KIMUKAZU blog

健康とiMacに関する情報
最近は天体観察と公園散策の情報

2021年のレナード彗星(C/2021 A1)

2021-11-27 23:10:59 | 彗星

2021-11-27 05:06 東方向 うしかい座[1] りょうけん座[2]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
Mモード, ISO800, 14mm, f/3.5, 8.0sec, MF, AWB
※固定撮影したRAW画像[4]を7枚を用い、Sequator[5]で光害除去処理を実施
※ImageMagick[6-7]を用いて、tif→jpg変換


※コル・カロリ(α CVn)[2]付近をトリミング(1600x1200)
彗星の尾は見えないが、レナード彗星(C/2021 A1)[3,10-11]らしき星(矢印)が確認できた。

まとめ
月のある都内のベランダ[8-9]から、レナード彗星の撮影を試みた。
Sequatorを用いて光害除去処理を行い、レナード彗星らしき星を確認することができた。
今後、彗星の光度が増加し、都内からの観察が容易になる可能性があるので、月のない星空で再度観察を試みたい。

参考文献:
(1)うしかい座-Wikipedia
(2)りょうけん座-Wikipedia
(3)レナード彗星 (C/2021 A1)-Wikipedia
(4)RAW画像-Wikipedia
(5)Sequator
(6)ImageMagick
(7)ImageMagick-Wikipedia
(8)今日のほしぞら
(9)Stellarium-Web
(10)2021年12月 レナード彗星が5等前後-AstroArts
(11)Comet C/2021 A1 (Leonard)-COBS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(5)

2021-11-27 14:01:25 | 星雲・星団(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(カシオペヤ座)
  M52[21]
  NGC457[22]
  NGC7789[23]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3,9]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-10]
  フィルタ:SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター[11] ※今回は未使用
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[16-19] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[20]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[11] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[13-14] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[15] tif→jpg変換

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2021-11-24 19:35 M52[21,24]
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 8sec, WB(B=209 G=128 R=262), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=23, Total Exp. 184sec
※M52を自動導入後、プレートソルブと同期を実施


※M52付近をトリミング(1024x768)


2021-11-24 21:46 NGC457[22,24]
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 8sec, WB(B=209 G=128 R=262), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=38, Total Exp. 304sec
※NGC457を自動導入後、プレートソルブと同期を実施


※NGC457付近をトリミング(1024x768)


2021-11-24 20:40 NGC7789[23,24]
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 8sec, WB(B=209 G=128 R=262), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=38, Total Exp. 304sec
※NGC7789を自動導入後、プレートソルブと同期を実施


※NGC7789付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、カシオペヤ座のM52、NGC457、NGC7789の直焦点撮影を試みた。
都内の明るい星空であっても、プレートソルビング技術を応用することで、目的とする天体を、容易に望遠鏡視野へ導入できた。
また、ライブスタック機能を活用することで、暗い天体であっても良好な画像を撮影することができた。

補足:
これまでの星空観察の運用において、プレートソルビングが成功する条件は、次の傾向があるようだ。
・近隣の水銀灯の照明が消灯する午後9時以降
・街灯の影響の少ない高度の高い天体
・月がのぼる前の暗い星空
・月から離れた天体

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)SV305デジアイピースの使用方法
(7)SVBONY SV305 取扱説明書
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)SVBONY
(10)IMX290NQV
(11)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(12)SharpCap
(13)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(14)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(15)ImageMagick
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(17)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(18)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(19)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(20)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(21)M52 (天体)-Wikipedia
(22)NGC 457-Wikipedia
(23)NGC 7789-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.225-230.
(25)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(26)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(27)今日のほしぞら
(28)Stellarium-Web
(29)メシエ天体-NAOJ
(30)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(31)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(32)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年11月のヒアデス星団(2)

2021-11-27 00:08:22 | 惑星

2021-11-23 20:05 ヒアデス星団[1]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
Mモード, ISO800, 42mm, f/5.6, 8.0sec, MF, AWB
※固定撮影したRAW画像[4]を6枚を用い、Sequator[5]で光害除去処理を実施
※ImageMagick[6-7]を用いて、tif→jpg変換、および、トリミング(1600x1200)
準惑星ケレス[3,12](矢印)を確認することができた。
前回のブログに掲載した準惑星ケレスの位置[10]から移動していることが確認できた。


Stellarium Webの画面例[9]
※準惑星ケレスを参照

都内の月のある星空[8-9]であったが、ヒアデス星団の撮影を試みた。
Sequatorを用いて光害除去処理を行うことで、準惑星ケレスを確認することができた。

参考文献:
(1)ヒアデス星団-Wikipedia
(2)アルデバラン-Wikipedia
(3)ケレス (準惑星)-Wikipedia
(4)RAW画像-Wikipedia
(5)Sequator
(6)ImageMagick
(7)ImageMagick-Wikipedia
(8)今日のほしぞら
(9)Stellarium-Web
(10)2021年11月のヒアデス星団-goo blog
(11)カテゴリー 惑星-KIMUKAZU blog
(12)惑星・準惑星一覧 - NAOJ
(13)Dwarf Planets and their Systems - IAU
(14)2021年11月28日 ケレスがおうし座で衝 - AstroArts
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする