Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
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映画『龍三と七人の子分たち』

2015年04月27日 | 映画
今日は映画『龍三と七人の子分たち』を観てきました。

この作品は、北野武監督が、引退したヤクザの元組長とその子分たちの活躍をコメディタッチで描いた作品です。
北野組初参加となる藤竜也を主演に、近藤正臣、中尾彬、小野寺昭ら平均年齢72歳のベテランで実力派の俳優陣が主要キャストとして顔をそろえた。


金も居場所もなくなり、毎日くすぶった生活を送っていた元ヤクザの元組長、龍三。ある日オレオレ詐欺にひっかかってしまった龍三は、詐欺で人々を騙す若者たちを成敗しようと、昔の仲間を呼び寄せて世直しに立ち上がるストーリー。


北野武監督の作品はこれで4作目の鑑賞です。過去には映画『キッズ・リターン』(1996年)、『アキレスと亀』(2008年)、『アウトレイジ』(2010年)の3作品を観ました。
上記の3作品くらいしか観たことがないのですが、今回の作品は今までの作品にはなかったコメディ色が強い作品となっています。
大笑いするというよりも随所に小ネタが多く笑う感じです。特に藤竜也が女性用のネグリジェとハイヒールで繁華街を歩くシーンや蕎麦屋のシーンや焼鳥屋での親分を決める時のシーン(カメラワークも含めて)が中でも好きでした。
出演している俳優人もベテランで実力派ばかり。そして各キャラが個性的です。
個人的には西役で出演していた安田顕も勿論良かったんですが、西役を加瀬亮が務めていたらまた違った面白さになっていたかと思います。
ドタバタ、ハチャメチャでコメディ作として大いに楽しめる作品となっています。
今回は“北野武”というよりも“ビートたけし”の映画のように感じました。
今日は、お客さんの年齢層が高かったですがこの作品は若い世代の人が観ても楽しめる作品です。


次回は映画『王妃の館』を観に行く予定です。

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