思考実験━もう見飽きたよ━

「逆説幸福論」の現在公開されている全記事を読んだうえでの感想です

この記事にすべてを集約してやりますよ
こういったタイプのブログでは
同じ真理について
手を変え品を変え
何度も繰り返し記事にします
私はその真理をここにまとめます

１．大きさは相対的なものです
突然全てのモノの大きさが２倍になったとしても
絶対に気づくことはできません
なぜなら、今まで基準としてきた
定規の長さなども
すべて同縮尺で大きくなりますからね

２．構成要素の変化と全体の同一性
船だとか斧だとか人間だとか共和国だとか
部品の交換、細胞の交代、人の入れ替わり
どこまで同一のモノだと言えるのだろうか
境界も相対的なものだからね
人によってどこからが別物なのか変わってしまう
髪の毛の本数で何本からが禿げだとか
そういうことは明確に定義されてないんだよ
だから、分からないんだ
砂粒何個から砂山といえるのかなんて議論も無意味だね
厳密に同じ川には二度と入れないことも忘れがちだ

３．自分で自分の存在を否定できるか
第一にタイムマシン自体が原理的に不可能ですよね
速く動いている人にとっては時間が速く進む
動いてない人にとっては時間がゆっくり進む
未来へと進む速さが変わっただけで
決して過去に行くことなどできはしない
ワームホールとかいろいろ利用しても
辻褄が合わなくなるから絶対に無理
→親子の絆って素晴らしいね！←え？
もしもボックスで「もしももしもボックスがなかったらの世界」に変えられるのでしょうか？
人間は自分たちが作った原発で死ぬけどね
フグだって人工的に毒の濃度をあげてやればフグ毒で死ぬし
人間がかかわると否定できてしまうような気がする
まあ、今目の前で生きている親を殺せるのは当たり前か

４．観測されていない時の状態
私が見ていない間、君達は存在しないのではないだろうか
今観測できない過去の自分など存在しないのではないか
この宇宙が存在しているのだって我々がいるからなのでは
人間原理などという屁理屈なのですけれどもね
ばれなければ、見つかりさえしなければ
浮気だろうが万引きだろうが
やっていないのと同じだとかなんとか
ダイヤモンドは触った瞬間に硬くなるのかもしれないし
シュレーディンガーの猫が有名だよね
だるまさんが転んだの話とかもあった
消えるベットはベットである必要性が分からなかったです

５．できないことを証明することでできることが証明される
・抜き打ちテストなどできないという結論
→できないと思っているからこそ抜き打ちテストが成り立つ
・家庭教師が生徒の授業料滞納を訴えた
生徒「私が裁判で勝てば授業料は払わなくていい。
また、私が裁判で負けたのなら、あなたの授業が
授業料を払うにふさわしくない役に立たないものであったことが示されるので
授業料を払わなくていい。いずれにせよ授業料を払う必要はない」
→家庭教師「素晴らしい詭弁術だ。私の授業が役に立ったようだな」
→生徒は授業料を払うことになる
ラプラスの悪魔とかもこれにあたるかな
１０万円ゲームの話とかも苦しいことになるね

６．ジレンマと混乱
「私は嘘吐きです」という文章は絶対に間違っているし
「私は正直者です」という文章は絶対に正しい
人食いワニ「俺がこれから何をするか言い当てたらお前の子供を食わないが、不正解なら食う」
→俺「俺の子を食う」
→ワニは食うことも食わないこともできなくなってしまう
理髪師のパラドックスなども紹介されている
全能なんてありえないし、無視するとは意識するということだ

７．皆が最善を目指したり最悪を回避しようとする
目標とは裏腹に、すごくひどい結果になる
これを回避するためには
決して裏切りのない協力が必要である
これは「他人を信じられるか」という問いにまで還元される
多数の例が紹介されており、もう見たくない
お互いに気を遣うとひどい結果になりますからね

８．人間は矛盾が大好き
これは、私のブログの大前提でもある
最初は虚無(ゴキブリ)が大嫌いだったので
矛盾(アシダカグモ)に退治してもらおうという方針だった
しかし、虚無が可哀そうになってきたので
現在どうすればいいか、方向性を見失っているのだ
エコだと言いつつ大量のエコバックを買ったり
何かをしようとして、逆効果にやられてしまう
張り紙禁止の張り紙や
脇に置いてある脇見運転禁止の標識
左折禁止とこの先左折の標識の共存
言い尽くせないからね
世界はバランスをとっているのだから
善人が増えればそれだけ悪人が増える
だから善人のいない世界が一番平和なんだ
太陽光が弱くなり温度が下がります
植物の呼吸が光合成を上回り二酸化炭素濃度増加
温室効果が発動し、温度が上がります、とか
食物連鎖や種々の保存則
薬毒、医療ミスにより死亡、とか
受験後にいくら祈っても合否は変わらないというのにね
医学を細分化することで病気を増やしたり
否定されるとかえってやりたくなったり(カリギュラ効果)
みんなが頑張るから全力で走らないと
(相対的に)同じ場所にはいられないんだよ
自分の身の安全を守るためにみんなが体を鍛えて、世界が危険人物で溢れかえる
抑止力としての核がどんどん増えてしまう
寛容には不寛容に対する寛容も含まれてしまう
価値観を人に押し付けてはいけないという価値観を押し付けてくる人たちもいる
妄想は必ずどこかで現実になる、というか人間が思いつくことはなんだって可能である(タイムマシンとかも)

９．表と裏
表と裏を同時に見ることはできない
ビデオカメラを使えばできる？
その情報を信用してしまうわけだね？
コインとか表と裏だけでなく
側面があることを忘れていないかな
三次元なんだから必ず厚さがあるんだよ
これについては後で加筆修正するに違いない
もしかすると項目ごと削除されるかも

１０．本物とは何か
本物と区別できなければ本物だよ
人間的知能があるかどうかは
チャットで人間と会話させて
それがロボットであることを
人間が見抜けなければ、それは知能だ
これも見抜ける人間と見抜けない人間が出てきて
相対的な問題になるんだろうね
間主観性がどうこうって授業で習ったよ←
胡蝶の夢もこれにあたるのかな
どちらが現実(本物)か区別できないから
両方とも現実であると言うことができますね
私は蝶がみている夢であり、蝶は私がみている夢である
まあ、哲学的ゾンビは本物の人間だということになるね

約半分の内容をカバーしたつもりです
本来複数カテゴリーに入れるべきものも結構ありそうですね
後で加筆修正して
よりよいものにしていこうと思います
超重要な思考実験(マリーの部屋など)は記載しませんでした
そういうのは１テーマにつき
１つの記事で対応していきたいと思います