かつての主治医と再会

昨日は立川パレスホテルで鼻アレルギーガイドラインの講演を聴きにいきました．
僕はでかける前からワクワクしていました．というのも、座長の先生がかつての僕の主治医だったからです．

想像しにくいかもしれませんが、僕も小学校にあがる前までは鼻水、中耳炎をしょっちゅう繰り返していました．
母は僕をあちこちの医者につれていきました．そして、ついに口コミで東伏見にある先生の医院を見つけ、４歳頃から６歳ぐらいまで、通い続けた常連になったのだと思います．

待合室で大人たちに混じって座り、子どもでも読める本を探してマンガ（スケバン刑事とかパタリロ！連載されていた女の子用のマンガ雑誌）をみたり、自分でもっていったドラえもんを読んだり．．．

耳鼻科のイスに座り、何種類かの薬をピストルのような器具で鼻に注入され、「ガッコ」という間に鼻から通気．
耳のチェック．帰る前にネブライザー．だいたいのパターンは記憶しているものです．

あれから２０年以上．主治医の先生はお年こそ召されていますが、昔と変わらないエネルギーでいっぱいでした．
この先生に医者になれ、と直接いわれたわけではないのですが、たぶんどこかで影響をひそかに受けていたのでしょう．
僕は自分の原点に再会したようで、感謝の気持ちでいっぱいになることができました．

僕からも、みなさんのお子さんたちに必要なだけの影響を与えてあげられれば、と切に願っています．