昨年カウアイを訪れた時、気が付いたことがあります。
カウアイ在住の方とお会いすると、小学生ぐらいの子供さんが一緒にいるのです。
あれ?今の時間は学校へ行っているのではないのかな?と思い、尋ねたところ
「ホーム・スクーリング」と言われたことが何度かあります。
学校の教材を自宅で親が教えるシステムです。子供達は学校へ通う必要がなくなります。
そんな訳で、フラダンスのレッスンには必ずホームスクーリングの子供も来ています。
外で遊ぶ時も、交通事故などの心配もないので、それぞれ木に登ったりして遊んでいます。息子と一緒にカウアイで出会ったK君も、そんなお子さんです。おおよそ一年後に再会した息子とK君はとても仲が良く、一緒に木登りをしたり、キャッチボールをしたりして遊びます。
「何故、学校に行かせないの?」と尋ねたところ「公立校は先生が良くない」「麻薬の心配がある」「友人関係が不安」「小学生の勉強なら親でも教えられる」などいろいろなお答えを聞くことができました。有名なアインシュタイン博士も学校になじめず、母親が教えていたということは聞いたことがあります。
日本でこのホーム・スクーリングを採用したら一体どのくらいの方が利用するでしょうか?
子供の教育は学校にお任せ、その間に母親は仕事というパターンが定着している日本では、毎日子供が親と一緒にいるのは無理なような気がします。
でも、ちょっと考えてみると、カウアイで出会ったホーム・スクーリングの子供達は、いつ勉強しているのかなと思うところがありますが、大自然の中でのびのびと暮らし、K君を見ていても、好きなスポーツを充分できる環境にあるので、ただできるだけではなく、周囲との調和を保つ技を小さいながらも身に付けているような気がします。
教育ってなんだろうと改めて考えさせられるのでした。
カウアイ在住の方とお会いすると、小学生ぐらいの子供さんが一緒にいるのです。
あれ?今の時間は学校へ行っているのではないのかな?と思い、尋ねたところ
「ホーム・スクーリング」と言われたことが何度かあります。
学校の教材を自宅で親が教えるシステムです。子供達は学校へ通う必要がなくなります。
そんな訳で、フラダンスのレッスンには必ずホームスクーリングの子供も来ています。
外で遊ぶ時も、交通事故などの心配もないので、それぞれ木に登ったりして遊んでいます。息子と一緒にカウアイで出会ったK君も、そんなお子さんです。おおよそ一年後に再会した息子とK君はとても仲が良く、一緒に木登りをしたり、キャッチボールをしたりして遊びます。
「何故、学校に行かせないの?」と尋ねたところ「公立校は先生が良くない」「麻薬の心配がある」「友人関係が不安」「小学生の勉強なら親でも教えられる」などいろいろなお答えを聞くことができました。有名なアインシュタイン博士も学校になじめず、母親が教えていたということは聞いたことがあります。
日本でこのホーム・スクーリングを採用したら一体どのくらいの方が利用するでしょうか?
子供の教育は学校にお任せ、その間に母親は仕事というパターンが定着している日本では、毎日子供が親と一緒にいるのは無理なような気がします。
でも、ちょっと考えてみると、カウアイで出会ったホーム・スクーリングの子供達は、いつ勉強しているのかなと思うところがありますが、大自然の中でのびのびと暮らし、K君を見ていても、好きなスポーツを充分できる環境にあるので、ただできるだけではなく、周囲との調和を保つ技を小さいながらも身に付けているような気がします。
教育ってなんだろうと改めて考えさせられるのでした。
友達と学ぶことで身につくこともあります。
だけどそういう環境が苦手なこどももいます。
その子に合った方法を選択できるようになれば余計なストレスが無くなりますね。
こどもが成長していく間、どんな時にも守ってくれる大人が必要です。
その子その子のペースで成長していくようにサポートしていきたいものです。
今の教育、受験勉強に合格した子供達が、はたして幸せかどうか私は分かりません。
たとえ、どのような環境におかれてもサポートしてくれる人がいれば、子供は安心して育ってくれるかなと思います。
読んでいて感動してしまいました。
その分、麻薬が心配とかっていう、深刻な事情があるのでしょうが。
うちの子供は喘息がひどくて、風邪をひくと喘息発作が誘発され、命を何度も落としかけ、医者には「まずは発作を起こさないこと、それには風邪を絶対にひかせない」といわれました。
それをするには、健康状態がどうなのかわからない他人が一人でもいる店や学校などには、絶対に入れない。空気中のウイルスの濃度がかなり濃いという理由で外と違い感染しやすいんです。そんな中、学校の年齢になり、本当に困りました。
結局学校側に合わせてたら命にかかわると頑張り、毎日通学しましたが、外で先生や友達とコミュニケーションをとって、一人帰ってきてからうちで自宅学習をする。
そんな生活を中学までずっと続けました。
もちろん通学もいつ発作かわからないので、私がついて行きましたし、外でやる授業は出られるので、私もずっと校庭で見ていました。なので、家外両方子供とずっと一緒にいてサポートできた、日本では珍しいケースかもしれません。
事情を知らない友人とかには、「そんな生活をしてたら変な人になる」と言われたりして落ち込みましたが、なんのなんの、親ばかかもしれませんが、思いやりのあるいたって常識的な人間に育っております。友達もたくさんいますし、もちろん勉強もしっかりやって大学にも入りました。
前例が無いだけにかなり苦労し、日本の教育のいろいろな面を知ることとなりましたが、今となってはすべてそれを糧とすることが出来たと思っています。