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言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

たかが10円、されど10円。

2011-02-18 09:40:05 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしく。


▲電線音符(?)。散歩コースの上空です。

今日のテーマは「たかが10円、されど10円」です。

今朝起きていつものように新聞を取りにいくと、入っていません。
新聞配達が忘れたようです。
すぐに電話すると、15分ほどで持ってきました。

さて、以前もこうした配達忘れがあったのですが、以前は新聞と一緒に10円も置いていきました。
その10円はもちろん電話代です。
きちんと配達されていれば、お客様が使わなくてもいい10円です。
その10円を自分たちの不手際で使わせてしまった、申し訳ないという気持ちで持ってくるわけです。

でも最近ではこのいい習慣(?)も忘れられてしまったのか、新聞屋さんも代替わりしたのか、何回かあった配達忘れの際にも持ってくるのはお詫びの言葉と新聞だけです。
たった10円でお客様の心を潤すことができるのに、とわたしは思いました。

これをあなたの商売で考えてみましょう。
もしお客様が何か聞きたいことがあってお店に電話をかけてきました。
そのお客様がそれでお店にやってきました。
そのときの応対でまず最初にあなたは10円か、もしくはそれに代わる何か記念品を差し出したとしたら。
「お客様(本当は相手の名前を呼びましょう)、先ほどはお電話をいただきましたありがとうございます。これは先ほどのお電話代(記念品なら――お電話代の代わり)です」と声をかけてみましょう。
すると、きっとお客様の心はあなたの店の素晴らしい対応に、とろける(とまではいかないにしても)かもしれません。
それでもう固定客になるはずです。
はがきのDM1枚だって切手代の50円と印刷代がかかりますが、
これは、たった10円で、固定客を一人獲得するわけです。

そんなことがあるか、なんてあなたは思って、無視しますか。
それも勝手ですが、お客様の心を開いてもらうというのはたいていの努力では足りませんが、こうしたことがきっかけで話が弾み、知らないうちにそのお客様がお店の常連になってしまっているということもあるはずです。

商いは小さなことの積み重ねです。
お客様がちょっとでも喜ぶことを重ねることで、それがいつか利益に代わっていくのです。

たかが10円、されど10円。
今どき10円では駄菓子屋さんでも、飴ひとつぐらいしか買えない価値しかありませんが、その10円を上手に利用することによって千金の値に匹敵するものに変えることができるのです。

いかがですか。


藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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