お笑い草なんだ。
もっともらしい理屈をこね回して組み立てたり、積み上げたり、それで最後はやっぱり馬鹿ばか
しくなる。
ごまかしばかりだからね。
と言う訳でこの先どうしたものか、さっぱり分からない。
だから病気じゃないかと思うんだが、どうだろう」
智弘はドサリとベットに腰を下ろして唸った。
長い沈黙の後、ぼそぼそと言った。
「なら大学は休学にしろ。ずっとこのままなら退学しろ。俺はお前が病気だとは思っていない。
おやじだって同じだろう。
病気だと気付いていたら、今まで黙っているはずはないだろう。
お前は理屈屋で詭弁家だ。
今度もまた屁理屈をこねて、言い繕っているのだろう。俺の眼から見てお前は正常だよ、正常な
なまけものだよ。
無駄なことはやる必要がない。いつまでも意味も目的もないことを続けることは許されない。
お前にもプライドがあるなら、この先ずっと父や母に養ってもらえるとは思っていないだろう。
どんな生き方をするのもお前の勝手だが、最後までぷう太郎で終わるお前は見たくない。
俺の言いたいことはそれだけだ」
兄の話しはそれで終わったが、その後はそんなに簡単にはいかなかった。
母は逆上した。
もっともらしい理屈をこね回して組み立てたり、積み上げたり、それで最後はやっぱり馬鹿ばか
しくなる。
ごまかしばかりだからね。
と言う訳でこの先どうしたものか、さっぱり分からない。
だから病気じゃないかと思うんだが、どうだろう」
智弘はドサリとベットに腰を下ろして唸った。
長い沈黙の後、ぼそぼそと言った。
「なら大学は休学にしろ。ずっとこのままなら退学しろ。俺はお前が病気だとは思っていない。
おやじだって同じだろう。
病気だと気付いていたら、今まで黙っているはずはないだろう。
お前は理屈屋で詭弁家だ。
今度もまた屁理屈をこねて、言い繕っているのだろう。俺の眼から見てお前は正常だよ、正常な
なまけものだよ。
無駄なことはやる必要がない。いつまでも意味も目的もないことを続けることは許されない。
お前にもプライドがあるなら、この先ずっと父や母に養ってもらえるとは思っていないだろう。
どんな生き方をするのもお前の勝手だが、最後までぷう太郎で終わるお前は見たくない。
俺の言いたいことはそれだけだ」
兄の話しはそれで終わったが、その後はそんなに簡単にはいかなかった。
母は逆上した。