琵琶法師

2015-12-26 09:25:26 | Flow



琵琶がここのところまた



気になりだした







昔から中国系の雅楽の笙や篳篥の音色や雰囲気には



いまだ、手にしたことは、なくとも






なんだか、溶けゆきメロメロになる







琵琶から、琵琶法師から、耳なし芳一まで




飛躍しながら






彼は、例え、耳を亡くしても




そのままを、淡々と受け止めるしかなかったのかも





しれないが、







3次元感覚ならば、壮絶体験となる





だが、彼は屈して屈しなかったのか、、屈しなくて、屈したのか





それを、冷静にながれを、うけとめた








直にそれがあって、彼は名声をなしあげてゆく








だが、名声うんぬんというよりは






本来は彼は耳をなくしたことにより







さらなる、自身内へと、引き戻されたきっかけを






うけとめただけ、だったのかも






しれない








自身と、よりしやすく、一体化をこのような形でありようを





きめてきていたのかもしれない、、、








自身も、耳と、目をふさいでみたら、





あらゆる必要なき概念、情報もない、






おかげで、何でもありたるあらゆる可能性は赤ちゃんの頃みたくに






無限大に拡がる感さえありうるのだから、、









芳一なりし彼は、そのままながれを、逆らわず、騒がず、責めず、






さらに、いまは、つらくとも、よりよくなると、信じうけとめ






そのことにより、あらゆる聞こえてくる概念雑念をかんぜんかなに、遮断し







それにより、自身の、可能性をサイダイゲンにいかされ






さらに、研ぎ澄まされてゆき







更なる琵琶を達観してゆくさまを、






さらに、自身と一体化となす、、ことを








きめてきたのだろうか








ただ、、





いつたりとて






自身らしくあった、






ただ、概念のなき‥…ありようそのものだった






だけ、、







それだけ、だった







のかもしれない








ふと、そんな感覚さえ浮かんできたりしていた