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ハワイのお話

ボルケーノで見かけた花(ハワイ島)

2005-10-28 | 植物
何年か前から我が家の花壇に、種が飛んできて、植えたわけではないけれど、ピンク色の小さな花を咲かせる植物が住んでいます。通りがかりの方は、「とてもかわいい花ですね」と言われます。私も雑草として、根から抜いてしまうのは簡単ですが、少しずつ増えていく上に、植えてある植物のじゃまをするわけではないので、そのままにして、楽しんでいます。
今年の夏ハワイ島のボルケーノを歩いていたら、この可憐なピンクの花を咲かせる植物を見かけました。ハワイの固有種ではないのは確かですが、ハワイ島の溶岩地帯と日本の家の庭先と、まったく異なる環境で、同じように咲いている花を見ました。
自宅の近くでもこの花を見ると、ボルケーノを思い出します。
この花はなんという名前なのかしら?と思っています。

Hula tree

2005-09-19 | 植物
カララウ展望台からプウ オウ キラ展望台へ歩いていく途中、葉っぱがいろいろな方向を向いていて、風が吹くと、まるでダンスをしているように見える木を見つけました。フラ ツリーと呼ばれているそうです。

ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン3

2005-07-25 | 植物
アラートン・ガーデンの中に、このガーデンの創立者ロバート・アラートンの家が、住んでいたそのままの状態で保存されています。この屋敷の裏にはクィーン・エマの別荘(小さな家)が建っています。当時は山の上のほうに立っていたクィーン・エマの家をこのラワイ湾に面した場所に移動したそうです。アラートン家に住んで、管理されているNTBGのメンバーであるリックさんのお話では、この家は、クィーン・エマのソウイング・ハウスとして使われていたそうです(縫い物など家事をする家という意味だと思います)本宅はもっと大きくハワイアン・スタイルだったそうです。
幸運にも、このアラートン・ハウスで夕食を頂くことができました。休みの日には必ずオペラを聴いていたアラートンは帽子のコレクターでもありました。世界中を旅行して集めた骨董品が沢山飾られていました。日本通でもあった様子が分かります。
家に入るとオペラの音楽が流れ、アラートンが未だにそこで生活しているような気がしました。

NTBG(http://www.ntbg.org/)はアラートン・ガーデンを創ったロバート・アラートンが積極的に働きかけ、1964年設立した個人基金の非営利団体です。彼の死後ジョン・グレッグ・アラートンがNTBGの開発を引き継ぎ、現在に至っています。美しいガーデンを永遠に保ち、ガーデンの場を人々の憩いの場として、又研究、教育の場として残して欲しいと言う彼らの意思が設立のきっかけになりました。

ガーデンは大自然の中で大切に育てられている植物と太陽の光、カウアイの赤土、風、雨、などの地球の四大元素が作り出した芸術と言えます。木々の間から差し込んでくる光、風の演奏や鳥の鳴き声、熱帯植物の香りがすばらしいハーモニーをかもしだしてくれます。人間も自然の一部なのだということを実感しながら、のんびりと歩くのは忘れていた時間のゆっくりした流れを思い出させてくれます。

ナショナル トロピカル ボタニカル ガーデン2

2005-06-13 | 植物
ナーサリの中では小さなポットに溶岩石と一緒に植えられた種は、スプリンクラーで水を浴び、すくすくと育っていました。ワイメア・キャニオンのような涼しい気候の中で育つ植物は、常時クーラーで室温が涼しく保たれていました。種を育てる時、土ではなく溶岩石(Black cinder)を使うのは、バクテリアがいないからだそうです。微生物が植物にとって不可欠だと思っていたので、驚きましたが、ここは植物の病院だから、クリーンに保たないといけないそうです。

今、植物に限らず、鳥も、固有種の絶滅の危機に瀕しています。
固有種は気の遠くなるほどの歳月を経て、その土地、風土に合ったDNAを持っています。そうした固有種から得る知恵は時代を超えて、現代の私達にもたらしてくれます。(続く)

ナショナル トロピカル ボタニカル ガーデン(カウアイの国立熱帯植物園)1

2005-06-10 | 植物
カウアイ島の南ポイプの近くに、アラートンガーデンとマックブライドガーデンが隣接してあります。この二つのガーデンはナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(NTBG)です。NTBGはアラートン・ガーデンを創ったロバート・アラートンが積極的に働きかけ、1964年設立した個人基金の非営利団体です。彼の死後ジョン・グレッグ・アラートンがNTBGの開発を引き継ぎ、現在に至っています。美しいガーデンを永遠に保ち、ガーデンの場を人々の憩いの場として、又研究、教育の場として残して欲しいと言う彼らの意思が設立のきっかけになりました。

NTBGはその活動のひとつとして、絶滅に瀕している希少なハワイ固有種を中心として、熱帯・亜熱帯種、他の種を採取し育て、研究、保存、野生の生息地に戻しています。その活動から種の「ノアの箱舟」とも言われています。

「種のノアの箱舟」であるナーサリーでは毎週月曜日はボランティアの方々が、種を採取したり、ポットに植えたり、とお手伝いにやってきます。その中の一人のご婦人は、かつてアラートン家のガーデナーだった日系人の奥様でした。亡くなった後も、こうしてボランティアとしてお仕事をされている姿に、このガーデンの奥の深さを感じさせられました。皆さん陽気で、土いじりが好きな方ばかり、和気藹々と、楽しまれていました。(続く)

NONIノニ

2005-06-03 | 植物
ノニは健康食品のノニジュースで名前を知っている人も多いと思いますが、ハワイではいろいろな所で、このノニの木を見ます。ハワイ島の溶岩の上にも、オヒアとノニの木が生えていたのを見て、生命力の強さを感じました。いろいろな聖地、ヘイアウなどを訪れると必ずと言ってよいほど、ティーの木とノニが生えています。ハワイアンのプアナニさんも、ノニの実を見つけると、とっていました。ジュースにして飲むと身体に良いと言っていました。乳癌の手術をしたプアナニさんはノニとココナッツ・ジュースは身体に良いので、必ず飲んでいるそうです。
数年前、母が高血圧、糖尿病を患っていた時、フミさんにノニジュースを頂き、飲んでいたところ、すっかり良くなりました。それ以来、ノニジュースは時々飲むようにしています。ハワイ滞在中は、必ず飲みます。
アトピーにも良いよいとあり、拾った実を皮膚につけようとして、あまりの臭さにギブアップしたこともあります。熟した実はかなり強烈です。
ノニジュースはEMに似ているような気がします。抗酸化物質が血液をサラサラにするのではないかなと思います。万能薬とは言えませんが、日々飲んでいると身体に良さそうな気がします。
今まではオーガニック・ショップでノニジュースを購入していました。今回、カウアイ島のマックブライド・ガーデンのガーデナーのシドロさんの農園にあるノニジュースを飲みました。癖がなくて飲みやすく、フルーティでした。それまでノニの実を捨てていたそうですが、フミさんの勧めでジュースを作り始めたそうです。シドロさんの野菜はパワーがあって、とても美味しく、ノニも大地の恵みを吸って、美味しくできていました。カウアイ島でノニジュースを飲んでみたい方はフミさんに連絡してみて下さい。ジュースは約1リットル瓶に入って15ドルです。

Alulaアルラ

2005-05-31 | 植物
アルラはハワイ固有種の植物です。リマフリ・ガーデンで見ることができますが、マックブライド・ガーデンのナーサリーでは、このアルラを育てています。今から20年以上前、絶滅危機寸前のハワイ固有種、アルラを見つけたナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのスタッフが断崖絶壁の山を、命綱で降りていき、、手で受粉をし、種を採取してきました。この番組を見た記憶があるので、アルラを初めて見たとき、あの時の植物だ!と感激しました。
今回ナーサリーを見学したら、そこでアルラの赤ちゃんが育っていました。あの時、勇気あるスタッフが種を持ち帰らなかったら、今頃アルラはなかったでしょう。
レイデイにカウアイ博物館へ行ったら、アルラが植木鉢に入れられて、売っていました。もし、ハワイに住んでいたら、このアルラを庭に植えたいなとひそかに思うのでした。愛嬌があって、とてもかわいらしい形です。

カウアイのトレイル イリアウトレイル

2005-05-09 | 植物
カウアイはトレッキングの楽しい所。早起きして、朝日が上るのを眺めながら、ワイメアキャニオンを目指してドライブしました。ククイ・トレイルと同じ地点から、イリアウトレイルという20分ほどの簡単なトレイルがあります。植物に詳しいフミさんから、今がちょうど時期だから行ってみたらと勧められました。
あたり一面イリアウが沢山。でも、少し早すぎたのかな。中には花が咲き終わって枯れていたのもありますが、これから花が咲きそうなイリアウがいっぱいありました。
場所はマイル8を過ぎたあたり。道端に車を駐車します。
ワイメアキャニオンの手前になります。
山の空気は涼しくて、気持ちが良く、こんな広々とした場所に息子と二人。
ヤッホー!と何度も叫んでいた息子の気持ちが良く分かります。


緑の香り

2005-04-26 | 植物
今日は夕べ降った雨で木々の新緑がみずみずしく、自転車で移動中の私も、木々の香りを感じることができました。長年知っていて、なじんだ香りです。日本は植物が繊細な香りがします。こんな時、カウアイのシャワーの後をついつい思い出してしまいます。大地からの力強い香りと植物の芳香。一雨降った後の自然の美しさに思いをはせてしまいます。

もうすぐカウアイへ行けると思うと、元気が出ます。息子は喘息とアトピーの持病を持っています。今の時期は皮膚がとてもひどい状態です。薬を塗れば直るけれど、強い薬は使いたくないので、症状は悪化しています。ただれが全身に広がっていますが、ハワイで海に入り、風にふかれていると皮膚のただれが乾燥して、よくなってきます。ハワイの自然は息子の身体にとっても、即効薬になります。

大好きな土地は必ず身体も健康にしてくれるように思います。今日は日本の木々の香りを感じ、気持ちよさを感じながらも、カウアイの自然の力強さを思い出してしまいました。

カウアイのフラワーエッセンス

2004-11-22 | 植物
ハワイの植物が大好きなので、前回の旅行で、カウアイフラワーエッセンスを購入しました。効用よりも好きな花だからエンジェルトランペットのエッセンスを買ってきました。パパイヤ・ナチュラル・フードのお店はフラワーエッセンス、アロマ・オイルなど種類も豊富で楽しいお店です。ここで売っているシャンプーや石鹸も天然素材のティーツリー、ラベンダー、ヘンプなどで気持ちが良い。そしてデリもオーガニック素材のサラダが充実して、美味しいです。

今回はそのカウアイのフラワーエッセンスを作っているケンさんにリーディングをしていただき、今の私にピッタリのエッセンスを作ってもらってきました。リーディング+ボトルで55ドル。キラウエアにあるケンさんの大邸宅は最高のロケーションで、庭にあるヘイアウでホリーウオーターを使いエッセンスが作られます。詳細はリンクにある「ミノリのカウアイ日記」をご覧くださいませ。さて、私のエッセンスはrain treeモンキーポットのエッセンスでした!今年に入ってオーストラリアをはじめ世界中からこのエッセンスの注文が増えているとの事。時代の変わり目に今までの思い込みのパターンや恐怖心を手放す効果があるそうです。その効果は・・・目に見えて変化はないけれど、よく眠れるようになった気がします。