奇面のPの気分日記

16進数表記ならば、まだ30代な、奇面のPの不定期日記です。。。

プッシュモードは変『テトリスDS③』

2007-09-24 00:21:33 | 趣味について
テトリスDSの、ノーマルモード以外で、わりとハマったもののひとつ。操作そのものは普通のテトリスと同じなのですが、相撲の押し合いのようなイメージで、ブロック全体を相手方に押していき、最終的に相手の陣地の所定の位置まで押し込めば勝ちになります(逆に自分の陣地の所定のところまで押されたら負け)。もう少し説明すると、上下に長いフィールドで上側が自分の陣地、下側が相手の陣地で、同じフィールドを自分は上から下へブロックを落として、対戦相手(コンピュータ)は下から上へブロックを“落として”積んでいきます。何ラインか同時に消すと積んであるブロック全体が相手陣地に押し込まれる仕組みで、どんどん消して所定の位置まで押し込めば勝ちになります。

普通のテトリス対戦と大きく違うのは“同じフィールド上” であること。双方がきれいにラインを消すと、ときどきブロックのない“穴”が出現し、その穴をブロックがひっかからずに通過すると、なんとそのブロックは相手陣地を通過して消えてなくなってしまいます。コンピュータのレベルが普通以下のときは、ラインを消そうと落としたブロックが、プレイヤー側がラインを消して生じた穴を通過し、画面上を上に向かって通り過ぎて消えてゆくというマヌケな光景も見られたりします。面白いのはテトリス棒待ちの穴を双方同じラインに作ったときで、すぐにテトリス棒を入れても通過して消えゆくだけで意味がなく、先に妥協して穴をふさいだほうが一方的に相手にテトリスを決められる危険にさらされることになるので、お互い頭を使う勝負となるからです。

さて、ノーマル対戦でのコンピュータレベル5「クッパ」は積むのが速く強いと以前書きましたが、プッシュでのコンピュータレベル5も同様の積みの速さを持っています。しかし私はプッシュモードならコンピュータレベル5相手でもかなりの勝率を残すことができます。それはプッシュモードの特性と、コンピュータの“癖”を利用した戦術を見つけたからです。名づけて「開始わざとヒドイ形に積む作戦」

自分と相手が同じフィールドを使うわけですから、仮に自分が操作ミス等で変な形や穴を残したときには、その被害はいずれ相手にもふりかかります。また、コンピュータ側は、穴や空白部分がある場合、それを頑張って修復してきます。もうここまで書けばわかりますね。最初わざと修復に時間のかかるヒドイ形に積んでおき、コンピュータ側が必死に修復している間に、こちらは穴を掘り返そうとか形を修復しようなどとは思わずにその上側でテトリス待ちの形をつくる。そして相手の修復が終了するまでの間に攻め切ってしまう!という作戦です。作戦成否の鍵は、“スタート時にいかにヒドイ形を作れるか”にかかっています。テキトーに積むだけではコンピュータの修復が間に合い、同じ条件の勝負となりますが、あれだけのスピードを持つレベル5と対等に戦うのはとてもキビシイからです。よってここでは、“どちらがよりヒドイ形か”を判断するという、通常ではあり得ない異常な感覚が役に立ちます。

そして今ひさびさにプッシュモードをやっています。コンピュータレベル5と5回ほど戦って負けがまだありません。やはり優秀な戦法だとあらためて思いました。
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