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ハワイのお話

Vacation rental

2005-01-28 | 観光
ハワイでの滞在はVacation Rentalsを利用しています。管理会社を通して借りたり、個人のオーナーから直接借りたりしています。いつもインターネットを駆使して、良さそうなところを絞り、値段と照らし合わせながら考えていますが、これがとても楽しい時です。時には失敗することもあります。数年前借りたカウアイのプリンスビルのコンドは雨漏りがして、ひどい状態でした。「日本から楽しみに休暇を過ごしに来たのに、ひどすぎます」と文句を言ったところ、値引きしてくれました。たとえ選択を間違えたとしても、ハワイでの滞在は文句なしに楽しいので、ラッキーでした。
同じ場所でも、管理会社によって値段に幅があります。高いから管理がしっかりしているというわけではないようです。また、レンタル目的の家やコンドミニアムはキッチンの備品も必要最低限しかおいていなしし、なんとなくがらんとしていて、つまらないです。やはり年に数ヶ月はオーナーが滞在しているような部屋は、必要なものが何でもそろっていて温かみがあるなと思っています。
vacation rentalsは、ホテルの部屋の料金と変わらずに4人で一軒借りることができます。写真の家はマカデミアナッツファームに建つヒロの豪邸ですが数年前、200ドルぐらいで借りました。敷地内には小川が流れ、門から家まで車で数分かかります。こんなすばらしい豪邸を見つける楽しみもあります。(現在はレンタルしていません)

ただ、vacation rentalを借りる場合、注意するのは料金の支払いでクレジットカードが使えない場合です。個人から家を借りる場合に多いようです。レンタルする時は必ずSecurity depositを500ドルくらい払います。家に損害を与えていないと全額返ってきますが、カードが使えない場合、アメリカの銀行の小切手で返金されます。アメリカに銀行口座があったり、CITIBANKに口座があればいいのですが、日本の銀行口座に振り込んでもらうには、手数料が高く、換金に数ヶ月かかり、一苦労します。
このSecurity Depositですが、今まで一度も払ったことはありません。本当にひどい場合だけ支払うようです。日本人はきれいに使うので貸す方も安心している気がします。

今年の夏のハワイ島の宿もようやく予約が終わりました。さすがに安くて泊まってみたい所は、8ヶ月前で、すでに予約済みなのには驚きました。ハワイ島好きのHさんもすでに年末の宿の予約を入れたそうです。皆さん出足が早いです。年々衰えることなく加速しているハワイ熱は、やはりヒーリング・リトリートアイランドだからでしょうか。

ニイハウ出身

2005-01-25 | 文化
カウアイのマックブライド・ガーデンはガーデンというよりもナーサリーと呼んだ方がピッタリするかもしれません。ここではカウアイの固有種を大事に育て、絶滅しないよう、研究者の方々が育てています。1時間に1本運行しているトラムに乗って、潮吹き穴近くのビジターセンターを出発します。私達は、このガーデンでお仕事をしている友人とランチを食べようと、コロアのダリデリでサンドイッチを買って、時間に合わせて乗り込みました。Native Plantsの場所でおろしてくださいと頼んでいたのですが、運転手のハワイアン(Kanaka maoli)の男性は、うっかり忘れてしまいました。時間になったのに、私達が到着しないので、心配していた友人にその事を話すと、彼はニイハウ出身だと言うことを教えてくれました。帰りのトラムも同じ男性だったので、「ニイハウ出身なんですか?」「IZもニイハウ出身だったけれど、知っていますか?」と尋ねました。
「彼は僕のいとこだよ。苗字が同じでしょ」確かに、なんとなく似ています。
「かれはハワイアンルネッサンスのヒーローでしたね。」「お墓はどこにあるのですか?」
「海に散骨したんだよ」などど話してくれました。
ハワイアン・ミュージックを聞き始めた時、まさに魂をゆすぶるような音楽に出会い、それがIZの曲でした。
ニイハウ島はハワイアン(Kanaka maoli)が昔ながらの生活を保っている島で、その場所は守られており、私達は立ち入ることができませんが、いつかヘリコプターで立ち入りを許されている場所だけでもニイハウ島を訪れてみたいなと思っています。カウアイでは思いがけないところで、出会いがあります。ニイハウはマックブライド・ガーデンと似ているなと思いました。

リマフリガーデン

2005-01-21 | 観光
カウアイ島の北、ケエビーチ近くにあるリマフリガーデンはお気に入りの場所です。このガーデンから眺める風景はカウアイの歴史と自然を感じることができます。セルフガイドツアーですが、ここでいただく日本語ガイドツアー本は一見の価値あるもので、カウアイ好き、ハワイ好きにはたまらないでしょう。何度か訪れて、何故この場所が大好きなのかなと思うと、おそらくマカナマウンテンの魅力だなと最近分かりました。このマカナマウンテンはセルフガイドツアーの本にも書かれていますが、石になったメネフネがいたり、フラスクールのお話があったりして、聖山だと私は感じています。11月の旅行で、息子が歩き回っていた時、大好きなマカナマウンテンの写真を撮りました。これはキングコングみたいですね!確かキングコングの撮影はこの山ではないと思うのですが。私達にはキングコングに見えてしまいます。
アフプアア地形で、このキングコングの山に守られて暮らしていた人々のことが偲ばれます。
ここではアフプアア・マップとキングカメハメハ学校発行の「Ahupua'a」の本が置いてあります。

ハワイのトレッキング

2005-01-10 | 観光
都会に暮らしているせいか、自然と触れ合う事が好きです。日本でも休みの日は、山歩きや湧き水、温泉を訪ね歩いています。ただ夫も私も蛇が苦手なので、山歩きをしていて蛇に出合うと固まってしまいます。ハワイは幸い蛇がいないので、夏の間滞在中は、ここぞとばかりに茂みの中も気にせずトレッキングを楽しんでいます。蛇はいないけれど大きなさそりはいるそうですが、未だに見たことがありません。蛇のいないハワイのトレッキングは最高です!

ハワイでのトレッキングのガイドブックは英語の「Ultimate Guidebook」が詳しく載っていますが、ここに載ってしまった為、近隣の住民が観光客が頻繁に訪れるようになり、迷惑している所もあるようです。穴場的な風光明媚な場所を紹介してくれるガイドブックと、そこに暮らしている人々との意識の違いがあるのを感じます。ただ、ハワイでは聖地と言われるところはガイドツアー禁止の法律があります。これはそこに暮らしている人々の生活を守る上で、とてもよい法律だと思いますが、ハワイが好きになるとそうした場所への憧れがあり、訪れたくなってしまいます。

ハワイでのトレッキングの魅力はなんと言っても、植物だと思います。日本でのトレッキングと大きく違うのは、これらの植物の香りです。とても心を和ませてくれます。カウアイ島ではカララウトレイルをハナカピアイ・ビーチまで歩くことをお勧めします。たくさんのラウハラ(タコの木)ナパリコーストを眺めながら、冬ならクジラも見ることができます。もうひとつポイプのハイアットリージェンシーからスタートするコースも好きです。ここの海岸線は大昔、この島にたどり着いた人々が作り上げたヘイアウを見ることができます。
ハワイ島のトレッキングも大好きです。溶岩台地の若い活動的なエネルギーを感じます。ただ、トレッキングは溶岩台地が多く、カウアイ島のような植物の香りを感じることは少ないです。ハマクアコースト、プナあたりはその点で、カウアイに似ているかもしれません。それでも何故か惹かれるハワイ島です。一番好きな場所はプナの溶岩樹林公園です。ヒイラベ滝へのトレッキングも思い出に残っていますが、行くまでとても大変でした。

ハワイを訪れたら、是非車を降りて歩くことをお勧めします。