杉原 桂@多摩ガーデンクリニック小児科ブログ

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インフルエンザワクチンQ&A いつから効くの、いつまで効くの?

2007-11-30 | クリニック通信
いつから効くの、いつまで効くの?

抗体価といって、身体の中にできる免疫物質をものさしとして考えた場合.
接種後2週間から効果が現れ、半年ちかく持続するといわれています.

普通は流行が12月から3月くらいに集中していると考えられるので、
10-11月までには接種を終えておきたいところです.
そのため、当院では10月1日からインフルエンザワクチンを接種開始していました.

ところが、今年は10月にインフルエンザの流行が町田市、練馬区などで起こり、驚いています.これを予防するには9月からワクチン接種をはじめる必要があります.
そうなると半年間効くとしたら、2月までなんとか持つでしょうね.


沖縄県では2005,2006と夏にインフルエンザの流行がありました.
インフルエンザウイルスに限らず、最近はウイルスの季節性が崩れてきている印象をうけます.
従来、夏の流行とされていた手足口病も11月にはいって小流行を認めましたし、私たちの生活空間がずいぶんかわってきているせいなのかもしれません.




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