金木病院

太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。

救急再開の現場記録!

医師配置基準・青森最低の43%

2006年11月29日 07時17分08秒 | 青森県の医師不足
医師の数が医療法の配置基準を満たしている病院の割合について、厚生労働省は都道府県ごとのデータを初めてあきらかにした。大阪の96%や東京の94%をはじめ都市部が高い一方で、青森の43%、岩手の55%など東北や北海道の低さが際立ち、地域の偏在が顕著だ。(06.11.29「朝日新聞」)

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医師不足は全国的な問題であることに変わりは無いが、青森の状況は悲惨としかいいようがない。これは「医師不足」ならぬ「医師不在」状態だ。ひとつ上の岩手と比較してもなんと12%もの差がある!つまり青森県の医療は救いがたいほど深刻な状態に陥っているということだ。日本の最低が吹きだまる青森県・・とてもこんなところでは暮らせない。

これは県行政の無能無策によるものである。ここまで青森県の医療を貧弱にした責任が問われてしかるべきだろう。おおらかに「医療再編・グランドデザイン」だとか、先例がことごとく失敗におわっている「中核病院構想」だのを論じている場合ではない。尻に火が付いている。ひとりでも多くの医師を確保すべく今日から靴を擦り減らして全国を歩き回るべきであろう。無論、医師の待遇改善も緊急の課題である。

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