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ハワイのお話

Alulaアルラ

2005-05-31 | 植物
アルラはハワイ固有種の植物です。リマフリ・ガーデンで見ることができますが、マックブライド・ガーデンのナーサリーでは、このアルラを育てています。今から20年以上前、絶滅危機寸前のハワイ固有種、アルラを見つけたナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのスタッフが断崖絶壁の山を、命綱で降りていき、、手で受粉をし、種を採取してきました。この番組を見た記憶があるので、アルラを初めて見たとき、あの時の植物だ!と感激しました。
今回ナーサリーを見学したら、そこでアルラの赤ちゃんが育っていました。あの時、勇気あるスタッフが種を持ち帰らなかったら、今頃アルラはなかったでしょう。
レイデイにカウアイ博物館へ行ったら、アルラが植木鉢に入れられて、売っていました。もし、ハワイに住んでいたら、このアルラを庭に植えたいなとひそかに思うのでした。愛嬌があって、とてもかわいらしい形です。

カウアイのB&B

2005-05-20 | 観光
1泊1bed room 100ドル以下で泊まりたいと思うと、カウアイ島も今はなかなか難しいです。家賃がとても上がっています。冷房がないのは、今では当たり前と思えるようになりましたが、コンドミニアムでも部屋にランドリーのない所が多いように思います。ましてB&Bではないのが当たり前ですが、幸いにも今回泊まったB&Bはランドリー付き、キッチン付き、景色は最高+プール付きで90ドルでした。
ハワイの宿はインターネットで見た写真と全然違うということは今まで一度もなかったので、サイトの写真は信頼できると思います。
写真は庭から見た今回借りたB&Bです。オーナー家族は、すぐ隣に住んでいますが、ほとんど顔をあわせることはありません。全くの無干渉で、とても居心地が良かったです。B&Bと言うよりバケーションレンタルの部屋のようでした。朝食は冷蔵庫に宿泊分食べきれないほどのフルーツやマフィン、コーヒー、ジュースが入っていました。この家ではマルチーズのかわいい犬を飼っていまして、この犬がいつも私達の部屋に遊びにきて、和ませてくれました。
B&Bの良いところは、私は安心感だと思います。こんな大きな家に息子と二人で暮らすとなると、夜や留守中は心配ですが、家主さんがいれば安心です。間借りしていても、気を使うことなく、ここのB&Bはとても良かったので、これから定宿にしようと思いました。


Anini beach

2005-05-19 | 観光
カウアイ島の達人Aniniさんが、「一番好きなビーチはAnini beach」と書かれていたのを読んでから、一度は行ってみたいビーチのひとつでした。(Aniniさんのサイトはリンクにあります)
HWY56を北上してキラウエアを過ぎたあたりにあります。キラウエア灯台から見ると、白砂のビーチの美しいビーチが見えます。それがAnini beachでした。
ビーチ・パークもありますが、その手前のビーチで一泳ぎしました。こんなに綺麗なさんご礁の白砂ビーチに誰もいません。木陰を見つけて、のんびり海を眺めていました。波も穏やかで、遠浅。魚は沖にでないといないようでした。
息子は海に入ったまま、出てきません。沖のほうから、現れた人は、とても大きな魚を収穫したようです。彼らが帰ってしまった後は、波の音だけが聞こえるプライベート・ビーチでした。

美味しいものとの出あい カウアイ編

2005-05-15 | 観光
カウアイへ行く前は、いろいろなお店をチェックして、食べに行こうと思っていても、実際にカウアイにいると、スケジュールは全くなくなってしまいます。ビーチが気持ちよくて、昼食抜きで過ごしてしまったりします。美味しいもののお店は、まだまだ、これから沢山の発見がありそうですが、今回の旅行でであった美味しい物をいくつか書いていこうと思います。

美味しいものと言っても、私達が好きなものは安いものばかりです。高級レストランやホテルへは最近は行きません。カウアイ島もハワイ島も同じですが、日系人のスーパー・マーケットのお惣菜は味付けが口に合うように思います。
コロアのスエオカ・ストアーのおいなりさんと焼き豚は、日本の味でした。コロアのビッグ・セイブ・マーケットのおすしは、カウアイに住んでいる人も美味しいと言われていましたが、とても美味しかったです。
ワイメアのイシハラ・ストアーは以前から一度買い物に行きたいと思っていましたが、今回実現しました。味つきカルビ肉の美味しいこと。ハワイ島ヒロのKTAと並びます。なぜかハワイではコリアンが食べたくなるので、こうした美味しいカルビを売っているスーパーは私達にはとても大切です。
写真はイシハラストアーのカルビです。とうもろこしはポイプに行く道端のお店で買いました。ここのとうもろこしや野菜、果物も新鮮で美味しいです。ファーマーズ・マーケットと同じぐらい値段が安いです。カウアイではスーパーマーケットの野菜は果物は、とても高いので、できるだけ曜日ごとに開催されるファーマーズ・マーケットを利用するとコンド派の人には、とても良いと思います。

そしてマンゴの大好きな私は、ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンの職員のリックさんから、「一番美味しいマンゴ」をご馳走になりました。「ナンバー9」というマンゴです。これは濃厚な味で、いつも買っているマンゴが味が薄いような感じがしました。アラートン・ガーデンにはこのナンバー9のマンゴの木があり、そろそろ実が熟す頃です。

カウアイのトレイル ウォータータンク&ベリーフラットトレイル

2005-05-14 | 観光
イリアウ・トレイルを歩き終えた私達は、次はどこを歩こうかとても迷いました。子供と母なので、もし夫がいたら、ピヘア・トレイル、アワプヒプヒ・トレイルを歩いていたと思います。カウアイ島のトレイルは、他の人に会わないことがとても多いので、一番の心配は道を間違えて迷ってしまったら、どうしよう。次に、何かあったらどうしよう、と不安がよぎってしまいます。
「ハワイ・トレッキング」という近藤さんの本を持参していたので、それを参考にして、いろいろ景観が変わり、楽そうなトレイルを選びました。このトレイルはコケエ・ロッジに車を止めて歩いていきます。入り口がなかなか分からず苦労しましたが、トレイルの標識を見つけました。まるで獣道のような所を草を掻き分けながら進みました。やはり、誰もいない・・・・こんなところで何かあっても発見されないかもしれない・・・などと思いながら、こわごわ進みました。幸いなことに道はちゃんと人の通った跡が付いてて、迷うことはありませんでした。それでもこんな山の中、ガサッと言う音がすると、こわくなってしまいます。かなり、心配しながら歩き始めたのですが、15分も歩いて行くうちに、気にならなくなりました。「何かあったらその時対処すればよい、今を楽しもう」と思い始めた途端、まわりの景色が美しいことに気が付きました。先頭を歩いていた息子はそんな私の気配を察して、私に先頭を譲りました。こんな小さな子でも、心強いものです。
倒れた木の根っこが4メートル近くあるのを発見し、その上に上ったり、屋久島のような苔の生えた杉林を通り抜けました。写真は誰かが作った木の小屋(?)です。その後、広いモヒヒ・ロードに出ます。山道から急に広い道にでますが、標識がなく、左に歩いてコケエに戻ります。この道はいちごが沢山生えていて、歩きながら摘んでは食べました。オヒアの高木を沢山見ることができます。ちょうどお昼でおなかもすいてきたので、モヒヒ・ロードで座るのにちょうど良い木を見つけ、おむすびを食べました。横にはとても大きなエンジェルトランペットの木が花を沢山付けて、芳香を放っていました。

プナさんのフラダンス

2005-05-12 | 文化
カウアイ島滞在中、プナさんの練習に参加しました。ほとんどプナさんのお話でした。
カウアイのハラウには日本人の方もいらっしゃるので、横でお話の内容を通訳して貰いました。
フラはNo judgeだそうです。(判断しないという意味かなと思いました)大切なのはintentionで、それは踊りを見ればすぐ分かると言われていました。
フラはintention(意志)だといつもプナさんは言っているそうです。ダンスを踊るのは、時間的に少なく、ほとんどがフラを踊る上で大切なお話が占めているそうです。そのお話を聞くのが楽しいとその日本の方は言われていました。
intentionの入ったフラダンスは自ずと美しくなるから、形にとらわれてはいけないそうです。
そして、「ヘイアウへ行くときは、ゲートが開くから、できるだけジェラシーなどの感情を持たないで下さい。何かあれば、一人で悩まずに、いつでも私に話してください。自分の中で解決しようとしていると大変だから、どんな些細なことでも話してください」と言われていました。
踊りに心が反映することをプナさんは教えてくれました。

カウアイのトレイル イリアウトレイル

2005-05-09 | 植物
カウアイはトレッキングの楽しい所。早起きして、朝日が上るのを眺めながら、ワイメアキャニオンを目指してドライブしました。ククイ・トレイルと同じ地点から、イリアウトレイルという20分ほどの簡単なトレイルがあります。植物に詳しいフミさんから、今がちょうど時期だから行ってみたらと勧められました。
あたり一面イリアウが沢山。でも、少し早すぎたのかな。中には花が咲き終わって枯れていたのもありますが、これから花が咲きそうなイリアウがいっぱいありました。
場所はマイル8を過ぎたあたり。道端に車を駐車します。
ワイメアキャニオンの手前になります。
山の空気は涼しくて、気持ちが良く、こんな広々とした場所に息子と二人。
ヤッホー!と何度も叫んでいた息子の気持ちが良く分かります。