お餅が好き

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宮部みゆき「ペテロの葬列」

2016年06月25日 16時16分25秒 | reading
久しぶりに宮部さん。
ソロモン以来かな。
やはりこの人は長編ですね。

本作は「誰かsonebody」「名もなき毒」に続く三部作。
でも、読んだのが前過ぎてあまり覚えてない。
読み進めるうちに少しずつ思い出してきましたが。

杉村三郎。
今多コンツェルンの娘婿。
今回はバスジャックに巻き込まれ、事件のあと
手元に届いた慰謝料について、調べて行くうちに。。。

なんだろう?読み終わったあとの不快感。
何があっても菜穂子と桃子の家族愛に
守られてきた三郎が、最後の最後に
あんなことになろうとは。

人間の醜い部分がたくさん見えたかなぁ。
これをまいまいのライブ直前に読み終わった
もんだから、せっかくの楽しいライブの前に
何してくれてんねん、って思いましたわ。

よくできた話だったけれど、内容がね。
うーん、辛い。
やっぱりハッピーエンドがいいのだ。

こうなったら、次はやっぱり有川さんかな。
まだ「三匹のおっさん」が残ってるから。
それとももう一度「阪急電車」でも読もうかな~。


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