朝から雨でいくらか涼しい今日は、喪服の断捨離を。
30年前、夫が亡くなった時に喪服(着物)を揃えたものの、3回位着ただけでずっと桐の箱の中で眠っていました。絽の着物に至っては未使用です。
虫干しをたまにしていましたが、いつの間にかそれもしなくなって…。防虫シートの効果か、虫にくわれる事もなく、シミもない状態で桐の箱から出て来ました。
買取に出そうかとも一瞬思いましたが、家紋も入っているしお葬式の形も変わった令和の今、需要はそれほどなさそう…。全て処分に決定。
喪服の整理をしながら、突然夫が亡くなって孤軍奮闘していた頃のことを思い出していました。
本当に、本当に色々な事があったなぁ…。
夜勤の日、当時19歳と16歳の娘二人に留守を頼んで、後ろ髪を引かれる思いで出かけて行ったっけ…。寂しかったろうし、心細かったよねぇ、きっと。
残された未成年の娘二人と老犬一匹。その生活を守るため、当時の私は必死でした。
シングルマザーになった私に、社会は決して優しいものではなかったし、次々に沸き起こる苦難の連続で、嵐の夜に荒れる海を手漕ぎの船で渡っているような感覚でした。
よくやって来れたと思います、まだ40代前半だったから出来た事でしょうね。
でも、もう全て過去です。今、幸せだからいいのです。
そうですよね
今が”kirara”なら
想い出はみんなみんな
platinum色に成る
この歳に為って
解るような気がします
僕はanataほどの辛酸は嘗めていないですけど
人生って色々な事が起きますね、でもきっとその人にとって何か意味があるのでしょうね。
あの頃の頑張りが、今のささやかな幸せに繋がっていると思います。
ブログ長く拝読させて頂いてますが節々に旦那様との思い出が出てきて胸が痛くなっていました。私も結婚して、パートナーが生きているのは当たり前のことではないんだ、と改めて思いました。
ウインデイさんにもたくさん良いことがありますように。
亡くなってしまうと良いところしか覚えてないんですよね〜。今も存命なら、色々文句を言ってそうです🤭
どうぞ仲良く、お互い支え合ってより良い人生にしてください。