金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

西安から訪問者NO462

2007年10月23日 | 過去の記事
奈良市は西安市と姉妹都市交流を行っていますが、西安市は日本の3都市と交流を行われていますが、そのひとつの前橋市の記念事業に参加するために訪日をされました。(もう1都市は京都市です。)

そんな関係で、西安市人民代表大会常務委員会 副主任の 史 南征さんと通訳の、袁 沛清さんともう一人の人と3人が、今回初めて奈良市役所を訪問されました。

 本年度、国際交流議員連盟から我が党の大橋議員、高杉議員が西安市を訪問することになっていますので、挨拶もかねて懇談会が行われました。

西安市には20年程前から計4回程訪問をしていますが、数年前に私も国際議連から派遣されて西安市を訪問しましたが、その時の話など通訳を交えて和やかに懇談をしました。

 私が敦煌、南京(4回子どもの書画交流展の開催をしてきた)ハルピン・ハイラル市(残留孤児支援で訪問)と話すと史副主任は、わたしより中国を知っていますね?と変にほめられました。

          

 また、わたしは奈良市と、姉妹都市交流として日中韓スポーツ交流や文化団体の交流があるが現在行われているが、経済団体の交流も今後出来ればと提案をすると、大いに行いましょうということになりました。また2010年には遷都1300年事業が行われるので、是非その時は来日をと要望すると、すかさず西安でも今、都市整備が行われていて、西市が完成するので、是非再度お越し下さいと返されました。

また、西安は奈良市と同じで、保存と開発の問題がありますね。と、わたしが言う
と、すかさず、古いものを残すだけでなく開発が必要です。と答えが返ってきました。

 現在の中国の人権問題や、都市開発のために立ち退きを迫られた人たちのことがTVのニュースで目にすることがありますが、「新しいものが必要です」との答えに変に納得をしてしまいました。

 またその話をしている時に、数年前に訪問をしたとき移動中のバスから見えるれんが造りの村に人影がないので、「あの村には人が住んでいないのですか?」と質問をした時、「みんな立ち退きをしています」という答えに、そんなことが日本で出来るのか?と感じました。

 そして少し走ると、通訳が示すその先には、高層マンション群が林立していました。みんなそのマンションに引っ越しをしたという話を聞いて再度びっくりしたことを思い出しました。

          

 文化の違いというものを身を以て感じたことを今日あらためて感じました。しかし、中国という国は本当に魅力があります。歴史の深さと、文化・芸術の豊さと人々の活気には魅力を感じます。

 同じように13億人と抱える国として、環境問題や食料・エネルギー問題を考えるとこの国の動向が恐ろしくなります。

 中華思想を理解した上でもっともっと交流を深め相互理解が必要ではないかと思います。






 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。