普段使いに薄型コンパクトでスタイルのよいSONYの「Cyber-shot」DSC-T200を愛用していました。お、今「さいばーしょっと」と入力して変換したら英語に変換されてびっくり(by かわせみ)(^^;
このカメラ、発売開始は2007年9月と丸4年も前、大昔のカメラですが、手ブレ補正、動画撮影、スマイルシャッターなど画期的な機能を搭載しており、お気に入りでした。
やはり使い慣れたカメラがいいし、ダイビングショップのものよりは写りもましだろうと20k円くらいでハウジングを購入、水中写真撮影にしばらく使っていました。
接写にもそれなりに強く、狙ったタイミングでシャッターが切れるというのはよい点。悪い点は、バッテリーの消耗が激しい(当時としては珍しい大画面液晶をバックパネルに搭載したのも一因でしょう)、白飛びしやすい、といったところでしょうか。
気に入ったショットもあります。お楽しみ下さい。
【撮影基本情報】
・2009/4/11 沖縄本島 水納島(みんなじま)
・SONY Cyber-shot DSC-T200(jpeg)
キンセンイシモチ(ライン型)
【6mm SS:1/40 f:3.5 ISO:640】
よい写真ではありませんが、南方の海の雰囲気は伝わると思います。XZ-1で撮りたいモチーフのひとつ。
ちなみに、このキンセンイシモチのラインは「縦帯」。横じゃない理由は、人間のように直立した時に「たて」か「よこ」の判断になるからです。
これマメな。
ハマクマノミ
【6mm SS:1/40 f:3.5 ISO:250】
ふつうの「クマノミ」との相違点は、白いライン(横縞 (^^; )が一本のところ。
フラッシュが当たり、きれいな赤に発色していますが、シャッタースピードが速ければもう少し鮮明に写ったと思います。
モンジャウミウシ
【18mm SS:1/500 f:4 ISO:100】
水中散歩も最初のうちはきれいな魚に目がいきがちですが、だんだんエビやウミウシなど、ちょっと見は地味だったり気味が悪かったりする生き物のよさが分かってきます(^^;
そういう生き物の、「かわいい」とか「きれい」とか「こんな表情するんだ」といった一瞬を、写真で切り取ることが喜びになったり。
これはそういう世界の扉を開いてくれたきっかけの一枚。
モンジャウミウシ
【18mm SS:1/500 f:4 ISO:100】
この表情、どうです?
こんなのをXZ-1のスーパーマクロモードで撮りたいですな。
ミゾレウミウシ
【6mm SS:1/30 f:3.1 ISO:200】
完全にウミウシに目覚めるきっかけになった一枚(^^;
写真を撮っている時は夢中でしたが、パソコンの画面でこの写真を見た時、その美しさに我を忘れました。
背景の岩の色が、赤系なのがポイント。
ハナビラクマノミ
【6mm SS:1/200 f:3.5 ISO:100】
ニモでそのかわいさを世界中にアピールした(カクレ)クマノミですが、実際にカワイイのは幼魚だけです(^^;
成体になると、なんかふてぶてしさがにじみ出てきますが、この写真を見れば納得してもらえるでしょう!
もう少しフラッシュの光が欲しいところですが、悪くはない写りです。
拡大してみると、背びれの透明感がきれいです。
【関連エントリ】
・沖縄の海(XZ-1との比較用)3
・沖縄の海(XZ-1との比較用、ハナミノカサゴ)2
・沖縄の海(XZ-1との比較用)
・ソフトコーラルと魚たち
・横穴の奥には(ネコザメ、ムスメウシノシタ)
・ヨスジフエダイ
・東伊豆(富戸)の魚たち
・XZ-1の水中マクロモードについて
・ミナミハコフグの赤ちゃん
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