ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

橋杭岩の日の出 30数年ぶりの串本(4)

2021-12-15 20:05:06 | PiTaPaより遠くへ

 この道の駅では、20台くらいのいわゆる車中泊組がいました。みんな朝日を拝もうとする人たちかな?夜の冷え込みも厳しくなってきたし、日の出の方角がずいぶん南になって、橋杭岩の向こうからではなく大島から昇ります。日の出を狙うには条件が悪いのでこれくらいの台数なのでしょうが、もう一月も前だと一杯かもしれませんね。しかしやはり寒い。幸い寝袋を二袋持ってきていたので、使っていないほうの寝袋を首周りに巻くように使用するとよく眠れました。午前4時前にトイレまで1往復。気温7℃。見上げると星が大きいこと。オリオン座も星が大きい(星座はこれくらいしかわかりません)。トイレで驚いたのはこの時刻に清掃をしているスタッフがいたこと。ご苦労様です。おかげで私たちは快適に過ごせるのです。

 6時半。気温は4℃台。本州最南端を侮ってはいけません。さぶっ!十分着込んで、カメラを持って出かけます。クルマも増えているし、日の出を待つ人もたくさんになりました。例のホテルに泊まっている人も出てきたのでしょう。なかには、クルマのハッチを開けて、眼前の橋杭岩を眺めながら朝食を摂っている人もいる。

 年賀状用の日の出写真を撮りに来たつもりですが、どうもよろしくない。雲に覆われているわけではありませんが、どんなに頑張っても大島からしか太陽は昇りそうにありません。道の駅エリアだけでなく、国道の歩道にも人がたくさん集まっています。しかし、橋杭岩の日の出鑑賞という点からすればオフシーズンなんでしょうね。岩と岩の間から見える水平線上には、昨日同様に浮舟現象が見えます。

 日の出といっても、水平線から昇るわけではないのでタイムラグがかなりあります。特に橋杭岩のような大きな岩越しの場合、すぐ隣でも日が差したり影だったり。いつが日の出だかよくわからないまま、鑑賞者たちは少しずつ減って、暖かな日差しに包まれた静かな時間に入りました。

(つづく)

 

 


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