『三水連だより』原稿募集についてのお願い
先般行なわれた『三水連だより』(来年1月10日(木)発行予定のNo.160)の編集会議で裏面の特集が決まりました。
『新春お年玉付き歌会始め』の特集で、お題は『旅』です。
各クラブより短歌を応募してもらいます。 入選が5名、佳作(紙面に載る)は25名程度になります。
締め切りは12月20日(木)
応募された中から選考委員会(会長、理事長+三水連だよりチームメンバー)による厳正な審査の結果、好評だった作品に賞品を授与するといった趣向です。
入選作にはお年玉(賞品)を授与することを予定しています。
運悪く上位入賞しなかった作品も紙面で発表させていただきます。字数は五 七 五 七 七 となります。
つまり、平仮名で書くと ○○○○○ ○○○○○○○ ○○○○○ ○○○○○○○ ○○○○○○○となるわけです。
例えば、『サラダ記念日』の俵 万智さんのように
◆ 「この味が いいね」と君が 言ったから 七月六日は サラダ記念日
◆ 愛人で いいのと歌う 歌手がいて 言ってくれるじゃ ないのと思う
◆ たっぷりと 君に抱かれて いるような グリンのセーター 着て冬になる
◆ 潮風に 君のにおいが ふいに舞う 抱き寄せられて 貝殻になる
◆ 「嫁さんに なれよ」だなんて カンチューハイ 二本で言って しまっていいの
◆ 母の住む 国から降って くる雪の ような淋しさ 東京にいる
◆ 手紙には 愛あふれたり その愛は 消印の日の そのときの愛
◆ 万智ちゃんが ほしいと言われ 心だけ ついていきたい 花いちもんめ
◆ 我という 三百六十 五面体 ぶんぶん分裂 して飛んでゆけ
◆ 今日までに 私がついた 嘘なんて どうでもいいよと いうような海
等々といった具合です。
1月新春号です。季節感も重要なポイントになります。たくさんのご応募を期待しています。
以上
071112
『三水連だより』チーム ★☆菊地輝男★☆