リセットボタン

押したくても押せない人生のスイッチ

健康一番なのですよ♪

2007-04-26 15:51:02 | ウェブログ
最近自分の体が気になるキミキズです。

この前TVのマネして腹筋をやったら3回で腹が吊りそうになり、一昨日は炭酸を飲んだら胃に詰まって(詰まるって表現で合ってるのかな・・・)その場で伏せてヤバイことになった。そしてその後遺症か、時折感じる微妙な痛みは昨日まで続き、昨日一度食べてみようと食べてみた某ケバブ屋の店内でケバブ丼を食べている最中に吐きそうになる始末。
とりあえず「つわりの時は水を飲んでも気持ちが悪くなる」と言っていた俺の嫁、渚の発言を思い出して、それよりはマシだよな・・・渚、大変だけどがんばれよ・・・と勝手に娘が生まれてくる妄想をしてその場を乗り切ったキミキズですが、どうでもいいけど


ケバブ肉とご飯は合わない・・・


本当にどうでもいいね・・・
ケバブの味は、野菜やパンとはあうけど、ご飯とはあまり合わないと思います。

それとおしらせ。
最近は日にちが過ぎている日記をUPして公開することもあるので、25日なのに20日の日記がUPされてるぞ!なんてこともあるのでそこんところよろです。

さて、またまた妄想全開のシリアス系?新シリーズ(タイトル未定)登場。
っていくつ書きかけの新シリーズがあるんだよ。


Part 1 真夜中の夕日


『関係者以外の立入を禁ず』
「すーーーっ」
僕は仰々しい字で書いてある立入禁止の看板を背に大きく息を吸い込んだ。
「うん、でもここは緑が多いな」
ここは、閉鎖されたこの街にしては、上出来なほど緑が広がる大きな森が傍にある。僕は今日、ここ、旭町に引っ越してきた。
「明日から少し早く家をでなくてはいけないし、今日は帰るか・・・」
目の前の広大な自然と引き換えに、明日から倍以上になる通勤時間に少し憂鬱になりながら僕は家路に着こうとした。まさに、その時だった。
ゴオオオオ・・・・
「ん?」
何かが、飛行場に向かって落ちてくる。降りてくるの間違いではない、本当に『落ちている』あえて言うならばそれは『特攻』に近い勢いだ。
このままでは・・・
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


バーーーーーン!!!!!


その日、僕は赤く燃える『夕日』を初めて見た気がした。


チュンチュン・・・
木漏れ日溢れる穏やかな朝。ベランダから外を眺めるとすぐ近くに森があることを伺わせる。
「あの『壁』が余計だけどね・・・」
そう、すぐ近くにある『壁』が余計なんだけど、こればっかりは宿命というしかなく、僕にはどうしようもない。
「そういえば昨日のアレは大丈夫なのかな・・・」
僕は昨日起きた墜落事件を思い出し、テレビを点けた。

『おはようございます。朝の東京地区のニュースです。先日午後11時ごろ、練馬区田柄にある成増飛行場において墜落事故が発生いたしました。滑走路に墜落した飛行機は東日本軍のものと思われ、亡命の疑いが強まっています。なお、奇跡的にも操縦者と思われる少女が軽い怪我をした以外は極めて無事で、被害も滑走路損傷程度に収まっている模様です。操縦者は現在病院で検査を受けており、午後には事情聴取を行う予定です。』

「亡命か・・・」
亡命、それはこの街ではよくあること。

ここ、東京西側地区はかつての大日本帝国の首都、東京の西半分に当たる。日本の敗戦後、日本を防共の砦・・・と言えば聞こえがいいけど、つまり壁としたい米国と南下したいソ連の思惑がぶつかり、その結果、日本の東半分を占領したソ連と西半分を占領した英米の境界線が国境となった。ちなみにその境界とは新潟と富山、岐阜と長野、愛知と静岡の間。
そして東側を占領したソ連は日本民主共和国を、西側を占領した英米は日本国としてそれぞれ独立した。
大都市では少し事情は違い、当時首都だった東京特別区(当時35区)、商業の中心であった大阪(当時22区)は敗戦後すぐに米英ソにより分割統治が始まることになった。だが、大阪が西側地区に囲まれていたからか、はたまた商都大阪には共産主義を根付かせようとしても無理があったのかソ連は大阪からは撤退し、分割統治は終了したが、東京はそうはいかなかった。
東側地区に囲まれたのと、官より民という意識の大阪とは違いお上のいう事には従わなくては・・・という意識が強かったからか、まぁおそらく前者だろうけど、とにかく東京はそのまま分割統治され続けた。
その後の西側のショーウィンドー的発展、通貨改革、労働力流出などからもはや西側への流出を防ぐには封鎖しかないと西側封鎖に至り、ベルリンと同時期に示し合わせたかのように壁を作られ、壁に封鎖されたまま今に至る。まぁ、海があるだけマシだけど。

ちなみにこの街の範囲は昭和22年以降の区名でいうと千代田、港、新宿、豊島、渋谷、世田谷、大田、板橋、練馬、小石川の9区になる。
(現実世界では小石川区は昭和22年に本郷区と合区し、文京区になっている)
千代田、港は都市としてのさらなる発展、小石川は文京地区としての整備、新宿は新しい中心としての整備、豊島と渋谷は新市街地としての整備、大田は国際空港としての玄関口、練馬、板橋、世田谷は戦前の計画を踏襲し、緑地重点地区に指定されている。ただそれでも戦前の農村のままというわけにはいかず、住宅も増えてしまっている。ちなみに軍用施設が多いのもこの3区で、事件が起きた成増飛行場は練馬区にあって、戦前に作られたものらしい。
まぁ、ここを読んでいる人の中には「成増は板橋だろゴラァ!」とか「そこは成増じゃねぇ!」と突っ込みたい人もいると思うけど、昭和22年までは練馬区全域が板橋区の一部で、同じ区内にあるすぐ近くの駅からとったと思えばいいんじゃないかな?
(その辺の事情はその辺りに住んだことのないキミキズよりも・・・ね?)

ちなみに「西側の東京」「東京の西半分」という意味から西東京とも呼ばれるけど、普段は『東京』と呼ばれている。最も、東京から出る機会極端に少ない僕達にとって東京という言葉もそんなには使われないけど・・・

ものすごく長い説明だったけど(もう絶対しない・・・)ここ東京(西)はこんな閉鎖された世界。

「にしても少女って・・・」

TVでは「少女」と言われていた操縦者。東(日本)では少女までもが飛行機を操縦できるような国なのだろうか。いや、そんな話は聞いたことがない。しかしまたなんで少女が西の軍用飛行場に?
「よく、わからないな・・・」
僕は考えても考えてもわからない謎にため息をつきながら、遠くに見える壁の向こうの新倉地区(埼玉)を見ていた。

ちなみにここ、旭町というのは陸軍成増飛行場の近くで、同時に国境の傍でもある。なんで僕はここ旭町のマンションに引っ越してきたかと言うと、それは話の流れ上飛行場の近くじゃないと話がはじまらなかったという大人の事情・・・ではなく、とにかく家の事情で引っ越してきた。
と、こんな回想をしているうちに時計の針が7時50分になってるではないか。ヤバイヤバイ。僕は戸締りを確認し、そそくさと家を出た。

そして、徒歩10分ほどのところにある、地下鉄成増駅へとやってきた。
「うん、あったあった」
場所は昨日確認しておいたので迷わずに着いたけど、もう少し早めにでないとね。
ここから地下鉄有楽町線に乗り(メトロと都営の区別はないです)池袋から山手線に乗り換えて新宿へと向かうのだけれど、やはり始発駅は座れるしいい(国境沿いだから当たり前か)
でも遅刻する可能性もないわけではないので、座るのはあきらめて、停車中の電車に乗り込む。まぁ、この分なら遅刻はなさそうだな。

ジリリリリリリ・・・・

僕は発車のベルを聞きながら初めての電車通学で初めてのまどろみについた


続く



っておい・・・・重大な問題が発生したよ・・・


女の子がでていない


・・・
・・・
・・・(汗)
いや、設定上女の子がでてくるまでまだかかるんですよ・・・この話orz
さて、それはさておき突然始まり、次回いつ更新するかも分からなない上に主人公の名前すら未定、舞台は現実にある街(現実とは少し違うけど)なのでネットで調べながらという突発的な新シリーズですが、ここを読んでいるみんなはだいたい展開が読めたんじゃないでしょうか?特にヒロインの境遇がなんとなく。
まぁでも東京と大阪は分割統治案があったので(日本だけ2都市もかよ・・・)有り得たかも知れない世界として読んでもらえればいいと思います。
でも次回いつ書くかわからないけどね・・・木葉シリーズのようにはいかないし・・・


いきていく