ちょっと前のことだが、ジュニア部でこんなことがあった。
思い出すと思わず笑ってしまうような話なので、ここにご披露する。
しばらく休んでいた6年生(小さいので5年生くらいにしか見えないが・・・)のS君が久しぶりに顔を見せた。
『おゥ!!S君、久しぶりだけど、どうしちゃったんだ?』と声をかけた。
S君は高学年によくありがちな素っ気ない態度で、小指を立てた手を突き出した。
『えっ!!』
また、『これだよー、わかんねぇーかなー』って感じで更に右小指を前に突き出した。
『え・えーッ・・・。そ・それってぇーッ・・・、お・お前・・・。ま・まさかーッ・・・、カッ・カッ・か・彼女が出来たのかーッ・・・?』と思わず声に出してしまいました。
その後、本人がなんて言ったか、私も突然のことで、気が動転していて良く覚えていなかったのですが、どうやら小指を骨折して治るまで1ヶ月くらい休んでいたらしい。
その間、『まさかー、Sが・・・・・そ・そんなにもてるわけねェよなー』などと思ったのは良く覚えています。
よく見るとかすかに小指に傷跡があるようでした。
包帯とか傷のことを皆んなに聞かれて相当うんざりしていたかも知れないけど、『骨折』と一言いえば私も誤解せずに済んだのよ。
私が決してそそっかしいわけではなく、説明不足なんだよね。全く。
わ、私はこれで・・・・・!!