私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

原爆の図(その2)

2018-08-06 10:04:44 | 日記
 かって美空ひばりが熱唱した「一本の鉛筆があったら」の、広島に原子爆弾が落とされてから73年が経過した今日その記念式典が、今年も厳かに執り行われました。私も、毎年ですが、8時15分になると、テレビの画像に向かって起立して黙禱を捧げます。その実況の中で

    “過ちは二度と繰り返しません”

 と彫り込まれた石碑が何回となく画面に現れては消え、消えては現れておりました。もう73年もたっているのですが、一向に、この言葉が地球社会に実現しそうな様子は窺い知ることができません。むしろ、トランプを始め世界の為政者は、依然として、「保持することによる平和」という言葉を金科玉条のごとくに振りかざして、「原爆の近代化だ」何なて彼の世の幽霊のように足がないかのように世界中をのさばり歩き、脚が無いのですから歩くことができませんから、いざようように飛び跳ねております。
 そんな為政者に、是非、此の写真をと思うようなもう一枚の写真を持っていますので見てください。一九四五年8月6日朝8時15分其の時の広島駅での写真です。この写真の場所さえ分からなくなってしまっていますが、この写真はその時のまま時間は動いてはいません
 この写真を、今、見て、其の時の状況を説明しろと言われても、どう説明すればよいかその言葉すら見つかりません。説明なんか不要な写真です。これは誰かが、広島の人だろうとは思いますが、「二度と過ちは・・」という思いで力の限りの勇気を出してカメラのシャッターを切ったのだろうと思っています。
「あまりにも残酷すぎて見せられません。」
と言われるかもしれませんが、これぞ原爆なのです。罪も何もない親子を何の権利があって、このように無残な姿にまでして、引き離してしまわなければいけないのでしょうか。トランプに見せてあげたいですね。


             

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