KIMUKAZU blog

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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(4)

2021-11-24 14:19:49 | 銀河(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(アンドロメダ座)
  アンドロメダ銀河(M31)[21]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3,9]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ[5-9]
  フィルタ:SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター[10] ※今回は未使用
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15-18] 恒星追尾モード、ノータッチガイド
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap3.2[11] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[12-13] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[14] tif→jpg変換

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2021-10-10 21:41 アンドロメダ銀河(M31)(G画像)
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 30, Exp. 15sec, WB(B=212 G=100 R=125), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=21, Total Exp. 315sec
※アルフェラッツ[22]を用いて1スターアライメントを行い、M31を導入

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[19]
・イメージセンサ分解能:5.98"相当[19]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[20])
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)マカリを用いた画像解析(R,G,B画像比較)

2021-10-10 21:41 アンドロメダ銀河(M31)
左:B画像、左中:G画像、右中:R画像、右:RGB画像
※G画像がコントラストも良好でシャープな画像であった

(4)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、アンドロメダ銀河(M31)の直焦点撮影を試みた。
また、上記のカラーイメージセンサで撮像した撮影画像について、R画像、G画像、B画像を比較した。
その結果、G画像が最も良好な画像であることがわかった。
今後、撮影対象のスペクトル特性に合わせ、さまざまな光学フィルターを用いて撮影を試みたい。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)SV305デジアイピースの使用方法
(7)SVBONY SV305 取扱説明書
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)SVBONY
(10)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(11)SharpCap
(12)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(13)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(17)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(18)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(19)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(20)IMX290NQV
(21)アンドロメダ銀河-Wikipedia
(22)アンドロメダ座アルファ星-Wikipedia
(23)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(24)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(25)メシエ天体-NAOJ
(26)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(27)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(28)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
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SV165とSV305を用いた直焦点撮影(3)

2021-11-24 05:52:32 | 銀河(b)
(1)SV165とSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(アンドロメダ座)
  アンドロメダ銀河(M31)[20]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ[4-7]
  フィルタ:SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター[8] ※今回は未使用
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[9-12] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[13]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[14] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[15-16] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[17] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)SV165とSV305を用いた直焦点撮影結果

アンドロメダ銀河(M31)導入画面例


2021-11-13 19:10 アンドロメダ銀河(M31)
SV305, SV165 120mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=224 G=128 R=231), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=165, Total Exp. 660sec


※アンドロメダ銀河(M31)付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"[18]
・イメージセンサ分解能:9.97"相当[18]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[19])
・倍率(FOV):x32(1.50°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にSV305を取り付け、直焦点撮影を試みた。
上記の鏡筒をAZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、アンドロメダ銀河(M31)の撮影を試みた。

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(12)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(13)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(14)SharpCap
(15)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(16)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(17)ImageMagick
(18)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(19)IMX290NQV
(20)アンドロメダ銀河-Wikipedia
(21)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(22)SV165とSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(23)SV165とSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(24)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(25)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(26)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
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遊星號による天体観察(63)

2021-11-24 00:03:06 | 

2021-11-19 18:01~20:08 部分月食[2-3,15]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號[1] 800mm F16
動画撮影モード, 800mm, F16, 自動露出, 1920x1080, 29.97fps

※動画(mov)を約15秒間撮影し、撮影した動画をFFmpeg[4]を用いて5秒間のaviファイル(150フレーム)に変換
※aviファイルをRegiStax6[5]に読み込み、スタック処理、および、Wavelet処理を実施(bmp)
※bmpファイルをImageMagick[6]で、bmp→jpg変換、および、リサイズ(853x480)
※上記の手順で18:01、18:38、18:54、19:47、20:08に撮影した5枚の画像を、GIFアニメ[7]に合成

・口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[8]
・イメージセンサ分解能:1.93"相当[8]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[8])
・倍率(FOV):x57(0.29°)

雲があったが、部分月食を観察することができた。

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(3)月-Wikipedia
(4)FFmpeg
(5)RegiStax6
(6)ImageMagick
(7)GIFアニメーション-Wikipedia
(8)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(9)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(10)遊星號による天体観察-goo blog
(11)遊星號による天体観察(2)-goo blog
(12)遊星號による天体観察(39)-goo blog
(13)カテゴリー 月-KIMUKAZU blog
(14)都内の皆既月食(2021年5月)-goo blog
(15)11月19日は部分月食(2021年11月)
(16)写真と動画でみる「ほぼ皆既」な月食 見逃したみなさんへ
(17)夜空にぼんやり赤銅色 97.8%「ほぼ皆既」部分月食、全国で
(18)天橋立にも「ほぼ皆既月食」、夕闇照らす幽玄の光
(19)夜空に浮かぶ赤銅の月 各地で部分月食観測
(20)夜空に浮かぶ赤銅の月 部分月食、97%が影に
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