
昨日の朝の賢パパ地方の気温がこちらで

ずいぶん暖かな朝となった。
ただ、気になるのはこの風で

天気図を見る限りではこの後更に強くなりそう。
なので、散歩は久しぶりで安倍川を目指して西の方に向かい・・・風が強くなる頃に帰って来るようにすれば帰りは追い風で背中を押してもらえる。
そんなつもりで5時45分ぐらいに部屋を出て歩き始めて

近くの川の堤防まで行った時に

この界隈で一番ののっぽビルの横から朝日が昇り始める。
ただ、既にこの時かなりの強風が吹いていたので・・・向かい風に逆らってまで西へ行くのはやめて追い風に乗って東に行くことにして早くも予定を変更します。
5分もすると黄金色の朝日がすっかり顔を出して

学生寮の自転車が風の強さを物語っている・・・ぢゃまいか。

帆掛山と梶原山の間ぐらいに山桜の花が咲いているのを眺めながら歩いて行くと

先ほどよりも風の勢いが増した気がして・・・このまま東に行って引き返して来れば帰りはかなりの向かい風なのであそこに見えている稜線を越えて反対側に下って風の来ない農道を歩いて帰る方が良いだろうと考えた。

そうなればもう「思い立ったが吉日」で・・・この登り口から稜線目指して上がって行って

海の方が見通せる場所まで来たら振り返ってみますが

逆光気味で目的のものを見つけることは出来ません。
鉄塔の多い尾根をもう少し登った所に見晴らしの良い場所があったのでもう一度港の方に目をやると

どうやらこれがこの日、入港している客船のようで

これが船首の部分だということは何となくわかる。
もっと高い所まで上がってからもっとよく見ようと思いながら歩いて行って・・・スタートから1時間と45分ぐらいで帆掛山の頂上に着いた。

そこで目にしたのはコブシと枝垂桜の競演で

「春爛漫」の表現がぴったりです。
時折吹き荒れる強風でコブシの花びらが空中を舞い

「桜吹雪」ならぬ「コブシ吹雪」を楽しませてもらって
先ほどの客船をカメラに収めてみたけど

何とも「トホホ」な一枚に終わった。
それでも咲き始めた芝桜に元気をもらって

反対側に下りて来るとそこには爆風が吹き荒れていて

大げさではなく「砂の粒子が見えるぐらい」の高濃度の黄砂で

時折目に入って来る山桜や

枝垂桜を愛でながら下りて来ると

吹き荒れる風を楽しむように「波乗り」ならぬ「風乗り」をするカラスの群れに出会って

後はおなじみのここまで降りて来たら

この風の中を帰宅して

この散歩で歩いて来た距離と時間がこちらで

中身の濃い良い散歩をして来ることが出来ました。