
私は、顔が平なので、右斜め45度がよく見えるようです。
カメラマンにとって観察力は非常に重要な要素です。モデルが一番良く見える角度を探してそこから撮影する。写した人に見せて、喜ばれる写真。いくら現実を写しているからといっても、どうせ残すなら綺麗に残したい。写した人が見て、自分ってこんなに綺麗?可愛い?カッコいい?って、知らなかった自分の一面を見て、驚く。そんな写真を撮りたいと、そう思うわけですよ。
先日、ショックだったことがありました。婚礼の件数に対して、カメラマンの人数が足りない時、1件いくらという契約でフリーのカメラマンにお願いすることがあります。
その契約カメラマンさんと同じ婚礼を撮影する機会がありました。年齢的には40代のおじさま。写真歴は、聞きませんでしたが、Nikonのカメラを装備していて、非売品で売ると高値が付くらしいストラップをしていました。
レンズのミリ数を聞くと、50ミリの単焦点と、もう1つもそんなにズームできるレンズではありませんでした。けっこう被写体に近づいて撮影するのかなと思っていたのですが、撮影の様子を見ていると、一向に被写体とコミュニケーションをとって、近くで撮影する気配がありません。
私は、心配になってチーフに相談しにいくと、「アップの画も撮影して下さい」と言ってしまっていいとの指示。その指示通り、契約さんに話しました。しかし、最後までコミュニケーションを取っている様子は、ありませんでした。
すべての撮影が終了したあと、データの確認をすると、私が想像していたとおり、アップの私が欲しいと思うような写真は、ありませんでした。メインカメラマンも「申し訳ないけど、使える画がない」と言っていました。私は、そこまでは思いませんでしたが、契約さん1人で他の人が撮影せず、1婚礼の撮影を任せたら、どうなってしまうんだろう・・・。怖いなと思いました。
代表に話をすると「今後、契約さんにお願いする機会が増える可能性が大きいから、契約さんにもうちの社員と同じような画が撮れるよう指示をしなければならない」と言われました。確かにそうなんですけどね。まだこの業界に入って1年も経っていない私なんかが年上のカメラマンに指導しなきゃいけない。そうとう勇気のいることですよ。
代表は「うちの会社で一人前に撮影できるようになったら、どこに行っても大丈夫だよ」と、よく言います。私は、この会社しか知らなくて、よそのカメラマンが撮影した写真を見たことがありませんでした。正直「これでフリーで普通に仕事ができてしまうんだ」と衝撃的でした。思っていたよりも一人前の程度が低くて、フリーで普通に仕事がある。
また別の角度から見たら、全くそんなことないのかもしれませんが、普段、自分が目指しているものが、いかに大変なことなのか。高度なことなのか。できないと嘆いてしまう理由が分かったような気がしました。
その理由とは
「本物のプロを目指しているから」
“プロ”と一口に言っても、上から下までの幅が広過ぎます。お客様からしてみれば、入社して1ヶ月経っていなくて、カメラを構えて、仕事として撮影をしていたら、プロとして見るんですよ。
小さな世界で働いていいるんだなと思いました。

東京でも寒さが本格化してきて、イチョウの葉が紅葉してきました。
最近、自分が変わったことって何かありますか?
フィクションの話の中で見るシーンで、幸せな2人が「このまま変わらずにいようね」なんて約束をすることがありますが、私は小さな頃から、ずっと「人間が変わらずにいることの方が難しい」と思っている冷めた子でした。
人は日々、変わるものです。
ずっと、全く同じなんて有り得ません。
何もしなくったって、お腹は空くんです。
嫌だって子供は成長して、
嫌だって大人は老いるのです。
自分が人に与える変化って何かありますか?
人に影響を与えることって、意識しては難しいことだと思います。人に影響を与えている人って、スゴいと思いますが、本人は、そんな意識全くないことが多いです。
「何かいいことありましたか?」って最近、聞かれたことありますか?
人にはいい影響を与えたい。
一緒にいて、お互いにいい刺激になるような関係。理想ですよね。

昨日の朝、6時少し前に家を出て婚礼の撮影へ。
家を出ると、まだ夜が続いていて、街灯もついているし、空は暗い。
このまま世が明けないんじゃないかって、何だか不安な気持ちになったり。駅について見渡すと、南東が赤くなっていました。朝焼けは、夕焼けよりグロテスクな感じがします。夕焼けよりもエネルギーがスゴい。
先週は、仕事で少しセンチメンタルになったりして、お腹が痛くなったり、電車の中で過呼吸になったりしましたが、根本的には仲がいいメンバーなので、大丈夫!助けて助けられてあまりまえな関係で、私が自ら、みんなにお願いして、チカラを借りることだって、快く引き受けてくれるんだって、もっと素直にならないといけないと思いました。
色々あったり、メインカメラマンへの道は、自分の努力不足もあって、前途多難なんですが、着実に成長できているような気はします。いつまでに何をできるようになって、いつまでには、1人で撮影できるようになるなんて計画性のある目標を立ててストイックに練習して、着実に身につけていくことが、私はなかなかできません。目標を立てるのは、できるのですが、計画にともなって成長することができないのです。
昔から実感していることなんですが、電卓検定でも、ワープロ検定でも、打つスピードを早くしたくて、何度練習したって、そう急に計画通りには、早くなれないんです。努力したところで、それ以上早くならないスピードで止まってしまいます。それより早くなるには、何が必要なのか。時間が必要で、集中的に練習して早くなったことや、できるようになったことは、できなくなるまでも早いんです。急に昇った分、急に落ちる。毎日コツコツ身に付けていくことが、自分の本当の財産になるのだと。
目標ばかり高く持ったって、達成することができない自分にイライラして、自信をもつことなんてできないじゃないですか。ゆっくりでいいんです。着実に。
「気づいたことは、発言してみんなで考えてより良くしましょう」という方針。
確かにそうなんです。みんなが気づかないことに気づいてどんどん素直に発言します。しかし、言い方が悪かったのかもしれませんが、下っ端のあきらかに誰が見ても分るような明確な結果をまだ出していない私が、発言することに対して生意気、なんて上から目線なんだろうと不快に思う人もいます。人間、たくさん集まると難しいものですね。
代表に相談しました。「自分の思うようにやればいい。それで本当に間違っているなら、結局は潰されるから」と言われました。
本で読みました。
「意識は自分に向ける」
人生を自分中心に切り替えましょう。自分勝手に自己中心に生きるということではありません。他人を恨んだり、詮索したり、他人がどう思うか気にしたり、比較したり・・・そんな生き方はやめて、、まず自分。徹底的に自分のことだけ考えて、自分を好きになること。自分が自分を大切にしなかったら、自分を大切にしていないを見た他の人が自分を大切にしてくれません。だって、自暴自棄になっている人を他の人が、あの人のことを大切にしなきゃとは思わないですよね。
自分の気持ちを大切にすることは、今、思っているよりも大切なんだと思いました。
他人が傷つくかな、どう思うかなと、気にし過ぎて、自分らしく生きられなかったら、相手が1つ傷つかなくても、自分を3つくらい犠牲にしているような気がします。1つの大切なものがどれだけ大切なものかにも寄りますけど、1つのいいことのために、大切なことを3つ犠牲にするのは、どう考えても、自分にプラスにならないですよね。
もう少し、他人を気にせず、自分の思うように生きてみることが必要なのかもしれません。
イメージしないことは、実現することもできません。
私は、カメラマン。
与えた喜び、楽しさで、次の仕事をもらえるようなカメラマン。
フットワーク軽く、色なん人から来る依頼をスケジュールを縫ってこなしていく。
自由にスケジュールを組んで、飛び回りたい。

皆様こんばんは!お久しぶりの更新です。
私は昨日、誕生日を迎え26歳になりました。今年の誕生日はとても幸せに過ごす事ができました。幸せで怖くなってしまうくらい。この先の私が、この1日を羨ましいと思うくらい。
今月になってたくさんのプレゼントをもらったり、29日当日は、それはそれはたくさんの方に声をかけていただいて。皆さんがこんなにも私のことを気にかけてくれているんだと気づかされた1日でした。本当に幸せ者です。出会えた皆様に感謝します。ありがとう。
26歳にして「生きたいように、好きなように生きる!それが私の人生だ!!!」と思っています。30歳まで、あと4年。あと4年後の自分の理想像に近づけるよう、日々努力です。
写真のこれ、ブレスレットなんですけど、無くさないか心配・・・。私が放置とか落としていたら、注意してやって下さい。
これから、お礼に行ってこようと思います。