La vida es un carnaval

旅と海、最近は山登りが大好き☆
人生何があったって前を向いて歩こう!新潟発☆キコのひとりごと。

足あと

2020-05-13 22:52:10 | ひとりごと

「足跡」について考えたことなかったけど。

山登りするようになってから、意識するようになったのです。

新雪だったら足跡ないとこ登りたい!って思いそうだけど、キコレベルでは辛いだけ。迷っちゃったら大変だし....

じゃあ、目の前にある知らない人の足跡についていこう、と思ったら、それも辛かった無言で「ついてくるな」、「お前なんかに登れるとこじゃない」と言われている感じがした。ほんとに。冷たい足跡。

歩幅もやな感じだし、わざわざ枝がいっぱいあるようなところを通っている感じ。ま、勝手について行って文句言っているんだけどさ。

 

でもね、あったかい足跡もあるの!

めっちゃ滑るしはまる感じの急な斜面。でもふと見つけたこの足跡、めっちゃ優しい。こっちだよー、がんばれー、もうすぐだよー、と言われている気がした。ほんとに。

.....もう、妄想が止まらない

 

山登りは人生がきゅっと詰まった感じ。一つ一つが決断の連続。めっちゃ辛いけどそれに勝るご褒美が待っている

ご褒美は道中にもいっぱい。3日前にはなかったお花が咲いていたり、雪解け水が帰りの方が見るからに勢いよく流れていて春を感じたり、下界では夏日なのにせっかく登った山頂は暴風で真冬の寒さでびっくりしたり、日本海側の斜面だけ雪があって反対側は全くなくって地図上の県境が見えたような気がしたり、雪も上を通ってくる風はひんやり冷たくて気持ち良かったり、普段はありえない”下から”の風を感じたり、太陽があるだけで冷えた身体があったまったり綺麗な写真が撮れたり、自分で作った昨日の残りごはんを美味しく感じたり...

言われてみれば普通のコトかもだけど、意外と日常では感じない感動がいっぱい。

 

どの足跡についていくのか、どんな人生にするのかは自分しだい。

辛いこといっぱいだけど、あったかい足あと見つけてついて行こ


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