永続優良企業への「変化と継続」井上経営研究所

中小零細ファミリー企業版『長寿幸せ企業』の実践経営事典2019
なぜあの会社が短期間で無借金会社に生まれ変わったのか?

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経営者のあなた自身を短期間で変えられる!経営改善プログラム【俯瞰塾プレップ】をUPしました

2018年05月30日 | 井上経営研究所からお知らせ

経営改善プログラム【俯瞰塾プレップ】は

永続優良企業【俯瞰塾レギュラー】への登竜門です。 

 1年以内に改善の効果をはっきりさせ、遅くても3年以内に永続優良企業化プログラム【俯瞰塾】入会の経営力を身につけることを目標にしています。

 『経営改善プログラム』は対策案の確立から実行までを短期集中で行う必要がありますが、短期で達成できるかどうかはひとえに経営者の行動力にかかっています。

 STEPごとに課題資料や課題行動(楽なものはひとつもありません。楽に出来る対策案はすでにあなたがやっておられ尚且つ今の状態にあるのですから・・・。)を処理できなければ、新しいSTEPに進むことが出来ず、その期間分『改善プログラム』が遅れることになります。

 『経営改善プログラム(俯瞰塾プレップ)』は『俯瞰塾』などと比べて、直接私が御社をお邪魔する機会が半年ごとに1回(年2回)と少ないために、プログラムの理解や進捗に不利な点は否めません。しかし、苦しく孤独になりがちな経営者が私と度々接することで再建への意欲や気力が維持できるというメリットは訪問診断月以外毎月1回の東京・名古屋・大阪などで行なう会員面談のほかに、毎月1~2回、私と直接相談できる「Video経営診断」の時間を用意しています。

 

 これらをどのように有効に利用するかが「経営改善プログラム」を成功させる大きな鍵になってきます。

「なんとしてもやり遂げるんだ!」という強い決意のある方以外はお申し込みにならないでください!!

詳しくは・・こちらから

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は

2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

 に取り組んでいます。詳しくはそれぞれのサイトをご覧ください。 

  1.「経営救急クリニック」

  2.「長寿幸せ企業への道」

  3.「事業承継・M&A・廃業」

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現代の帝王学(伊藤肇)

2018年05月22日 | 会員専用経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのおすすめ書籍
  ★★★  「現代の帝王学」伊藤肇著 プレジデント社 1979/4

 私が所蔵しているのは1980年11月発行ですのでおよそ1年半の間に25版も重ねている「人の上に立つ物が見に付けていなければならない学問」つまり人間学の部類になる書です。

 井上経営研究所の俯瞰塾会員の皆様には入会時に、「あなたに原理原則を教える師にはなれないが、良き幕賓でありたい」と申し上げています。

 それはこの本の柱「帝王学の三つの柱」

第一の柱:「原理原則を教えてもらう師をもつこと」

第二の柱:「直言してくれる側近をもつこと」

第三の柱:「よき幕賓をもつこと」 p13~

を意識してお話したものです。

 この書は著者の師である安岡正篤が、 蘇洵(老泉)が名相管仲について関して話したことをまとめたものだそうです。

 一流の幕賓たる資格は
 
①「胆識」を持っていること。
「胆識」とは見識に裏付けられた現実処理の能力です。
 
②「浪人的風懐」を持っていること。
孟子が「浪人的風懐」について次のように明快に規定している。
〈仁というもっとも広い住まいに暮らし、礼というもっとも正しい位に立ち、義というもっとも大きな道を堂々と歩く。これこそ大丈夫(おとこ)の中の大丈夫と言われる人物の生き方である。そして自分の志が世に受け入れられれば、その道を行い楽しむ。だが、もし、志が世に受け入れられなければ、独り、自分の正しい道を行っていく。(後略)〉p283~
 
 何年経っても①②には程遠いですが、この方向だけは向いてクライアント様とは向かい合ってるつもりです。

 この書は2009年11月の会員メルマガ「おすすめ書籍」に☆☆☆(再) ■現代の帝王学 伊藤肇 プレジデント社 ¥1,890
と再記載していますが、最初にご紹介した年月は不明です。

  このブログ、「中小零細ファミリー企業版 『長寿幸せ企業』の実践経営事典2018」は井上経営研究所が発信しています。

さらに詳しくお読みになりたい方は井上経営研究所のホームページ「長寿幸せ企業への道」の「井上雅司の経営再建講座」をご覧ください。

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は

2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

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  2.「長寿幸せ企業への道」

  3.「事業承継・M&A・廃業」

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第7章(5)会社を子ども以外に〈譲る〉「親族継承」その② 娘の配偶者に承継する

2018年05月15日 | 第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業

第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業(5)会社を子ども以外に〈譲る〉「親族継承」その② 娘の配偶者に承継する

 ここからは、娘の配偶者に承継する親族内継承を考えてみましょう。

 事業を繋いできた老舗の経営者に息子がいない場合、娘が継ぐのは稀で娘の配偶者に継承するのが一般的でした。その理由は「孫の代に血を繋げる」からです。どんなに理屈で説いても「血を繋ぐ」というのは生物が本能的に欲する天地自然の理です。

 

 「娘の婿があとを継いでくれる」と諸手を上げて喜ぶ前に、相関図などをきちんと作成したのち、配偶者と経営者の権利と期限(出口)について膝を交えて話合うことです。そのうえで、配偶者が社長の「目的地(ビジョン)」と明確な「使命(ミッション)」を持ってもらう必要があります。
 自分も娘婿の配偶者である現経営者が、自分が承継するときはなんの問題なかったからなんとかなると考えるのは早計です。

 

 加えて、およそ3組に1組が離婚する時代ですので、娘婿に事業承継させたのに離婚ということも十分ありえます。経営者でありながら、株も持たせてくれても少数しか持てせてくれず、資産もゼロというのであれば、モチベーションに影響してくることも考えられます。だからといって短絡的に養子縁組をするという考え方はしてはいけません。

 娘婿と義父はお互いに遠慮があって、会話が弾みにくいものです。言いたくても言えないでストレスが溜まってくることもよくあります。だからこそとことん話し合うことが大切です。

 

 みなさんもご経験あるかもしれませんが、親族内で改まって真摯に話をするのは意外と難しいものです。血が濃ければ濃いほどお互いに甘えが出て、言い争いになってしまうことが多いものです。

 

 一般に、父と子とも二人きりで話合いをするのが苦手です。父が子に一歩的に話をして、子供の意見を聞かずに子どもが反発して言い争いになることが多いものです。ひどい場合は会社や家を飛び出してしまうこともあります。
 それを防ぐために、企業承継の場合もどんなに嫌でもとことん話し合って結論を出す必要があります。私のクライアントさんも、父子の会話は幹部など第三者が入ることによってなりたっている場合が多いようです。

 しかし、承継などプライベートな問題の場合は、幹部では力関係を含めて無理が生じます。
 そのためか私のクライアント様からも、私を含めて親子と3人で事業承継について話し合いたいので出席して欲しいという要請をよく頂きます。

 特に、改善・再建プログラムを成功させて、永続優良企業『長寿幸せ企業』を目指している俯瞰塾会員企業の経営者は 約3割が10年以上、半数は5年以上お付き合いいただいているクライアント様です。プライベートなこともよく存じ上げて信頼関係を築いています。

 私がいることで、親から子、子から親ではなく、親から私、子から私へという会話を親子が聴くというパターンが出来上がり、冷静にじっくりと話し合いができるのです。

 特に親族内継承ほどとことん話し合って、それぞれの思いを摺り合わせていくことが重要です。

 次回は「第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業(6)『長寿幸せ企業』の「宗家承継」という考え方」を予定しています

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さらに詳しくお読みになりたい方は井上経営研究所のホームページ「長寿幸せ企業への道」の「井上雅司の経営再建講座」をご覧ください。

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2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

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第7章(4)会社を子ども以外に〈譲る〉「親族継承」その① 一次避難的に配偶者や父母に継承する

2018年05月08日 | 第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業

(4) 会社を子ども以外に 〈譲る〉 「親族継承」 その① 一次避難的に配偶者や父母に継承する

 非相続人の配偶者や父親または母親に継承するのは、年齢的に経営トップとしての体力や精神力からみて現実的でない場合が多いので、火急のケース以外はおすすめできません。

 しかし、親子の順番どおりではなく逆縁の場合もあります。予想もしていない事故や病気で死亡したり、経営者の業務を継続するのが不可能に陥る場合は想定しておかなけれなりません。私自身、20年弱の業務の中で3人の経営者の長逝を経験しました。

 実際に、北関東のクライントで40代の経営者に進行の早いがんが見つかり亡くなられたケースでは、死期を感じられた経営者のご要望で奥様や中高校生の子どもさんたちと自宅のベッドを囲み最後の家族会議を開きました。本人が絞るように最後の思いをお話になり、私が善後策としてのスキームをお話させていただきました。経営再建プログラムがようやく成功し、企業が正常化して一安心のときに見つかった癌でしたので、彼の無念さが伝わって、「この家族は絶対幸せになる(権利ではなく)義務がある」と思い、最後に、「わたしにできることはなんでも、お手伝いさせていただきます」と申し上げたのを記憶しています。幸い配偶者である奥様は優秀な頑張り屋さんで、ずっと事業の中枢におられましたので、現在も無借金企業の社長として活躍されています。

 個人事業である井上経営研究所のコンサル業務は、すべて直接私が対応しています。そのため、クライアント数は多くありません。約3割が10年以上、半数は5年以上お付き合いいただいているクライアント様ですので、プライベートなこともよく存じ上げています。そんな俯瞰塾会員様の中にはご家族で私の自宅を拠点として、和歌山を旅行していただくことも時々あるくらいです。

 経営再建プログラムや経営改善プログラムなど大変な変革を成し遂げられ、さらに俯瞰塾会員としてご一緒に永続優良企業から長寿幸せ企業をめざています。

 そのような関係ですので、経営者の奥様にはご主人が万が一の場合に緊急連絡先としての名刺をお渡ししています。

 このように、わたしを含め経営者の方々もすべていつ事故や病気にあうかもわかりません。

 子どもさんやお孫さんがまだ若年の場合は中継ぎ経営者として配偶者やご両親を検討する必要もありますが、配偶者やご両親が経営にノータッチの場合は、中継ぎ経営もままならない場合があります。
 いずれにしても親族内外、
M&Aを含めて短期間に検討実行する必要があります。また遺留分や相続税の関係で法務や税務の問題も抜きにして考えられませんので、その分野に詳しい専門家に相談されることをお勧めします。

 井上雅司の無料相談でよろしければこちらからどうぞご利用ください。

次回は(5)会社を子ども以外に〈譲る〉「親族継承」その② 娘の配偶者に承継する を予定しています。

  このブログ、「中小零細ファミリー企業版 『長寿幸せ企業』の実践経営事典2018」は井上経営研究所が発信しています。

さらに詳しくお読みになりたい方は井上経営研究所のホームページ「長寿幸せ企業への道」の「井上雅司の経営再建講座」をご覧ください。

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は

2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

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  2.「長寿幸せ企業への道」

  3.「事業承継・M&A・廃業」

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第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業の(3)をアップしました

2018年05月07日 | 井上経営研究所からお知らせ

第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業の

(3)継ぐべきか、継がざるべきか(星野佳道と考えるファミリービジネスマネジメントより)

をホームページ「長寿幸せ企業への道by井上経営研究所」の井上雅司の経営改善講座にアップしました。

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第7章(3)継ぐべきか、継がざるべきか(星野佳道と考えるファミリービジネスマネジメントより)

2018年05月01日 | 第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業

章 経営者人生の終方 「出口戦略」 事業承継・M&Aと廃業

(3)継ぐべきか、継がざるべきか(星野佳道と考えるファミリービジネスマネジメントより)

 ファミリーが築いてきた事業を目の前にして、「継ぐべきか、継がざるべきか」と悩んでいる人が多数いる。また「事業をどう引き継いでいったら良いのか」と考え続けるファミリービジネスの経営者も多くいる。私が講演させていただく機会に、よく聞かれるのはこのテーマである。

「自分には継ぐことのできる家業が目の前にある。家族からも継ぐことを期待されている。でも今の仕事にもやりがいを感じる。どうしたらいいだろうか。どう考えるべきだろうか」

という質問を受ける。尋ねてくる人の業種などはバラバラであり、日本中どこでも同じ質問が出てくる。それだけ大きなテーマであることは間違いない。

そんなとき、私の答えは「継ぐべきだ」である。

製造業であれ、サービス業であれ、農業であれ、その他の分野であっても、地域がどこであっても、もしファミリービジネスとして継ぐことができるものがあるのならば、継ぐべきだし、継いでほしいと思う

 なぜ継ぐべきと考えるようになったのか、そこにはビジネス理論的な側面と人生論的な側面の2つの理由がある。

 ファミリービジネスを継ぐことは「リスクの軽減された起業」

 第1のビジネス理論的な理由は、私はファミリービジネスを継ぐことを「リスクの軽減された起業」と考えているからだ後継者が「継ぐべきか、継がざるべきか」と悩むのは

「父の仕事はかっこ悪い」

「自分が進めたいビジネスと違う」

「同族間の人間関係が嫌で、とても引き継ぐ気持ちになれない」

というケースがよくあるからだ。中には「それならば、自分で起業したい」という人もいる。

 アントレプレナーとして事業を新たに立ち上げるのは、ビジネスパーソンとして究柩の自己実現かもしれない。しかし現実には、大半の新規事業は長続きせずに終わっている。これは経営手法が間違っていたということだけではなく、そもそも新規事業を軌道に乗せることは難易度が高いからだ。

 事業のアイデアが間違っていなくても、市場が狙った通りに存在していても、製品やサービスの質が高くても新しい事業が実際に利益を生み出すまでには相当の時間を要するケースが多い。やりながら学び、-略上の修を繰り返すことも必要だ。

 多くの失敗ケースにおいては、思っていたタイミングで予想していた収益が出なかったということなのであり、事業の発想が間違っていたということでは必ずしもない。つまり思っていた状態になるまでのサバイバルリスクが大きい、ということなのである。

 これに対して、ファミリービジネスは、起業する時のサバイバルリスクを完璧にヘッジしている。現状では全く成長していないかもしれない。かっこ悪いかもしれない。市場のニーズといずれているかもしれない,長期的には衰退ビジネスに見えるかもしれない。それでも長い間リバイバルし きたことは事実であり、おそらく今後もしばらくはサバイバルしていくことは 想できる サバイバルするリスクを<ッジしている起業」と えたときに、これほど恵まれた機会はない。

 一方、ファミリービジネスが抱えている多くの経営課題は、自分で起業しても存在する課題である。いずれにしても、克服しなければいけないという点で変わりない。 

 後継者にしかできない「仕事」がある

 第2の人生論的な理由は、自分に与えられた使命とは何かという論点だ。

 人生とは、やりたいことをやるのが良いのか。それとも、その人だけに求められている役割があるならば、それをやっていくべきなのだろうか。それらが一致していれば素晴らしいが、異なっていることのほうが多い。私は学生時代にアイスホッケーというスポーツを真剣にやっていたことがあるが、チーム事情を考え、やりたいポジションよりも自分にしかできないポジションをやることに役割を感じた。これは社会でも同じかもしれない。自分にしか継ぐことができない事業があるならば、継ぐべきだと私は思う。

 後継者がファミリービジネスを継がないときには、他の会社で働くことになる。しかし他の会社の仕事が「ずっとやりたいこと」だったとしても、それは「あなた」でなくてもできる仕事かもしれない。一方、家業に戻ってそれを継ぐことは、ファミリービジネスの後継者として生まれた「あなた」にしかできない。他の人が「あなた」と同じ役割を果たすことは不可能だ。

再び駅伝に例えると、「あなたにしかつなげないたすきがあるならば、それを引き受け、全力で走り、次につないでいくことはあなたの使命だ」ということだ。「継ぐと決める」ことは、自分の人生に与えられた使命を理解する瞬間に他ならない。

 どうせ継ぐならば、大きくすれば良い。自分が誇りを持てる会社に変えれば良い。成長したときには、自分がやりたかったビジネスを始めれば良い。そして、あなたのファミリービジネスの変革と成長は、日本経済の発展に貢献する堂々たる大事業であることを知ってほしい。 

 

 

 ここまでは、中沢康彦著・日経トップリーダー編 「星野佳道と考えるファミリービジネスマネジメント[1]継ぐべきか、継がざるべきか」 日経BP社 からの抜粋ですが、もう一つは私が言いたいことは

後継者がやりたい仕事は必ず家業とつながる

ということです。

 中小ファミリー企業が『長寿幸せ企業』として生き続けるためには、
第4章『長寿幸せ企業』の取り組みの(5)これから100年間潰れない会社への挑戦「なぜ今老舗の倒産が増加しているのか!?
でお話した「中小零細ファミリー企業が永続企業であるために重要な4つの鉄則」

  1. 自己資本比率50%以上=実質無借金経営

  2. 投資対策=新規事業と人(採用と教育)への投資

  3. 早い段階からの継承対策=後継者対策、相続及び相続税対策・保険対策

  4. 「不易流行」=「本末」の「本」と「末」、「人間学」と「時務学」

が重要です。

 この4つの鉄則の内、2.の「投資」と4.の「流行」に具現化するのが新規事業開発です。

 現在の事業が非常に好調であっても、会社の柱の事業が1本では、やがては衰退期に入りますし、社会的環境などに大きな変化があればたちまち事業が傾いてきます。それを未然に防ぐために、余裕のあるときから、新規事業への継続的な取り組みや投資が欠かせません。
 
無借金優良企業のであっても、変化できないは死を意味します。

 新規事業も、今後は単に新しい業種や商品ではなく、BtoBtoCビジネス、マッチングやプラットフォーム型ビジネス、民間や公共なども絡んだ社会の課題を解決するソーシャルビジネスなど「何屋」では表現できないビジネスがどんどん生まれています。特に今後21世紀中頃まで日本では、少子高齢化空き地空き家問題などを原因とする、新しい「不」が雨後の筍のように増えてくる状況は間違いなく、その生活者の「不」に対応できる会社だけが生き残れるのです。その時、家業承継者である子どもさんが、やりたいと温めてきたことが、新規事業として現実のものとなることは十二分に考えられます。

 やりたいことや好きなことがあるので家業を継ぎたくないという子どもさんのほうが、やりたいことも、好きなこともないので仕方なく実家でも継ぐかと考える子どもさんたちよりはるかに、経営者としての資質があると言えます。

 ぜひとも、親子で徹底的に徹底的に話し合ってみてください。親子で話し合っても、すぐにケンカになって話にならないというかたに、
井上経営研究所では、経営者である親、後継者候補である子どもさんそれぞれからの個別「無料経営相談」の後、「1日経営ドック」で親子お二人と井上雅司の3者面談を設定することも可能です。
また、

  • 実家の事業を継ぐ必要ができたが、何から手を付けたらいよいのかわからない!

  • 後継者に基本的なヒト・モノ・カネについての基本的な経営実学を身につけさせたい!

  • 起業はしたいが倒産などで家族には絶対に迷惑をかけたくないから、経営の基礎を学びたい!

などのための無料の起業・家業承継プログラム「両潤塾」もご興味ありましたらご覧ください。

次回は(4)会社を親族以外に 〈譲る〉 「親族外継承」 を予定しています。

 

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  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

 に取り組んでいます。詳しくはそれぞれのサイトをご覧ください。 

  1.「経営救急クリニック」

  2.「長寿幸せ企業への道」

3.「事業承継・M&A・廃業」


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一人で悩まないでください!

 「心の富」を無くさない限り必ず再起のチャンスがあります。  形のあるものを手放すことが再起への最短距離です。時間が掛かっても迷惑をかけた方々に対して道義的責任を果たせる近道なのです。  「倒産」は犯罪ではありません。  「倒産」という言葉の響きは実態とかけ離れすぎているのです。「倒産」という言葉は一人歩きしすぎています。一般の方は倒産の実態についてあまりに無知すぎるのです。自分自身の世界で倒産を空想しないで下さい。倒産は事業にとっての最後の権利なのです。もがき苦しんでいるあなたを救ってくれる最後の手段なのです。  もちろん私は「倒産」など薦めているわけでは決してありません。 私の仕事は医師と同じく経営危機に陥った会社の検診をし、適切な薬をお渡しし、時には手術を施して健康体にすることです。 しかし病気に末期症状があるように事業にも薬や手術ではどうにもならない状態があります。こうした状況になっても会社や財産を手放そうとしないことが再起へのチャンスさえも失わせることになるのです。  「捨てなければ得られない」 重荷を捨ててみてください。今までのことが嘘のように安寧な生活を得ることができます。貧しくても心の平和や充足感からこそ新しいエネルギーが沸いてくるのです。

井上経営研究所とは

 井上経営研究所は中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。  ホームオフィスは、紀伊半島の最南端から少し北西(大阪寄り)に戻った 南高梅や紀州備長炭で有名な自然に恵まれた「みなべ町」という小さな町にあります。この町から日本全国にクライアント様を持ち、対応させていただいています。私、井上雅司がこの不便な田舎価値を起点にビジネスを展開している理由は、プロフィールをお読み頂ければお分かりいただけると思いますが、私が人生の危機に陥った時、全てを掛けて私を助けてくれた、年老いた両親がいるからです。  また、コンサルタント事務所といっても、総務以外は、すべてのサービス業務やプログラム診断業務はもちろん、経理も、このホームページ作成も、全て私一人で対応させていただいています。  というわけですので、無料相談といえどすべて私が直接責任をもって対応させていただいています。

井上経営研究所代表者のプロフィール

 井上 雅司(いのうえ まさじ) 1951年和歌山県生まれ。 早稲田大学教育学部卒業後日本航空開発株式会社を経てスーパーマケットを創業。20余年の経営の後倒産。自らの経験を踏まえ「倒産から学ぶ『経営実学』」を研究。自分と同じ体験をする人を一人でも少なくしたいの信念のもと「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を目指して、2002年、「経営救急クリニック」井上経営研究所を設立。2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。  さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、優良企業、無借金企業(超優良企業)そして、企業に関わる多くの人が幸せになれる「幸せ企業」にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。  2010年、永続幸せ企業をめざす中小零細ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。 ●企業再生コンサルタント   ●論語指導士(論語教育普及機構認定資格) ●M&Aシニアエキスパート(一般社団法人金融財政事情研究会認定資格) ●事業承継・M&Aエキスパート(同)