ストロベリーショートケイクス

この映画、男子禁制でしたね。

池脇千鶴の放尿シーン？で感じました。

女の子だけに観てもらいたい映画なんだなって。

僕も少しだけ仲間に入れてください。

なあに、長居はしません。


まず、４人の女の子が出てきます。

二人ずつペアになっていて、この二組の接点はなく映画の最後に

一つにつながるという構成です。

里子（池脇千鶴）はヘヴンゲイトというデリヘルの電話番です。

特に何か目標といったものがあるようには見えません。

単なるフリーターでしょうか。

そのデリヘルで体を売っているのが秋代（中村優子）。

（おいおい、デリヘルは本番厳禁だよ！）


もう一組、岩瀬塔子がイラストレーター。

同居人のOLがちひろ（中越典子）。


里子はデリヘルの仕事を辞める日に

店長から暴行されそうになったり、

秋代は無理矢理SMプレイをさせられたり、

ちひろは恋人ができるが、相手が自分の体だけしか

求めていないのを思い知らされるし、

塔子は過食症で食べたものをみんな吐いてしまわないと

気がすまない。

それぞれが、痛々しい現実を抱えながらSTRUGGLEしている。


痛々しさに、こいつら、そのうち死んじまうんじゃないか？

と、思っていたのだが、

ちひろがラーメン屋の李君からかけられた言葉に

一点の光明を見たような気がした。

「お母さんは元気ですか？」

この親不孝娘どもめ、思いつきもしなかったんだろう？