くまちゃん。の冷吟閑酔ドールなblog

人形に嵌った人形者の怪しい毎日

江戸東京たてもの園

2006年11月30日 | ミュージアム・アート
どもっ!

天気も良かったので、「江戸東京たてもの園」に行って来ました。
ここは江戸時代後期から昭和初期までの東京各地にあった文化的価値の高い歴史的建造物27棟の復元建造物が建ち並んでいます。

園内には藁葺き屋根の旧家や大正時代の田園調布の家や昭和の看板住宅など三つのエリアの分かれて点在しています。

藁葺き屋根の農家「吉野家」では囲炉裏に火が入り、ボランティアの方が野草園で取れたお茶を振舞ってくれました。
煙いけど暖かいですわ。



建物の内部にはいろいろと家具なんかも置いてあるが、お菊人形ぽいのもあったり・・・当時の物か判らないがちょいと怖い感じ・・・(^^;



高橋是清邸もあって2階の寝室は2・26事件の暗殺の現場だったそうな。
でも移築は一部のようで実際にはもっと広かったらしい。
そんな歴史的建物でも1階は茶房になっていて甘味をガツガツ食っているってのもなんだかねぇ。
と言いつつクリームあんみつを食べていた自分ですが・・・。
解説してくれた人によると、画像のちょうど立っている人のあたりで襲撃にあったようだ。



基本的に各建物に入室は可能です。
装飾家具などには触れてはいけないですが、ソファーとか座りたくなるねぇ。
もちろん座りませんが、天気も良く縁側に座ってポケーっとしていたら眠くなりましたよ。
今時縁側のある家って少ないからこんな癒し空間ってやっぱり必要だよねぇ。




江戸東京たてもの園

【時間】4月~9月:9:30~17:30
    10月~3月:9:30~16:30
【休館日】年末年始(12/28~1/4) 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
【料金】大人400円 
【交通】JR中央線「武蔵小金井駅」からバス5分




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江戸東京たてもの園 その2

2006年11月30日 | ミュージアム・アート


東京の下町風景のエリアもあります。
看板建築の建物が並んでいます。
看板建築とは、関東大震災以降に建てられた装飾付き商店建築の事で、実際に看板や広告などが付いている訳ではい。
銅板やタイル等の装飾が看板のように見えることから名付けれらたとの事だ。
下町の方に行けばまだ街中にも多数点在しているので見る事は出来るが、窓枠がアルミサッシになっていたり外装を修理していたりするので、当時のままのと言うのはそう無いだろう。



ここでは昭和時代の生花店・荒物店・酒屋などが並んでいます。
奥に見えるのが銭湯。
何か物足らないと思ったら煙突が無いのね。
倒れると危ないから無いのか?
この「子宝湯」という足立区千住にあった銭湯だが、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の油屋の作画の参考にしたとのこと、そんなつながりで江戸東京たてもの園のマスコットキャラクターは宮崎氏の製作だそうだ。

そう銭湯と言えば富士山でしょ?ちゃんとありました。
番台には座れなかったが、最近銭湯に行ってなかったからなたまには行ってみたくなりました。



時間が無かったのでさらっと見ただけでしたが、他にも懐かしい感じの建物が多数あります。
時間の止まったテーマパークという趣もあるが、古さの中にも新しい発見があるのでまた遊びにいきたいですね。



都電もあり、他にもバスや上野消防署の望楼もあって消防団にも嬉しいかぎり!?

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