それはついさっきまでの話

これまで大事にしてきたものも
「今」ちがうならポイしていく。
そんな軽やかな決意です。

観光はなんのためにあるのか〜観光まちづくり〜

2019-12-29 23:22:58 | 地方創生



【観光ってなんのためにあるのか】
https://www.youtube.com/watch?v=NF_AJdmpWwU&t=2176s

先日の一般質問で”観光まちづくり”について質問しました。50:00〜から10分間ほどなので聞いてみて。
観光客って多ければ多い方がいい。というのはすこし乱暴で
・ 市民にとっていいことでなければならんと思うし
・ わざわざ「また来たい」って観光客が思えなかったらブームが過ぎたらおしまいです。

観光まちづくり
って考え方があります。Youtubeで説明しています。
例えば、
道の駅(陸前高田の名所)に多くの観光客が訪れる。だけでは、そこで雇用されてる人のみがちょっと嬉しいだけで、市民生活がよくなったとは言えない。
これは観光業とまちづくりが分断されているケース


出展:国土交通省 観光まちづくりガイドライン

町の人が町の人のために魚屋さんをやっている。でも観光客も2割ぐらいいて、買ってくれる。
としたら、魚屋さんは家業を続けることができるし、そのエリアではお魚屋さんが残り続けるかもしれない。これは観光客が来てくれることで市民生活がよくなることだと僕は思うわけです。


そして、観光客目線に立った時に、
「また来たい!」って思える要因は、「感動体験」なんだって。
多少不満があっても感動体験があればまた来たいと思えるらしい。(旅が好きな人はわかる感覚だと思いますが)
だからこそ、大切なのは中心部(道の駅とかアバッセ)にだけ来てもらうんじゃなくて、
広田町(周辺部)とかにきてもらって、そこでフツーの生活の延長に触れてもらう
それが観光客にとっては感動体験だし、町の人にとっては観光客が来ることで生活がよくなること。

だと思います。
こういうコンセプトがあると、
目標にすべき指標も変わってくると思います。