風と光と空の詩(うた)

~色々あるけれど、人生はケ・セラ・セラ~

生きているということ

2021年03月06日 | 日記
亡くなった夫は心身ともに大変タフだった。

若い頃、些細な事でクヨクヨしていた私は夫によく笑われていた。

そんな夫が突然亡くなった。
亡くなるその日まで仕事をして帰宅して、深夜だった。

突然呼吸困難に陥り、47歳という若さで逝ってしまった。

最初は「何故、どうして」という思いが強かった。

涙は何年経っても乾かなかった。

何故夫は死んでしまったのだろう。

考えない日はなかった。

夫の死を、1日、1日諦め、諦め…。
前向きな思いになっては戻って、その繰り返しで月日が経ったように思う。

私は2017年に癌を告知されて、ステージは深刻ながら、それでも今日まで生きてきた。

夫は助からなかった。
私は失ったものもあったが、こうして生きている。

ずっと自分の生きている意味を考えながら生きている。

人生の途中で無念であったろう夫の想いを胸に、二人分の人生を生きている。

















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