お餅が好き

いつも感謝の気持ちを忘れずに。

宮部みゆき「魔術はささやく」

2006年10月31日 22時14分28秒 | reading


今回は3日間で一気に読みきりました。早いっしょ?
これも結構ぶ厚かったけどなんとか。

このお話は出だしから飛び降り自殺、電車への飛び込み
自殺で始まったので、気持ち悪い話なのかな?読めない
かも・・・なんて思いましたが、気付けばあっという間に
最後まで。

3つの死と主人公の男の子が巧みに絡み合って話が進んで
行くところ、相変わらずうまいな~って思いました。
守くんのちょっと冷めてるけど強いところが良かった。
そして周りには嫌なヤツもいるけど、いいヤツもいっぱい
いる。あねごがイイ!!この子よかったわぁ。
そんな人たちに囲まれつつ、守くんは父親の過去を知り
最後に悩みながら良い選択をしてくれましたね。
この話も終わり方が良かったな。
催眠術を使ったところはいまひとつだったと思うけど、
全体的にはこの本もおもしろかったです。

次は宮部はひと休みして、村上春樹へ。

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2 コメント

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早い。。 (BP)
2006-11-01 08:35:36
読むの早かったですねぇー。宮部作品に出てくる魅力的な人物って赤川次郎作品のそれに通じるものがあると思うのですよ。‥‥って前にも書いたかな??それでは、羊~の続編、ダンス×3でお楽しみ下さい。ノーベル文学賞惜しかった(?)。
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確かに (たぁ)
2006-11-01 20:10:14
>宮部作品に出てくる魅力的な人物って赤川次郎作品のそれに通じるものがあると思うのですよ。

確かにそうかもしれない。
それですんなり入って行けたのかもしんないね。
引き続きオススメ本の紹介、よろしく!
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