
新しい服を買うときに、
古い自分を捨てていく。
最近引越をして、荷物を整理して、
それまでいつも間にか集めていた
たくさんのものに囲まれて生活をしていたんだなと気づきました。
本当に大切なもの。
大切じゃないけど、生活に必要なもの。
あるだけで満足、生活には必要ないもの。
自分の物なのに、持っている意味は様々。
これからは、自分に必要なものを見極めて手にしようと思いました。
何でも見て欲しくなってしまう学生時代。
自分で働いてお金を手にして欲しいものを自分の意志で集め出す新人社会人。
本当に必要なもの以外は、欲さない現在。
年を取るということを実感しました。
本当に人生を満足に過ごして、年老いた頃には無欲になっていたい。
私は、そんな充実した人生を送りたいと思います。

親戚が亡くなった。
若い頃から精神病&糖尿病で入院をしていて、私が小さな頃に外泊で何度か実家に帰ってきていた。
もう十何年も顔を見た事がなかった。
盛大に葬儀はしないので、私の兄弟も出席しなかった。
私は、記憶にいる人だから、出社時間を遅くして参列することにした。
故人の兄弟3人と親戚、全部で7名のこじんまりとした葬儀がしめやかに行われた。
20代から40年間も入院生活を送っていたという。
精神病だったから、本人は考えないのかもしれないけど、何の為に生まれて来たのだろう。
間違いなく本人のためなんかではなかったハズ。
故人が存在していたことによって、少なからず周りに影響を与えたことはあると思う。
周りがどれだけ、どんな影響を受けたか分からないけど、私は1日考えて、そこにしか意味を見いだすことができなかった。
小さな頃を知っている父を含む3人の兄弟たちは、いったい何を思っていたのだろう。