
東院庭園で、奈良文化財研究所主催で、観月会が開催された。法華寺の人たちもたくさん来られていた。
プログラムは、松村所長の開会挨拶のあと『平城京に暮らす』を出版された、馬場 基研究員から木簡の記述を通して、今日提供された食事に内容の解説があった。
次に、『小さな恋の万葉集」を出版された、上野 誠先生から万葉か3首の朗読と解説があった。
その後、小野健吉奈文研副所長から、東院庭園の説明があったが、ふれあい会館の歴史講座で、詳しく説明を頂いていたので理解しやすかった.
そして、最後に天平3年秋、東院庭園で聖武天皇一家が私的な宴席がもたれた様子を再現されました.その際、観月雅楽アンサンブルによる『太平楽急」など4曲が演奏された。
今回で3回目だが私は2回目の参加となったが、天平の食事や雅楽の演奏で、静かな気分で天平の雰囲気を楽しませていただいた.
しかし、気になった点が2点
1、万葉歌など聞こえなかった。(音量を上げると近隣の迷惑を考えたのか)広報からのスピーカーも欲しかった。
2、玉砂利が敷いてあるので、参加者の方は音を立てないように配慮して歩いていたが、スタッフが、急ぐのかどうか?ジャリジャリと音も気にせず歩いていたのには、残念だった。
来年も開催すると言われていたので、改善されることを楽しみにしたい。