巣穴がある)
巣穴の様子
ホンドギツネは、子育てのみに巣穴を利用するという。
少し離れた場所に、新しく作られたばかりの巣穴が出現していたので、引っ越しの準備中かもしれない。
あまり邪魔をしたくないが、子育て中かどうか確認するため、もう少し調査してみる。

この巣穴のほぼ真上でエナガが営巣中である。
巣穴の横を通るニホンジカ
この日(14日)は積雪があった。今年の4月は雪が多い。
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ニホンアナグマの巣穴調査

2020-04-04 18:44:55 | Animals
1月に調査した巣穴と同じ場所で再調査した。
1月にはタヌキが撮影されたので、タヌキの巣穴として報告したが、今回の調査でニホンアナグマの巣穴であることが判明した。

周囲には7~8個ほどの巣穴が確認できる(地下でつながっている可能性がある)。
タヌキは、ニホンアナグマの巣穴の一部を利用していたか、利用できる巣穴を探していたのかもしれない。
ニホンアナグマは冬眠する習性があるので、1月の調査では確認できなかった(タヌキは冬眠しない)。
今は、ちょうどニホンアナグマが冬眠から目覚める時期である。

トレイルカメラを設置して7泊8日の撮影を行った。
ニホンアナグマが7回、キツネが1回撮影された。今回はタヌキは撮影されなかった。
ニホンアナグマの7回のうち2回は夕方の明るい時間に撮影され、5回は夜間に撮影された。
キツネは早朝の明るい時間に撮影された。
この巣穴には、3頭のニホンアナグマが住んでいるようだ。
一頭は、昨年生まれた子供かもしれない。
ニホンアナグマは秋に子別れするが、メスの子を一頭だけ残して、翌年の子育ての手伝いをさせることがあるという。
3頭のニホンアナグマ(使用しているトレイルカメラは、昼間はカラー撮影、夜間は白黒撮影になる)。
右端の個体は巣穴から出るところ。
キツネ
3月30日7:32 
この日は10cmあまりの積雪があった。
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タヌキの溜め糞調査

2020-03-28 19:29:53 | Animals
1月に調査したタヌキの巣穴から、200~300メートルほど離れた場所に、溜め糞がある。
溜め糞の横にトレイルカメラを設置してタヌキの行動を調べてみた。

4泊5日の撮影で、タヌキが7回、キツネが1回写っていた。
撮影されたのは全て夜間である。
溜め糞をくんくんと嗅いでいる(動画をJPEGに変換したもの)。
タヌキが撮影された7回のうち2回は二頭が写っていたが、5回は一頭だけだった。

一晩に2回程度、タヌキが出没することが分かった。
しかし、溜め糞は複数家族が利用することがあるので、撮影されたのが同一個体かどうかは分からない。
撮影された時間帯に規則性はない(23:47, 3:01, 5:13, 19:03, 0:31, 19:02, 22:53)。
溜め糞の様子(少し雪がある)。
キツネは、溜め糞に立ち寄らず、通過しただけだった。
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タヌキの巣穴調査

2020-01-25 12:56:43 | Animals
タヌキの巣穴の横にトレイルカメラを設置して、2週間自動撮影した。
(センサーが動物を感知すると静止画と動画を撮影、昼間はカラー、夜間は白黒撮影)
2週間でカメラが作動したのは4回だったが、2回は何も写っておらず、2回はタヌキ(1回目は2頭、2回目は1頭)が写っていた。
2頭のタヌキ(動画からJPEGへ変換したもの)。
夜間は氷点下になる場所であるが、タヌキは夜行性であり、昼間にセンサーが反応することはなかった。
撮影された時間は、21:30分(気温-6℃)と5:08分(気温-4℃)だった。
一週間に一回程度しか外出しないのだろうか。
2週間前の巣穴の様子
雪はまだ少なかった。巣穴は、北東向きの緩やかな斜面に作られている。
現在は、巣穴の周囲は雪に覆われている。足跡は少なく、巣穴への出入りは頻度が低いことがわかる。
追記:その後(2か月後)の調査でこの巣穴の主は、ニホンアナグマであることが判明した。

2週前に道路沿いにいたタヌキを撮影したが、これは別の場所の別個体である
https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/86bee7981d1da0e003ff184a3a9031f0
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