
5日、6日と佐保川自治連合会で、自治会長14名自主防災1名の計15名で視察研修旅行をしてきた.目的は、松山市が行っている、『地域コミュニティーづくり』の制度の学習と、その中のひとつ『北条地区のまちづくり協議会』の設立に向けての取組みや苦労談の話しを聴いてきた。
会議では、活発な質問がでて予定時間を大きく越えて2時間半もかかってしまった。詳細は後日にしますが、久しぶりにバスの長旅でした.
帰路、しまなみ街道を通って正岡子規のお墓や平山郁夫美術館や耕三寺を見学した.
その中で、耕三寺を見学したとき、昔は、港から耕三寺へ行くまでに商店街が軒を並べて、観光客で賑わっていたが、橋が出来、車用のバイパスが出来て人の流れが大きく変わり商店街が観光客の通路からはずれてしまって、空き店舗が出来て寂れていた.
橋が出来、バイパスができて環境は大きく変化したが、そこで生活をしていた人達が変化についていけないで消えていく状況をまざまざと見た.
また、本州と四国を結ぶ橋が出来て多くの観光施設が建設されたが、閉鎖、閉店した所が多いと聴いた.
閉店した理由は色々あるだろうが、時代の読み違い、変化への対応不足は否めないと思った.
しかし、平成の大合併は成功したのか?大学校がないために若者が都会に出て行って帰ってこない現象。高齢化と人口減少は、他人事ではない。
消滅する地域(自治体)が発生すると言われる未来に対して、今我々がしなければいけないことがあるのではないかと考えさせられた。
まさに、松山市が訴えている「この街で 生まれ この街で 育ち この街で出会いました あなたと この街で『いっしょにやろうや』という呼びかけや
『私達のまちは、私達の手で』が、今私達に求められているのだろう。