
私は
“人に恵まれているな”と強く感じた1日でした。
今日の午後の婚礼は、撮影プランが挙式のみのお客様でした。あまり挙式のみのプランを希望されるお客様は多くないので、いい機会ということで、新郎新婦様に了解を得て、練習で私が披露宴の撮影をして、プレゼントという形で差し上げることとなりました。
その新郎新婦のお客様というのが、新婦様が以前の会社の先輩だったのです。偶然な話に驚きました。しかし、同じフロアで働いて挨拶をかわす程度の関係だったので、覚えてくれているのかしら?と思っていました。ま、部長は主賓で来るし、同期やその他の先輩、新婦様の同期などもくるのでバレること間違いなしだったわけですよ。新婦が先輩だということの確認を取った私の同期以外の人には予告なしで、本番の今日を迎えました。
まず、メインで挙式を撮影するカメラマンと一緒に新郎新婦様の控え室にご挨拶に行きました。その際、私のことを覚えてくださったので、新婦様はスゴく驚いていました。挙式はサブカメラマンとして入りました。外観の撮影をしていた時に、新婦様の同期で私と同じ場所で働いていた先輩に遭遇。ご挨拶。ここに私が居るわけがないと相当、驚いていらっしゃいました。そして、部長。挙式まえに挨拶できなかったので、挙式で撮影している私を見て相当ビックリしていたようです。その時、私んは必死に仕事をしておりましたので、部長の反応は見れませんでした。残念。挙式後の集合写真が終わり、会場を移動する時に、部長の方から私に声をかけてくれて激励してくださいました。
その後、ここからが私の本番。披露宴の様子を各卓のスナップ以外、先輩の見守る中、1人で撮影していきます。見守っている先輩は、撮影ポイントをつかみきれていない私の動きを見て、ヤキモキしていたに違いありません。
私だけ動き回っているから暑いのかなと思っていたら、バンケットが暑かったみたいで、皆さんも結構、暑がっていました。私は、いつもの5倍くらいの汗をかいていました。どこからどう見ても汗だく。
ビデオも新婦様の同期の方が撮影していたので、うまくコミュニケーションを図ることができ、撮影が楽でした。メイクさんも、よくご一緒させていただく方で、肝心なところで途中ストロボの電池のなくなった私をフォローしてくださいました、見守っていただいた先輩も、部分部分アドバイスを下さいました。本当に色んな方に支えられて、無事ヤリキルことができた、得るものが多かった1日だと思います。皆さん、本当にありがとうございます。感謝しています。

最後の送賓の時に、新婦様が新婦様のお父様に、さり気なく「あのカメラの子、前の会社の後輩なの」と言ってくださっていたのが耳に入りました。私が後輩であることを新婦様が恥じるような行動を、働きをしていなかったんだということが、分かったような気がして嬉しかったです。そしてご挨拶に行くと、「笑顔のさせ方が美味いですね。お礼に」とお褒めの言葉とプチギフトをいただきました。まだまだ余裕のない私の言葉なのに、そんな~褒められたら、調子に乗っちゃいますよ、私!なんて・・・。
撮影をする時に積極的にゲストの皆さんに声をかけたり、コミュニケーションを取るといい表情が撮れたり、距離が縮まることも実感できました。知っている人がいるとやりづらい部分もあるかと思いましたが、それは逆で、やりやすく、今後の自信につながりました。婚礼は、パニックになること、失敗をして凹むことなどもありますが、毎回、楽しいです。課題は、まだまだたくさんあります。どんどん積極的に仕事をこなして早く一人前になれるよう今後も頑張りたいと思います。
最後に。帰りにドリンクをごちそうしてくださった先輩、家に帰ると上司から労いと感謝のメールがありました。とても温かい人たちに囲まれて仕事をしているんだと感じ、スゴくスゴく嬉しかったです。前の会社でも、今の会社でも、私は人に恵まれて日々を積み重ねていると思います。
皆様、本日は、誠にありがとうございました!!!!!