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奇面のPの気分日記

16進数表記ならば、まだ30代な、奇面のPの不定期日記です。。。

常連客の特権?

2019-08-25 22:09:06 | 保存版
常連客もレベルが上がると、「客と店員」のくくりを超えることがあるようです。

私が常連客のひとりとなっていた某K店(ここはとくに、常連などの固定客が多く、その方々に支えられた店)の店長が、異動のため新規オープンのU店の店長になりました。

そのオープン初日(少し前の出来事)に、お祝い的な意味で、客として入店。

そしてその店長がちょっと手をとめた隙に、店のマネージャーさんとのツーショット写真を撮り、すかいぷ?で店長さんに送るわ、そのあとで寄った店長にとっての旧店舗K店でベテランのパートさんに写真を見せるわ、なんだか一時的に店員さんに近づいた行動をして、いろいろと盛り上がってました。

だって、写真の店長さんが満面の笑み(あまり見せない!)だったものだから・・・

「新しい店で不安のなか、よく知っている常連さんに会えて、ちょっとホッとしたんじゃない?」

ていうのは、K店の某パートMさんの言葉。

たぶん、そうなんでしょうね。

常連客の「特権?」を使った一日でした。
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定規が…

2016-07-30 00:13:27 | 保存版
地下鉄の始発をつかまえることができた。

そのうえ、車両の端かつ優先席でない「特等席」をキープできたとなれば、仕事モードに突入である。

もっとも、昭和なアナログ人間の私は、ノートパソコンを開くなどはせず、筆記用具を取り出して書き書き。

そんなとき、定規(A)を、座席と壁の間の隙間に落としてしまった。

定規A、死亡。

しょうがないのでカバンからもう1本の定規(B)を取り出す。

それを使おうと思ったとき、

「これを座席と壁の間に差し込んで、さっきの定規Aを救出できないか?」

と考え、差し込んで奥をつっつき始めた。

すると、プラスチックが劣化していたのか、「ボキ!」と折れて、そいつまで挟まってしまった。

定規B、死亡。

定規Aを助けに行った定規Bまでも帰らぬ定規に。

そんなわけで、カバンから取り出した新品(未開封)の定規(C)を取り出し、あきらめて作業を続行したのでした。

我ながら

何本定規持ってんや!!!

と、突っ込みたくなりました。
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2枚で7800円のバスタオル

2011-08-06 21:36:40 | 保存版
話は1週間くらい前にさかのぼる。

某大型ショッピングセンターに立ち寄り、ぶらぶらと時間をつぶしていると、とあるUFOキャッチャーが目に入った。

UFOキャッチャーなんてものはやったことないし、取れなくて当たり前、お金の無駄と思っていた私は、いつもならそのまま何事もなく通り過ぎるのだが。

目に飛び込んできた景品(バスタオル2種類)に“一目ぼれ”してしまい、生涯初のUFOキャッチャーをやる決意をする。

そして、下手な私が取れるはずもなく、あれよあれよという間に千円札4枚分が吸い込まれる

そこで何とか踏みとどまり、冷静に考え直した。私ってアタマイイ!!

※注:大バカです。

考え直した結果、無理なことはやめてインターネットで探してみよう、という作戦に切り替えた。

で、探してみること小一時間、ついに同じものをYahooオークションで発見!

しかも2種類セットという優れモノ!

これはもう、落とすしか

問答無用に落札しました。落札価格3000円。送料は800円。

そして今は自宅に2枚とも存在。

もう、ホクホク顔(^^)

そんなわけで、バスタオル2枚を入手するのに合計7800円かかりましたとさ。
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神様に何と言えばいいのか

2008-11-14 23:23:15 | 保存版
朝の出勤途中、駅に向かう細い道路の前方真ん中あたりに、ネクタイが落ちていた。

誰かの落し物に違いないが、駅とか交番とかに届けるほどの貴重品でもないと思い、スルーして通過した。しかしその直後、自分自身がネクタイをつけ忘れていることに気がついた。

タイミングが悪いことに、今日は外部の人と会う予定があったので、ネクタイ無しはマズイ。しょうがないから家に戻ってネクタイをしてこようと思ったが、この場所から家まで往復すると職場の始業に遅刻する可能性が高くなる。

さて、どうしたものか。

奇面のPの中の悪魔:「あのネクタイを拾っちゃえ」

奇面のPの中の天使:「あのネクタイを拾っちゃえ」

拾っちゃうことに決定!!

しかしこの恐ろしいまでの巡りあわせは何なのであろうか?今までネクタイ着用の仕事を10年くらい続けているが、出勤時にネクタイをつけ忘れたことなんて過去に2回しかない。さらにさらに、出勤途中の道にネクタイが落ちていたことなんて、そんなの記憶にない。

10年のうち出勤するのがアバウトに2700日だったとして、確率としては(3/2700)×(1/2700)すなわち243万分の1!!超常現象だの神のいたずらだのを信じたくなるような出来事である。

フィールドを歩いていたら、必要なアイテムを都合よく入手するなんて、そんな、ドラクエじゃあるまいし。

神様には「必要なものを落としていてくれてありがとう」というべきか、「交番に届けなくてごめんなさい」というべきか。近い未来がとくに波乱のないものなら前者、祟られたように不運な出来事が起こったら後者、そう考えることにしよう。
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映画「夜のピクニック」の”体験談”

2006-10-09 22:34:39 | 保存版
私にしては非常に珍しく、今日は相方様と一緒に映画なんてものを見てしまいました。場所はさいたま新都心、見た映画は「夜のピクニック」。もともとは単行本だったものを映画化したものらしい。

出版社/著者からの内容紹介
あの一夜に起きた出来事は、紛れもない奇蹟だった、とあたしは思う。
夜を徹して八十キロを歩き通す、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。
三年間わだかまっていた想いを清算すべく、あたしは一つの賭けを胸に秘め、当日を迎えた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。
気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る――。ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。

(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103971053 より引用)

とまあこんな感じらしいのですが、ようするに「2日間で80キロ歩く!」という凄まじい学校行事に、男女の青春ストーリーを交えた話です。

ところで、このような「青春モノ」の映画は、普段の奇面のPなら絶対見ないタイプの映画(そもそも映画は見ないし)。それをなぜ今回見ようなんて思ったのか?

その理由は、実は私はこの“凄まじい学校行事”の体験者だからです。

「夜のピクニック」というのは、私の出身高校である、茨城県立M高校の伝統行事「歩く会」がモトになっています。となれば当然、「私が体験した実際の歩く会と映画はどう違っているか」が気になりますよね。だから1回見てみよう!と思ったわけです。

ということでここでは映画と実際の体験との違いなどについて書いてみましょう。

まず歩いた距離など。映画では80kmですが、私の頃は約72kmでした。コースについては、映画では学校を出発して学校に戻ってくる形でしたが、私の頃は3つのコースがあり、ひとつは福島の矢祭山から母校に戻ってくるコース、ひとつは母校を出発して涸沼経由で海岸に出て北のほうから母校に戻ってくるコース、そして残りのひとつは筑波のほうから母校に戻ってくるコースとなっていました。よって映画では2番目のコースをモトにしたと考えられます。そして日程。映画では1日目の午前中に出発して昼~夜と歩き続けて深夜に仮眠を2時間とり、2日目の明け方に残りの20kmを自由に歩いて(走ってもよい)到着時の順位を競うとなっていましたが、これは実際に体験したものとだいたい同じでした(違いは、出発がほぼ昼であることと、最後の自由歩行が約26kmであること)。季節はちょうど今頃だったと思います。

さて内容について。映画では「長距離を歩く極限状態のなかで青春っぽいストーリーが展開」されていましたが、実際にはそんなに青春っぽくありません(笑)。私の高校は男女共学とはいえど約8割は男子であり、その意味でほぼ男子校といってもいいくらいの雰囲気。よって男女が青春するなどといった情景は一部の生徒間での話であって、それ以外の一般的な生徒にとっては「とにかく最後まで歩く!」ことが至上命題でした。とくに私などは運動苦手の将棋部員という位置づけでしたので、「最後まで歩く!」ことの価値はとても大きなものでした。

ちなみに参考ですが、全生徒数は約1100人、そのうち完歩するのは少なくても97%以上(!)、私の順位は高1のとき800番台、高2のときは台風直撃で中止、高3では983位でした。とくに高3のときは痛む足を引きずりつつも「絶対1000番台は嫌だ!」という思いで最後の最後に走ったのでとても思い出深かったです(帰宅後布団に入って17時間寝続けて連続睡眠時間生涯記録を樹立しています)。

また、映画のなかで映されている風景は、体験者なら「あ!あそこだ!」とわかる場所が結構ありました。とくにスタート兼ゴールは母校のグラウンドでしたし、最後の急坂は実際に最後に待ち受けていた学校そばの坂ですし、桜川の土手や鹿島臨海鉄道の高架、駅南の一場面などは場所を特定できます。それ以外についても(茨城は似たような景色ばかりだし)特定できなくても「なんか見覚えあるような」景色が多かったです。

という具合で、ストーリーはしょぼかったですが、とても懐かしく思いながら見ることができました。

懐かしいといえば、映画でも実際の歩く会でも、1クラスでひとつの“のぼり”(戦国時代の合戦などで使われる旗のようなもの)をつくるのですが、高3のときのクラスの“のぼり”は私が書いたのを思い出しました。私のクラスは平凡な文でしたが、他のクラスでは「歩かん歩けんプロピレン」とか「一日一歩国木田独歩」とかの訳のわからない文もありました(笑)。

さて、ここからは「実体験者が明かす2つの“暗”」について。

まず1つ目。映画ではさっぱり描かれていませんでしたが、この歩く会で最後の苦しみとして待っているのは、実はゴール前の極限状態ではなく、「ゴールしてから家に帰るまでの苦しみ」です。そう、70キロ以上歩いてどんなに疲れていても、家には帰らなければならないのです(笑)。私を含む多くの生徒は電車やバスを利用して帰るのですが、例えば駅まで歩いたり、または電車で寝過ごさないようにがんばったり、いや~辛かったですね~。よく「家に帰るまでが遠足だ」なんて言われますが、こと歩く会に関して言えばこれが残酷なほどよく当てはまります(^^;;)

次に2つ目。私の頃の歩く会は、実は修学旅行の代わりの行事として行われていました。つまり、私の高校には修学旅行が存在しないのです(笑)。この事実については毎年「歩く会などという馬鹿げた行事のために修学旅行ができないのはおかしい!」という嘆きの言葉が聞こえてきました。しかしながら私は修学旅行が嫌いで、歩く会は楽しみにしていたという生徒なので、私にとっては好都合でした。しかし「修学旅行を体験していない」と話すと、よく「可哀想に」と言われます・・・

ちなみに今となっては、「懐かしい」と思うことはあっても「もう一度やりたい」とは断じて思いません。ただでさえ体力無の運動オンチな私です、あんなことは高校時代の体でなければ絶対不可能でしょうね・・・
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