
1つ前の記事で書いた準備講習で明らかにした部分について書きます。
●自分から見た自分
[長所]
自分を信じて突き進むことができること。
[短所]
時折、頭や気持ちを整理できなくなってしまうところ。
●他人(旦那)から見た自分
[長所]
損得気にせず、努力できるところ。
[短所]
自分の理想と現実の間を埋めようと、頑張りすぎて自分を追い込んでしまうところ。
自覚と他覚、似ているっちゃ似ているような気がしますね。。。
最終日に発表した自己PRの文章を紹介したいと思います。
実家が自営業で建設会社をやっていたので、幼い頃から働く大人を見て育ちました。早く自分も大人の仲間入りをした。認められたいと思っていました。
中学生でボランティアをすることによって、家と学校以外の社会へと飛び出して行きました。
私を形成するにあたり、経験が大きく影響している高校時代。演劇部の活動をしながら、飲食店、ドラッグストア、コンビニで3年間アルバイトをしました。立場や、関係性、厳しさ、充実感など、社会で働くことが、どういうことなのかを学びました。
商業高校に進学していたため、簿記やワープロ、電卓の資格を取得しました。やればやるだけ理解できて、帳簿が埋まっていく簿記が楽しく、自分の性格に合っていると感じ、卒業後は事務の仕事を選ぼうと思いました。
その反面、演劇部で何かを作り上げることの喜びを知ったり、アルバイトのお給料でチケットを買って観に行ったコンサートや舞台に魅了され、何かを作り上げる仕事に就きたいという思いもありました。
進路について迷いに迷ったあげく、テレビ業界の仕事をすることにしました。自分で行きたい専門学校の資料を集め、体験入学や見学会に何度も足を運んで、親には最終的に決めた段階で話をして、自分の意思を伝え説得しました。
専門学校に進学した私は、親元を離れ、友人とルームシェアをして生計を立てたり、アルバイトで事務やテレビカメラマンのアシスタントをして、自分は何がしたくて、何ができるのかを探しました。
カメラマンのアシスタントをする上で、自分を表現する仕事の厳しさや難しさ、大変さを知り、卒業後はテレビ局で放送する映像を保存・管理・データベース化する仕事を選びました。
データベースの奥深さ、分かりやすい文章表現、ミーティングで相手に伝えることを学びました。専門学校で身につけた機材の知識が役に立ち、機材管理担当者を任されることになり、頼られることの喜び、やりがいを感じました。この仕事が自分に合っていると感じていましたし、何より楽しかったですし、スタッフ同士も仲良く、長く続けたいと思っていましたが、どうしても学生の頃からの創作意欲を留めておくことができなくなり、自分自身も後ろ髪を引かれる思い、周りにも惜しまれ、ブライダルカメラマンへと転身しました。
ブライダルカメラマンの職場は、個性派揃い。自分で考えてまとめて意見を出し、みんなが納得すれば実現できる会社です。カメラアシスタントをしながら、現場経験や撮影技術を身につけて行きます。そして、みんなで意見を出し合ってこだわりの商品開発をしたり、業務改善に取り組んだり。お互いの技術や能力を高め合っていく日々。
社内で有志を募って老人ホームで生活する人を撮影して、当日プリントアウトしてプレゼントをするボランティアをする機会もありました。結婚式場スタッフということで、今まではあまり経験してこなかったクオリティの高いサービスを求められる職種で、目標は限りなくあり、やってもやっても終わりの見えない、やればやるほど自分を高めることのできる仕事でした。
仕事に集中しすぎて、タイムカードを押した後も終電になることも多々。結婚式当日は、始発で出社。重い機材を持って1日中動き回る過酷な経験をしました。しかし、その苦労も、ご新郎新婦、ご家族、ご親戚、ご友人。ゲストの方の笑顔や感謝、感動、お礼によって、一気に吹っ飛び、次への活力となりました。
結婚を機に仕事に打ち込みすぎることのないよう、柔軟な対応をしていこうと思っています。そこで、今まで自分に合っていると感じ、やろうとしてきた事務の仕事をもう一度選びました。その中でも医療事務というのは、自身が通院した時に高齢者を窓口で対応している様子を見て、そこにある親切、親しみ、やさしさを感じ、興味を持ちました。
また私の母が介護ヘルパーの仕事をしていて聞く話、義理の母が民生委員や習字教室の先生など、地域に根付いたコミュニケーションの中で生活しているので、人との関わりを大切にして、近所の方が来るようなクリニックでの仕事を希望し、今までの経験を生かした事務、温もりのある対応、創造力でも斬新な発想で納得のいく仕事ができるよう頑張っていこうと思います。
こんな感じで、3日間の講習を受けたことにより、今まで整理できていなかった部分がスッキリとしましたし、次の新しい目標が見えてきました。何をしたらいいか分からない、もやもやしている自分を整理するには、自分の経験を順番に書き出して、そこで味わったやりがい、楽しかったこと、悔しかったこと、嬉しかったことなど、気持ちを書き出してみると、何となく、今現在の自分、そして今後何をやっていこうと考える参考になると思うので、是非、時間を設けて、自分の人生を棚卸ししてみることオススメします!