4月1日新年号が決まったとき万葉集からと聞いた。私はすぐ中西進先生の名前が浮かんだ。
何故なら、まともに読んだのは中西先生のだけで後は断片的でかじった程度。1か月ぐらいかけ
て通読。かなり疲れて、大変なエネルギーを必要とした。万葉集は凄い本だ。原本はまだみつ
かっていないそうだ。平安時代は、壺の五人衆と言われた人達が写本。原本はもうないのでは?
と思う。私達の教本(公益社団法人日本詩吟学院)にも十六首載っている。有名な短歌などは
日本人ならどこかで見たり聞いたりしている。案外身近なものだと思う。今回本屋さんでは、在
庫がなくなったとか。一時的なブームだとしても、いいことだと思う。私もまた、今年一年かけ
てもう一度読もう。そしてCDも聞こう。令和の世ですもの。