アヴェンタドールが無事完成したので、さっそく次のキットに取りかかりました。
大きいのの次は小さいの、ということで、いつもなら今度のキットは1/43ということになるはずですが、今回は1/24が続きます。しかし小さいのという意味ではいつも通り、でもあります。
それはなぜかと言えば、このクルマ、とにかく小さいんですよ。1/24ですが全長52㎜ほどしかありません。普通の1/43キットよりも小さいぞ。
ピールP50、英国マン島のピール・エンジニアリング・カンパニーという会社が1962年から65年まで作っていた1人乗りのマイクロカーです。
世界最小の自動車として知る人ぞ知る存在でしたが、2007年にBBCの「トップギア」という番組で取り上げられて一気に有名になりました。オリジナルのメーカーは1969年に消滅しましたが、別の会社が製造権を取得して、2010年から再生産が始まり、現在も製造されています。新車で買えるんですねコレ。欲しい!
このキットは以前にも紹介しましたが、個人で原型からレジン注型まで一貫して製作しておられるgarage[yuu]さんの製品、というか作品です。とても個人の手作りとは思えないシャープな出来で、ガレージキットと呼んじゃっては失礼なくらい、きちんとしたキットです。去年の静岡ホビーショーの時にお願いして、ホビーフォーラムの時に購入しました。
さてさて、とりあえず全パーツのバリ取りをしてみましたよ。
↑ボディとシャシー。FRPボディの継ぎ目と思われるフランジのところで上下分割になっています。合わせ目がスキマにならないように、丁寧に摺り合わせました。といっても、元々かなりシャキッと出来ているので、擦り合わせも楽々です。上下の位置決め用に、2㎜のプラ丸棒を3カ所に接着しました。
↑外装細部、シャシー、そしてインテリアの小物パーツたち。驚くべきことに、透明パーツも入っている完全フルキットです。ステアリングの細いモールドなんか素晴らしいですよ。
↑まあしかし、気泡はかなりあります。真空脱泡まではしてないと思われるので、これは仕方ありません。
レジンキットの気泡埋めは、いつもポリパテでやっていましたが、今回は新しいパテを導入しました。スジボリ堂謹製「光硬化パテ・ロックレーザー328」です。これ、昨年末にサンプルを頂いたんですが、凄く良いですよ。
トロトロの液体なので、気泡の中に流し込みやすく、UVライトをあてると一瞬で固まり、ペタつきが全く残らない。レジンへの喰い付きも良い。固まったあとはレジンとほとんど変わらない硬さなので、削るのも簡単です。おかげで気泡埋めが楽しい楽しい!
着色されて無いので、ポリパテだと時々起る、クリアーコート後に顔料が上がってきて変色!みたいなアクシデントも、起こりようがありません。もう気泡埋めにポリパテはいらないな。
↑気法や小さな凹み、パーティングのズレによる段差など、すべてロックレーザーで埋めました。
↑足回りはパーツにプラ棒や金属線で足をつけて、ピシッと位置決め出来るようにしました。可愛らしいエンジンとマフラーも再現されています。
↑インテリアは足元のスペースは省略されていますが、完成すればあまり見えないので、そのままいきます。ステアリングとサポートにも金属線を入れて固定しやすくしました。
ワイパーは実車にもあったり無かったりなので、キットには入っていません。プラバン&プラ棒で自作しました。取付けの根元が丸見えなので、もうひと工夫しないとマズいかな。
↑窓ガラスは透明塩ビ板を入れる予定です。ボディの内側にはちゃんとガラスをハメる為の凹みが付いていましたが、凹みが浅く、ガラスがかなり引っ込んだ感じになりそうだったのと、段の幅が小さかったので、開口部の周りをリューターで削り込みました。
こういう小さな細工ってなかなかリューターでやるのは億劫ですよね。2㎜軸のビットだと刃先が跳ねて、思わぬところを削っちゃったりしがちで、私もどーも苦手なんですが、今回はわりと楽に出来ちゃいました。新しいリューターを導入したからです。これまたスジボリ堂謹製「CREATE III」というもの。回転精度がオッソロシク高いので(元々歯科技工用ツールの回転数を落としたものらしいです)芯ブレが全く無く、刃先の跳ねが起こらないんですね。ハンドツール部はあまり重くないので、とても使いやすいです。
実はコレもサンプルを頂きましたが、なかなか使う機会が無くて、紹介が遅くなっちゃいました。…なんか今回はスジボリ堂さんの宣伝みたいになってますが、たとえ頂きものでも、使ってみて良くないと思ったら紹介はしませんよ。お値段は少々張りますが、それだけの価値はありますねコレは。オススメです。
↑ってことで全体を仮組みしてみました。あーなんて可愛いの。ボディカラーは何色にしようかなー。実車は青が多いようですが、赤や白もあるようです。
大きいのの次は小さいの、ということで、いつもなら今度のキットは1/43ということになるはずですが、今回は1/24が続きます。しかし小さいのという意味ではいつも通り、でもあります。
それはなぜかと言えば、このクルマ、とにかく小さいんですよ。1/24ですが全長52㎜ほどしかありません。普通の1/43キットよりも小さいぞ。
ピールP50、英国マン島のピール・エンジニアリング・カンパニーという会社が1962年から65年まで作っていた1人乗りのマイクロカーです。
世界最小の自動車として知る人ぞ知る存在でしたが、2007年にBBCの「トップギア」という番組で取り上げられて一気に有名になりました。オリジナルのメーカーは1969年に消滅しましたが、別の会社が製造権を取得して、2010年から再生産が始まり、現在も製造されています。新車で買えるんですねコレ。欲しい!
このキットは以前にも紹介しましたが、個人で原型からレジン注型まで一貫して製作しておられるgarage[yuu]さんの製品、というか作品です。とても個人の手作りとは思えないシャープな出来で、ガレージキットと呼んじゃっては失礼なくらい、きちんとしたキットです。去年の静岡ホビーショーの時にお願いして、ホビーフォーラムの時に購入しました。
さてさて、とりあえず全パーツのバリ取りをしてみましたよ。
↑ボディとシャシー。FRPボディの継ぎ目と思われるフランジのところで上下分割になっています。合わせ目がスキマにならないように、丁寧に摺り合わせました。といっても、元々かなりシャキッと出来ているので、擦り合わせも楽々です。上下の位置決め用に、2㎜のプラ丸棒を3カ所に接着しました。
↑外装細部、シャシー、そしてインテリアの小物パーツたち。驚くべきことに、透明パーツも入っている完全フルキットです。ステアリングの細いモールドなんか素晴らしいですよ。
↑まあしかし、気泡はかなりあります。真空脱泡まではしてないと思われるので、これは仕方ありません。
レジンキットの気泡埋めは、いつもポリパテでやっていましたが、今回は新しいパテを導入しました。スジボリ堂謹製「光硬化パテ・ロックレーザー328」です。これ、昨年末にサンプルを頂いたんですが、凄く良いですよ。
トロトロの液体なので、気泡の中に流し込みやすく、UVライトをあてると一瞬で固まり、ペタつきが全く残らない。レジンへの喰い付きも良い。固まったあとはレジンとほとんど変わらない硬さなので、削るのも簡単です。おかげで気泡埋めが楽しい楽しい!
着色されて無いので、ポリパテだと時々起る、クリアーコート後に顔料が上がってきて変色!みたいなアクシデントも、起こりようがありません。もう気泡埋めにポリパテはいらないな。
↑気法や小さな凹み、パーティングのズレによる段差など、すべてロックレーザーで埋めました。
↑足回りはパーツにプラ棒や金属線で足をつけて、ピシッと位置決め出来るようにしました。可愛らしいエンジンとマフラーも再現されています。
↑インテリアは足元のスペースは省略されていますが、完成すればあまり見えないので、そのままいきます。ステアリングとサポートにも金属線を入れて固定しやすくしました。
ワイパーは実車にもあったり無かったりなので、キットには入っていません。プラバン&プラ棒で自作しました。取付けの根元が丸見えなので、もうひと工夫しないとマズいかな。
↑窓ガラスは透明塩ビ板を入れる予定です。ボディの内側にはちゃんとガラスをハメる為の凹みが付いていましたが、凹みが浅く、ガラスがかなり引っ込んだ感じになりそうだったのと、段の幅が小さかったので、開口部の周りをリューターで削り込みました。
こういう小さな細工ってなかなかリューターでやるのは億劫ですよね。2㎜軸のビットだと刃先が跳ねて、思わぬところを削っちゃったりしがちで、私もどーも苦手なんですが、今回はわりと楽に出来ちゃいました。新しいリューターを導入したからです。これまたスジボリ堂謹製「CREATE III」というもの。回転精度がオッソロシク高いので(元々歯科技工用ツールの回転数を落としたものらしいです)芯ブレが全く無く、刃先の跳ねが起こらないんですね。ハンドツール部はあまり重くないので、とても使いやすいです。
実はコレもサンプルを頂きましたが、なかなか使う機会が無くて、紹介が遅くなっちゃいました。…なんか今回はスジボリ堂さんの宣伝みたいになってますが、たとえ頂きものでも、使ってみて良くないと思ったら紹介はしませんよ。お値段は少々張りますが、それだけの価値はありますねコレは。オススメです。
↑ってことで全体を仮組みしてみました。あーなんて可愛いの。ボディカラーは何色にしようかなー。実車は青が多いようですが、赤や白もあるようです。
遅ればせながら、アヴェンタドール完成お疲れ様でした。フルオープンの写真を見て一人フリーズしてます。いや、ホントにカッコイイ!衝撃でした!と思ったらピール???これまた衝撃です。全然知らない車を見るとフリーズしますね(笑)未知の車ってまだまだありますが、それをキット化してる方までいらっしゃるとは…世界は広いなぁ…。
結構日が経ちますが、「プラモデラー」購入しました。内容の濃さに圧倒されましたが、自分はお二方の作業環境に影響されてしまいました。まさに仕事場という感じがして、散らかし放題、汚し放題の自分の部屋をなんとかしようと、日曜大工でコツコツと棚やら収納やら作り出してます。来週からは換気扇改塗装ブースに着手します。プラモは全然進みませんが、何か新しいモノを作るのが楽しくて仕方ないです(笑)
ピールは私も「トップギア」を見るまでは知りませんでした。まだまだ世の中には面白いクルマがあるんですよね。お台場のニューイヤーミーティングでは、毎年必ず「こんなクルマあったのか」という1台に出会います。
ホント世界は広いですよね。