風と光と空の詩(うた)

~色々あるけれど、人生はケ・セラ・セラ~

昔、天気予報は自然から教えてもらった

2021年03月30日 | 日記
昔、昔。
四季がハッキリしていた頃。

今ほどに天気が詳細にはわからなかったけれど、身近の自然が明日のお天気を教えてくれた。

夜空に星が瞬いていれば、翌日は晴れだった。

月が笠を被る朧月なら翌日は雨が降る。

朝雨が降っていても、西の山脈が見えていればその雨はあがる。

軒下で雀がさえずりだすとやがて雨が止む。

尾長鳥が里に飛んで来ると雨が降りだす、などなど。

夏はほぼ毎日夕方に雷が鳴って雨が降り、涼しさを運んで来た。

シンプルで分かりやすかった。

今、その昔の天気にまつわる話はあてにならない。

夜星が出ていても、翌日雨だったりする。

「暑さ、寒さも彼岸まで」だったけれど、急に初夏の陽気になったりする。

そもそも、関東の桜は入学式の頃に咲いていたじゃないの🤨

卒業式の答辞の出だしはだいたい「桜の花の咲く頃」だったよねぇ。

毎日温かくて、当地方の桜はもうすぐ散ってしまいそうだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする