2つの所用で大阪に逝ってきました。そして、昼食と夕食という形で
「どん」堺七道店、「どん」西田辺店
を制覇してきました。
・・・しかし、今回の遠征は、「どん」とは無関係なところで大変でした・・・
早朝の「のぞみ」に乗って大阪に。午前中のうちにメインの用事の下見を済ませて「どん」堺七道店で昼食。その後また別の用事で新大阪に。それが終わってから「どん」西田辺店で早めの夕食。そしてメインの用事を済ませるべく難波に到着・・・ここまでは問題ありませんでした。
メインの用事はだいたい18:30から21:30の予想でした。それを踏まえて帰りは23:10京都発の新宿行き深夜バスのチケットを2日前に何とか取りました(8月最後の土日ということで、大阪から東京へ行く深夜バスは数日前から満席だったためやむなく京都発に)。そしてその高速バスに乗るためには、新大阪22:24発の新快速京都行き(京都着は22:50)に乗れば大丈夫、という下調べをあらかじめしておきました。ちなみに難波から新大阪までは地下鉄御堂筋線1本で約15分。用事が多少遅れることがあっても大丈夫だろう、と思っていました。
さて、メインの用事は開始がやや遅れたあたりから、終わりも遅れそうだという雰囲気が漂い始めました。そこで一緒にいた職場のN氏やM氏(この二人は大阪で1泊)が難波発の地下鉄を調べてくれて、22:01発という列車があることが判明。それに乗るには(用事が途中でも)この場所を21:50くらいに抜け出せば間に合うと言われました。で、メインの用事が終わったのはまさしく21:50。終了後直ちに難波駅に向かい、目的の22:01の電車の発車3分前にはホームに着いて「ひと安心」と思っていました。しかし・・・
自業自得①:22:01発の電車は
新大阪まで行かず、途中駅止まりだった!
新大阪といえば大阪市内の重要な中心駅のひとつというイメージ。東京の地下鉄に慣れてしまっているPとしては、まさかそこまで行かない電車があるとは全く想像していませんでした。「自分でもっときちんと調べておけばよかった」と自業自得①に沈んでいる余裕はなく、仕方ないので次の電車で新大阪に向かいました。
次の電車は少ししてから来て、調べると新大阪着は22:21。「3分あれば間に合いそうだ」と思い、地下鉄新大阪駅のホームに到着次第、「JRのりかえ口」を目指して「とりあえず」少し真面目に走りました。しかし・・・
自業自得②:新大阪ののりかえは結構
遠かった!
目的の新快速京都行きの電車が発車するホームに着いたのは22:25。1分間に合いませんでした。もし前もって新大阪駅の構造を頭に入れておけば、旅の恥はかき捨てとばかりに
全速力でホームに向かうか、あるいはもっと早い段階で頭を切り替えて「別の方法」を見つけられたかもしれません。実はこのときまだ
「別の方法」は存在していたのですが・・・
目的の電車に行かれてしまったホームで、次の電車を調べてみると「普通」電車。新快速のスピードは特急並みだったらしく、バス発車時刻の20分も前に着くのに、6分後の普通電車では
問題外に間に合わない!どうしようか悩んでいるうちに「そうだ!京都まで
新幹線で行けば!」と気がついたのがだいたい22:30。しかし・・・
自業自得③:新幹線という手段も前もって頭に入れておくべきだった!
京都へ向かう新幹線の最終は22:30発!つまり気がついたときにはまさに発車しようとしている最中でした!もはや特急券を買って走ってもホームまでの距離からして全然間に合わないことが容易にわかり、
轟沈。しょうがないので、たぶん無理とは悟りつつも、残された手段としては最速の、22:44発の新快速京都行きに乗ることにしました。この新快速が京都に着くのは23:09。バスの発車は23:10。わずか1分では間に合わない可能性大ですが、深夜バスの発車は電車ほど正確ではないと思われるので、まだ間に合うチャンスは残っていました。しかし・・・
自業自得④:京都駅の下調べを十分にしておくべきだった!
電車がホームに着くなり、バスの乗り場もわからずとりあえず「中央改札」のほうに走り、改札の人に「すいません!深夜バス乗り場、烏丸口はどこですか?」と訊くと、
さっき走ってきた方向を指差され、「あっちの改札の方向です」との答え。
逆じゃん!
というわけで言われるがままの方向へ向かい、改札を出ると駅の案内板を発見!でもって高速バス乗り場らしきものを確認してそこに向かうと・・・
やっぱりバスはありませんでした。で、ついさっきまでそこにいたと思われる、動き出したバスを見ると「新宿行き」と書いてある。つまり・・・
最初から最短距離で向かうことが出来れば間に合っていた!
これはもう、まさしく
○| ̄|_
・・・この後は多少のショックでしばし放浪し、マンガ喫茶を発見するも「すいません満席です」、2,3箇所ホテルをまわってみるも「申し訳ありません満席です・・・」、こりゃダメだと思い、京都駅の敷地内の明るいところを見つけて、靴を枕にして寝転がって朝を待つことにしました。夏といえど熟睡するのはいろいろ危険とみて、休み休みしながら所持していた
同人系文庫本(「マリア様がみてる」のパロディー)を読み、寝たり読んだりしながら朝を待ちました。たまに歩いてみるとどうやら私と同じように駅の敷地で寝ている人もちらほら。さらに何故か徹夜をしている女性のグループまで。不思議と孤独感だけはあまり感じない長い夜を何とかやり過ごし、京都発の始発の「のぞみ」で戻ってきました。
それにしても、NJIRさんやTNKIさんの
陰謀の産物が意外にも役に立ちました。この二人に感謝(?)